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概要

東京駅秋田駅の間を東北新幹線秋田新幹線田沢湖線奥羽本線大曲~秋田)経由で結ぶ新幹線列車(新幹線直行特急)。

秋田県湯沢市小野出身とされる小野小町が列車愛称の由来とされている。

歴史

1997年E3系0番台5両編成で運行開始。

運行当初は東京駅盛岡駅(1部は仙台駅)間で「やまびこ」(200系K編成(10両)もしくはE2系J編成(当時は8両の0番台)と併結していた。

速達性を持たせるために基本的に大宮から盛岡の間を仙台のみ停車する。(ただし、古川~新花巻のいずれかに停車駅のある列車は現在も存在し、この当時に関しては宇都宮・郡山・福島に停車する列車も設定されていた。)

また、1部が仙台で併結を行っていた理由としては当時は長野オリンピック用にN編成の製造を優先していたので東北向けのE2系が少なかった。その影響で仕方なく暫くは最高速度240km/hの200系が担当していたが、速達性と輸送力のバランスを考慮して仙台以南での併結としていた。しかし、併結する200系「やまびこ」が仙台以北各駅停車だったので、盛岡に急ぐ人がE3系「こまち」に集中した影響で秋田方面に乗れないとの苦情があった。

1998年にE3系が6両編成化され、1999年12月には併結相手がE2系に統一されたことで全ての「こまち」で275km/h運転が可能となる。

その後、2002年の東北新幹線八戸延伸開業により、併結相手がE2系J編成(10両)の「はやて」に変更された。更に、2011年からはE5系はやて(10両)も併結相手に加わる。

一方でE3系の経年劣化・廃車に伴い2013年E6系がデビュー(従来の定員維持のため7両編成)。

2014年までの1年間、「スーパーこまち」という速達列車が300km/h運転列車(E6系)と275km/h運転列車(E3系)の区別のために設定されていた。

2014年のE6系統一・320km/h運転開始が行われて以降、現在の定期列車は東京駅~秋田駅間に15往復、仙台駅~秋田駅間に1往復の計16往復が運転されている。

東北新幹線区間は原則「はやぶさ」(E5系もしくはH5系)と併結し、基本的にこまち単独での運転はない。(ただし、ダイヤ乱れや団体を含めた1部の臨時列車及び震災・コロナを理由とした減便ダイヤにて存在する場合もある。)

分割事故

2024年9月19日に、古川~仙台間にて「はやぶさ・こまち6号」の走行中に連結部分が外れ分割するトラブルが発生し緊急停止。運転見合せとなる事態となった。

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こまち(列車)
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