概要
初登場は『ドラゴンクエストⅤ』。
貝殻帽子をかぶり、青い服を着た老魔法使いの人型モンスター。
その名の通り呪文詠唱が得意で、「ベギラマ」や「ベホイミ」を使う。
なお、「じじい」というのは老人を罵倒する用語であるが、ドラクエシリーズでは特に規制されることなく使われている。
一方で、ばばあはアウトだったようで、『テリーのワンダーランド』のババーガールがリメイク版でバニーおばばに変更されている例がある。
『ドラゴンクエストⅪ』では強化種の「まほうじじい・邪」も登場する。そちらは「ベギラマ」が「ベギラゴン」に強化されている。ただ、3Dモードでは雨天時の海上でしか出会えないため、モンスター図鑑コンプリートの障害の1つとされている。
同系統のモンスター
通常モンスター
初登場は同じく『ドラゴンクエストⅤ』。海底を住処にしている老魔法使い。服の色は赤紫色。
通常攻撃以外にも、「ヒャダルコ」や「バギマ」といった呪文を使うほか、「いなずま」も使ってくる。
『ドラゴンクエストⅪ』のネルセンの迷宮では強化種の「ネーレウス・強」も登場する。
ちなみに元ネタと名前の由来は、ギリシャ神話における海の神様の一柱。まほうじじい系統の中では唯一マトモな種族名と言える。
仲間としての性能
『ドラゴンクエストⅤ』では仲間にできるモンスターの一種であり、名前は1匹目から順に「ネレウス」「アジャパ」「ジンジ」「うみじじ」。
初期Lv3で「ヒャダルコ」「バギマ」を習得済み、最大Lv50まで育てられ、「マホカンタ」「ルーラ」「ラリホー」「ザオラル」「マヒャド」「バギクロス」「いなずま」を習得していく。敵だったころは普通に使ってきた「いなずま」は加入時になぜか忘れてしまい、思い出すまでに膨大な経験値を必要とする。
『ドラゴンクエストⅪ』で初登場した、この系統の最上位種。服の色は赤。名前の通り「ハッスルダンス」を多用してくる。そのインパクトのあるネーミングはベロニカから「すごい名前ね」と評された。
ボスモンスター
- ハッスルじじい・邪
邪神復活後に登場する、上記のハッスルじじいの強化種。プチャラオ村の人々(特に若い男性陣)を集めてハッスルダンスを永遠に踊らせていた。『ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めてS』での声優は千葉繁が務める(サマディー王と兼任)。
バギクロス、メラガイアーなど一流の呪文を使い、さそうおどり、ハッスルダンスなどの厄介な特技も使ってくる。ハッスルダンスは回復するだけでなく、仲間をゾーン状態にする特別仕様になっている。
途中から仲間を呼び出し、いなずまビリー、デビルメビウス、ニズゼナイト、テンタコルスが加わる。
- 転生大王
ニンテンドー3DS版『ドラゴンクエストⅪ』または『ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めてS』の冒険の書の世界に登場するボス。何度転生してもネーレウスになってしまうため、嫌がらせで「神々の間」をめちゃめちゃにしてしまった。「何度転生してもネーレウスになってしまう"ネーレウス"」と図鑑説明にはあるが、グラフィックはまほうじじいのものが使われている。
「ステテコダンス」を使うほか、マーマンやブチュチュンパを呼び出す。