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ゆたぼん

ゆたぼん

「はいさいまいど!少年革命家のゆたぼんですっ!」(メイン画像、麦わら帽子被ってる人物)
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プロフィール編集

性別男性
誕生日2008年12月12日
本名中村 逞珂(なかむら ゆたか)
出身地大阪府枚方市(現在は沖縄県在住)
身長非公表(本人曰く「ちっちゃい」)
特技体を動かすこと
好きなもの大物YouTuberとコラボすること
嫌いなもの先生に指導されること


概要編集

沖縄在住のYouTuber。「少年革命家」を自称する。「ゆたん」が正確な表記。

チャンネル創設時点では小学生で、2021年4月に中学校に入学(※)した。2021年4月時点での登録者数は約13万人。麦わら帽子がトレードマーク。


2019年5月に、YouTubeでの活動が琉球新報にて取り上げられ、記事および動画でされていた「不登校は不幸じゃない!」という主張や本人が現役小学生であったこと、チャンネル内容や父親の言動などがインターネット上で大きな話題となる。またこれについて、多数の著名人が意見を出すなど賛否両論の事態となった。大きく注目されたことで、チャンネル登録者数・視聴回数は爆発的に増え、YouTuberとしての活動がさらに活発になる。


動画では歌を歌ったり、お笑いをしてみたりといった内容のほか、活動が活発になってからは有名YouTuberとのコラボなども頻繁に行っている。


※地元の中学校に進学したが、不登校は続けると動画内で発言している。フリースクールなどへの登校はしていないようであるが、「スタディサプリ」を利用した自宅学習を行なっていることを彼の父が言及している。


人物・性格編集

5人姉弟の長男(第二子)。

動画内から受け取れる性格としては、年齢相応に幼く感情的かつ衝動的。明るく元気。はっきりとした態度。子ども特有の万能感と自身の持つ才能が釣り合っておらず、それを改善する努力も見えないが「子どもだから」と許されていると見る視聴者もいる。


思想としては、学歴より収入を重視する。彼曰く「学校は理不尽なルールを押し付ける場所、不登校は学校を疑い自由に生きる道」。また彼の「これから」に寄り添い、(やんわりと)アドバイスをする視聴者もいたが、一部のアドバイスについては「アンチ」と過剰に反応する様子も見られた。


これらの思想については父・中村幸也(後述)の影響が大きく、親子講演会を開催しているほか、YouTubeの動画でも父親の協力を得ていることがわかる。


また、本人は「アンチは誹謗中傷をやめろ」と言っているが、当の本人、ないし父親がアンチ、批判者を侮辱したり、コメント欄などでアンチに対する侮辱行為や過剰な呼びかけを行う悪質な支持者を野放しにしていたりといった問題点が批判されている。


不登校となった経緯編集

大阪の学校に通っていた小学3年生の一学期頃、宿題をやってこなかったことで先生と話し合いになり、「もうやらなくていい」と言われた。

しかし、次の日登校すると休み時間に宿題をやらされた。その上、先生は叩いたのに叩いてないと嘘をついた。

放課後、同級生の遊びに参加すると、「宿題をやってないから」と追い出された。

ここで、周りの子供達が「親や先生の言うことをハイハイ聞くロボット」に見え、自分はこうなりたくないと思い不登校となったという。


その後、2018年に家族で沖縄に移住。沖縄の学校でもたまに顔を出す程度で不登校を続けており、2019年6月には「久しぶりに登校し、給食を食べて授業を受けてきた」ことを公表している。


※ただし、これはあくまで本人の言い分である。大阪時代を含めた学校側の見解は明かされていない。


小学校卒業後編集

2021年3月に小学校を卒業。

YouTube上での活動を把握している学校から、「髪を染めているなら卒業式には出席させられない」と連絡があったが、本人もわざわざ髪を染め直すほど学校に思い入れがないと考え、卒業式に出席することを拒否する。これについて、「権威に縛られたくなかった」という旨の発言をしている。

その後、校長室で一人卒業証書を受け取るが、翌日卒業証書を引き裂く動画を投稿。大きな批判を呼ぶ。


その後の動画で、「中学校に入学したが、不登校は継続する」「勉強はスタディサプリでやりたい時にやる」という内容の発言を行っている。


動画にまつわるエピソード編集

  • 小学校で学ぶはずの基礎知識が抜けている代わりに、コラボ相手のはなお・でんがんからは数学年先の知識を授けられた。
  • にじさんじバーチャルライバー文野環から、(にじさんじ運営に無断で)配信ゲストに呼ばれた。彼女の自由気ままな配信スタイルから、「ゆたぼんの方が大人」と言われる始末であった。また、運営に無断であったことや「配信が終了してから小学5年生だとわかった」という発言(コラボ相手への調査不足)などが一部で批判された。
  • 「鬼ごっこで父親を捕まえた」という趣旨のネタを出したが、動画のタイトル・サムネのせいで「逮捕されたのか?」と勘違いした視聴者が多かった。本人は視聴者に対しゆゆうたネタで煽っていた
    • これがゆゆうた本人の目に留まり、約1年後の2021年3月、ゆゆうた側からのオファーでコラボが実現。

学習の現状について編集

先述の通り、小学3年生から不登校となり、中学入学後もそれを続けている。当然、学習が十分に行われているとは考えにくく、心配する視聴者も多かった。


2021年4月23日、父親と国会を訪れ、「NHK受信料を支払わない方法を教える党」(NHK党、旧:N国党)の定例記者会見を一般傍聴者として見学していたが、立花孝志党首から誘われて飛び入り登壇。いくつかの質問に答えたあと、自身の学習について次のように述べた。


「学科の勉強については、スタディサプリ(リクルートが運営する、塾講師による授業動画を利用した通信教育サービス)を利用している。勉強したい時にする、やりたい時にやった方が身につくと考えている。」(要約)


また、その前日(22日)には、父親の中村幸也がAbema Prime(ABEMAにおける討論番組)に出演。ここで「YouTubeとスタディサプリで勉強している」「将来のために強制的に勉強をさせて“保険”をかけておくようなやり方よりは、本人がやりたいことに対して機会を提供して伸ばしてあげたいし、その方が伸びると思う」と述べている。


ただし、スタディサプリ以外での学習が十分に行われているかは依然不明である。また、全国統一小学生テストセンターリサーチなどを受験した形跡は動画やSNSからは確認できず、同じ学年の子供たちと比べた時の相対的な学習の評価がなされているわけではない。


2021年10月現在、在籍学年である中学一年生相当におけるゆたぼん本人の学力レベルがわかるような動画などは投稿されていない。


また、学校とは学科の勉強以外にも(集団生活における)社会性や協調性を学ぶ場であり、同世代の友人との交流が多いとは考えにくいゆたぼんがどのように社会性を学んでいるのかには疑問が残る。


先述のAbema Primeでは、番組司会を務める平石直之アナウンサー(テレビ朝日)が「親としては、学校に行くことで“社会が育ててくれているんだ”という安心感もあると思う。仮に行かなくなったとして、学校と同じ教育や様々な体験、そこで身につく社会性を自分が与えてあげられるのか、不安になるのではないか」と指摘している。

これに対し中村氏は「(自分が学生だった頃は『学校がすべてだから行け』と親に無理やり行かされていた子供が多かった、と振り返りながら)確かに楽しく学べるのであれば、そこで得られるものもたくさんあるとも思う。しかし嫌がっている中で強制的に行かせたとしても、得られるものはそんなにないのではないか」、「実際、思い出も全然ないし、友達もできなかったし、という大人もいるはずだ。それなら学校に行かないという選択をするのも一つの生き方ではないか」、「ゆたぼんは不登校の子どもたちを集めてお泊まり会を開催したり、YouTuberと交流を深めたりしている」とコメントしている。


さらにこれに対し、番組に出演していたEXITの兼近大樹は「(自身もほとんど学校に行かなかったことを明らかにしつつ)ゆたぼんに『行け』とは言えない。自分も行かなかったことでみんなとは違う人間になれたと思う。(中略)ゆたぼんはこのままだとみんなが過ごした小学校の時間を知らないし、このままでは中学校の時間も知らないことになる。でも、それを知ることが、大人になって色んな仕事で優位に立つためのカギになる。だから絶対に学校に行けとは言わないが、学校を知っておいた方がいい。その上で、“みんなはそっちなんだね、素晴らしいな”と思えれば最高だ」とコメントしている。


ABEMA TIMESの記事


誹謗中傷者を訴えた裁判の過程で、週の半分以上は学校に通っていることが判明した。参照このため、初期に売りにしていた「不登校」なのではなく「普段は毎日学校に通い、仕事(YouTubeの撮影など)がある時や本人の気分が向かないときは休んでいる」という、ごく普通の就学状況ではないのか、という指摘もある。


2021年末に「47都道府県をまわり、不登校の子やその親御さんたちと直接会ったり、いろんな人たちと会って学びながら、多くの人たちに元気と勇気を与えたい」として、「スタディ号」と名付けたトラックでの全国周遊を企画、クラウドファンディングで車両購入費や活動のための費用を募った。当初は2022年4月からのスタートの予定であったが、YouTubeの活動や格闘技イベントなどへの参加もあり7月にずれ込む形でスタートしている。

しかし、このクラウドファンディングについて、出資者から「移動の長期的なスケジュールが出資者に対して周知されていない」「そもそもの出発がずれている上、面会希望者に対しての訪問を知らせる連絡も急であるため予定が合わせられない」「メッセージが高圧的、攻撃的」などの告発がされている。

さらに未成年のゆたぼんが(大人と同伴の上とはいえ)深夜遅くまで出歩いていることや、ゲームセンターに行く、髪を染めるなど、遊び目的と見られる行動が目立つといった問題点も指摘されている。新型コロナウイルス感染症が流行している中全国を移動し、(撮影のためというのもあるが)ノーマスクで過ごしていることも多いといった点も問題視されている。


またこうした身体と名誉を張った行動を繰り返しているにもかかわらず、彼の行動はネットメディアが大々的に取り上げて大衆からやいのやいの言われるというパターンに陥っており、ゆたぼん自身のチャンネルの動画登録者数・再生数の伸びは知名度や話題性の高さの割には低調である。


父・中村幸也について編集

先述の通り、ゆたぼんの思想は父親である中村幸也からの影響が大きい。


幸也本人は自身の経歴について、以下のように説明している(公式プロフィールを要約)。

中学時代は「ヤンチャ」で、中学卒業後は進学せず就職したがどれも長続きしなかった。のちに暴走族に入って副総長の地位に上り詰め、犯罪行為にも平然と手を染めるほどであった。しかし、うつ病になったことを機に地元を離れ転職し、更生。その後独学で心理学を学びカウンセラーとなった。


幸也は「心理カウンセラー」を自称しているが、公認心理士(国家資格)や、臨床心理士(内閣府が認可した公益法人が認定している、半官半民という立ち位置の資格)のような正式な資格を取得してはおらず、民間団体(日本メンタルヘルス協会)が独自に開催したセミナーを短期間受講したのみである。また、大学・大学院などで心理学を修めたわけでもないため、その知識や名称の正当性には疑問が残る。


Twitterやブログの記事からは、心屋仁之助(心理カウンセラー。ただし、幸也と同じく公認心理士や臨床心理士などではなく、民間団体のセミナーを受講しただけ)や西野亮廣(キングコング)に心酔していることがわかる。また、西野の講演会に家族でスタッフとして参加したことをブログで公表している。

だが、肝心の西野からは(一連の騒動後に公開された)『毎週キングコング』の動画内で「知らーん!」と関係を明確に否定されている。


このほか、幸也は堀江貴文の著書『バカは最強の法則』を読み、「この本を読んで僕もまだまだ『バカが突き抜け切れていない』と思った。もっとリスクを恐れずに自分の足で行動し、三振を恐れないバカになろう。そして邪魔なプライドは全部捨てて、やりたい事を好きなようにやっていく!そういう『バカ』で僕はありたい」と感化されたことを明かしている。ゆたぼんも2022年2月に「後先考えずに夢中になること、そのものが素晴らしいことであると考えなきゃ」という堀江のツイートを引用した上で、「ほんまにホリエモンの言う通りや!」などと絶賛していた。


しかし、堀江は2022年11月3日に自身が手掛ける配信サービス「ZATSUDAN」のYouTubeチャンネル内での茂木健一郎との対談でゆたぼんについて以下のように言及している。


別に興味ないです。なんであの人が、そんなにみんなに注目されてるのかが、まず理解できないです

若いだけで注目されてるやつって価値ないと思ってて。あいつ多分若いだけで注目されてるやつじゃないですか。ゆたぼんが例えば今25歳だとしたら、別にバカなやつじゃないですか。何にもカスリもしないようなやつじゃないですか、正直

僕はだから基本的にこの人がどういう人物なのかっていうのを、考えているんですね、いつも。だから若いだけで注目されてるやつっていうのは、分かるんです。浅いなーとか、アホだなーとか。なので僕はあんまりすごい全然、全然こう注目しないというか

消えていきますよ、だから。めちゃくちゃ若いっていう付加価値だけで生きてる人って。今まで何人もそういうヤツを見てきたんで


幸也は普段からTwitterなどでの過激な発言……というか、自分たちに否定的なツイートに対して、「アホ」や「カス」などの直接的な罵倒を織り交ぜた暴言で猛然と反抗(例:ゆたぼんに否定的な言及をしたツイートに「匿名でしか書き込めないカス」と返信。これに対し「口悪いカス扱いする心理カウンセラー初めて見た」と返信を受け、さらに「消えろ、カス」と返信)する姿勢や態度を取っており、これに対する批判や非難も多い。また動画内の様子や活動方針から、「周りの子供達が親の言うことを聞くロボットに見えた」ゆたぼんが、「父親の言うことを聞くだけのロボット」になっているのではと心配する意見もある。

もっとも、幸也は2022年に入ってからは他者のツイートの引用しつつその揚げ足を取って噛みつく態度をあらわにしており、炎上を狙う節が顕著になっているのも確かではある。ゆたぼんもそれに倣っているところから、「親が親なら子も子」「蛙の子は蛙」と言ったところだろうか。


特に、先述の卒業式から中学校入学、不登校宣言の一連の流れについては、保護者が教育を受けさせる義務(義務教育)に反するものではないかという批判が多い。具体例として、西村博之(ひろゆき)は「子供に教育を受けさせる義務を放棄してる親には罰則が必要だと思います。」とTwitter上で言及している。

それに対する反論として幸也は「義務教育の意味を理解してないアホがなんか言ってら。子どもが学校に行かないからと言って親は教育を受けさせる義務を放棄してるわけではない。それに通信制じゃなく家庭内で教育を受けされることはできるし、そもそも我が家はホームスクーリングだってずっと言ってるしな。」と投稿している(なお、ホームスクーリングの指すところは、YouTubeの学習動画およびスタディサプリであることをのちに発言している)。

実際に、「保護者が学校に通える環境を用意したが、本人の意思で通っていない(不登校)」事態そのものは、教育を受けさせる義務を放棄しているというわけではない。


発言について心証がかなり悪く受け止められているのか、西村からは「発言の資格を言い出すと、彼の父親は『恐喝、窃盗、傷害、暴走、喧嘩、シンナー、麻薬、覚醒剤』に手を出した事を自白した犯罪者なので『逃げるな!刑務所に行け!』と父親に言うべき」とツイートされるほど(※文中で言及されているのは、中村幸也が実際に犯したと公言している犯罪。ただし西村自身も裁判所の賠償金支払い命令から逃れた過去がある)。


なお、琉球新報にて取り上げられたのは、実際には幸也による売り込みによるものであったことがあるYouTuberの取材により発覚している。そのYouTuberとはなんとへずまりゅうであり、彼とはのちにコラボ動画を撮影。ゆたぼんからは「友達」と呼ばれている。


2021年10月には、幸也が衆院選にNHK党公認で沖縄2区から出馬することを表明。

選挙ポスターには息子のゆたぼんと一緒に写ったが、ぶっちぎりの最下位で大惨敗(なんと、三位で落選した候補の5分の1弱の3,053票しか得られなかった)

また、先述のへずまりゅうも9月に参院山口補選にNHK党所属として出馬したが、同じくぶっちぎりの最下位で落選している。


関連動画編集


関連イラスト編集

びびぼんゆゆうた兄貴 with ねぇ今どんな気持ち?オールスター


関連リンク編集


関連タグ編集

YouTuber YouTube 不登校 登校拒否


コラボしたYouTuberなど

はなお 文野環 スカイピース へずまりゅう 朝倉未来 立花孝志 ゆゆうた 茂木健一郎 青汁王子(三崎優太)



























今日から僕は生まれ変わりましたのやで!これから毎日休まずに学校に行って、宿題もやるのやで!人生は冒険やなくて、安定なのやで!さぁ学校へ行って人生は勉強や!(ツイート)




そう、このツイートを見たらわかるように2023年の3月3日、突然変わったのである

その上、過去のツイートが残っているので偽物の垢でもなく、本人のアカウントである。

本人曰く「YouTubeなんかやめて今日から毎日学校に行って勉強して革命を起こせるように頑張りますやで!」とのこと。

日々のツイートの内容も一変し、自撮り等の写真の投稿をしなくなり四字熟語やことわざ、古語を交えた文章や豆知識、「人生は勉強や!」の一言を添えるようになった


真相?編集


この件について、等の本人は「乗っ取られた」と発表。


「このままで済ますつもりはないし、捲土重来を果たすから、オレのことを応援してくれている皆さん!楽しみに待っといてや! ニセモノはわざとこんな風に四字熟語を多用しているだけで、こんなんググったらすぐに出てくるし、誰にでもできることやねんな!なのに、そんなツイートに乗せられて『凄い!凄い!』って言ってる奴らが一番アホやねんけど」と答えた(Yahooニュースより)。


今まではその姿勢を見せなかったのが問題ともいえるが。


この乗っ取り以降、乗っ取られた本垢のフォロワー数が急激に伸び出し、コメントも絶賛の声が多数


だが、2023年の4月14日、どうやら乗っ取りを行った者の方に警察が来た模様。その為乗っ取り事件は終焉を迎えた。


良くも悪くも影響を大きく与えた一件と言えただろう。

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