概要
大阪大学基礎工学部電子物理科学科卒業。頭脳派(理系)のYouTuberだが、文系でも楽しめる理系動画や茶番動画をメインに、大学の同期で相方のでんがん氏と共に動画投稿を行っている。
メインチャンネルの登録者数は2022年8月16日現在で174万人。自らのことを「陰キャ」「コミュ障」と称し、理系男子という特徴とかみ合わせてキャラを売りだしている。
また、同じ関西出身のYouTuberであるヒカルとも親交があり、たびたびコラボしたり動画内でネタにしたりしている。
頭脳派という意味では、東大生で構成されているQuizKnockや、横浜国立大学出身のゆきりぬとのコラボが多い。
- 2020年1月末をもってチャンネル終了を宣言した。しかしその実態は2月からチャンネル名が「はなお」から「はなおでんがん」へ変わるという事実上のリニューアルだった。(「はなお」というチャンネル名が終了したのは事実だが)
- 2020年にはファッションブランド『エデンエレン』を立ち上げ、そちらは本名の平沢で運営すると発表した。
- 2021年4月、長らく在籍していたYouTuber事務所・UUUMを退所し、フリーとなった。
代表的な企画
【理系が検証してみた企画】
理系注文
大学の学祭に潜入し、現地の店員に対して高校数学のハイレベルな計算を要する理系風注文をして難なく応対できるかどうかを問う。
東京大学の五月祭を訪問した際には、最後に寄った店で(数学的な意味で)少し注文をミスった後に、そこを付け込まれ理科Ⅲ類の学生によるマウント返しという思わぬ仕返しをくらった。
なお、大阪大学の場合は返り討ちは免れたが、はなお・でんがんがどちらも阪大出身ということもあって当時から知名度は高く、かなりのファンが押しかけてきていた。
新旧プリキュアの力量計算
プリキュアオールスターズNewStageの船を止めるシーンから新旧プリキュアの力の差を映像内から分析・計算して割り出す。
最初暴走する船を8人(スイートプリキュア4名とスマイルプリキュアのキュアピース除く4人)で止めたが敵に弾き飛ばされた。そのあと、キュアブラック、キュアホワイト、シャイニールミナスの3人が一瞬で止めた。
これらを計算した結果、旧プリキュアひとりあたりの力量が新プリキュアひとりあたりに比べて20688倍という結果になった。
松岡修造の熱量計算
暑すぎる男・松岡修造が海外に遠征すると、日本の気温が下がり訪問した国の気温が上がってしまうという現象を数学的観点から解明する。
YouTuberが称する「奇跡」の確率計算
HIKAKINやマックスむらいなど、人気YouTuberが動画で「奇跡」と言っているのは本当に奇跡なのかどうか、その動画で奇跡とされている事象が起こる確率を計算する。
なお、奇跡と判定される基準ははじめしゃちょーの「エクゾディアカード5枚が初手で手札に来る確率」であり、なんと1/658008。
何時何分何秒何周地球が回ったときなのか計算
小学生が言いがちな「それ何時何分何秒、何周地球が回ったときィ~?」という揶揄に対して、実際に計算することでマジレス論破していこうという内容。
甲子園の砂は今まで何キロ持ち帰られたのか計算
甲子園球児一人につき1キロの砂を持ち帰ると仮定して、開催年数・選手の数・出場校数のデータから計算する。
どの言葉も結局はビッグバンに帰着する説
どんな言葉でも、辞書を辿ればビッグバンに帰着するのではないかという検証。
【積分サークル新歓・入部テスト】
2016年、大阪大学内で積分に興味のある学生を集める為に行われた試験。
全部で3問あるが、
1問目:「積分とは何か?」と哲学的なものが求められる問いに。(20点)
2問目:友蔵の頭の体積を提示された条件から求める。(40点)
3問目:波平が自由落下するので、提示された条件から求める。(40点)
と国民的アニメのキャラクターを使った高校程度の理系学力が求められるネタ問題だった。
【ドッキリ系】
東京から帰省してきた友人達を即刻東京に送り返すドッキリ
お盆休みに東京から大阪に帰省してきた大学の同期メンバーを車で家まで送るフリをして、そのまま高速道路に乗り東京に戻るドッキリ。
【名探偵コナン関連】
犯人のアホすぎる殺害理由当てろ選手権
とにかくコナンに出てきそうな(?)犯人のアホな犯行動機言いまくろう企画。参加者からは、「『カートに入れる』を勝手に押された」「名前が長すぎてセンター試験の名前欄のアルファベット足りない」などが挙がった。
天国へのカウントダウンの終盤で灰原哀が見せた高度な計算の暗唱*に挑戦する灰原哀選手権
プレゼンテーションで作られたコナンのエピソード資料から、事件を相談しながら解決する。
【天才児しょーちゃん関連】
はなおの甥であるしょーちゃん(初登場は2歳)が、幼児には無理難題なことに挑む検証企画。
3歳キッズに微分の授業してみた
検証当時、3歳だったしょーちゃんに微分を教えてみようという企画。しょーちゃんの大好きなこの男を例に出すと、できてしまった場面もあった。
語彙力最強3歳児が録音した音声だけでピザ注文
しょーちゃんが読み上げた録音音声だけでピザを注文できるかという検証企画。明らかに幼い声である注文主に、当初こそ電話の向こうの担当者も戸惑っていたが……?
……などなど、目の付け所がニッチな企画が多い。
関連動画
外部リンク
- はなお氏のTwitterアカウント
- でんがん氏のTwitterアカウント
- Instagramアカウント
- YouTubeメインチャンネル「はなおでんがん」
- YouTubeサブチャンネル「はなおのすみっこ.」
- YouTubeチャンネル「日常でんがん」
関連タグ
伊沢拓司…QuizKnockのリーダーでコラボする事の多いライバル。
ゆきりぬ…コラボする事の多いYouTuber。ドッキリ企画での出演多し。
ヨビノリたくみ…こちらもコラボの多いYouTuber。ヨビノリ側の動画に出る際はでんがんの方が出演頻度が多い。
ヒカル…同じ関西出身のYouTuberということで、コラボの頻度がそこそこ高い。
補足
「はなお」氏本人は大阪大学在籍中に「積分サークル」を設立。「日本一需要のないサークル」というコンセプトであったが、その後後輩たちの手によって、大学のサークルぐるみで2018年よりYouTuber活動を行っている。
また、「積分サークル」のメンバーの一部は、「はなお」氏のサブチャンネル「株式会社ほえい」の運営・企画に関わっている。
なお、「株式会社ほえい」のメンバーは以下の通りである。
「はなお」
「でんがん」
「マコ」(はなお、半田、ラザールの後輩)
「ノラ」(でんがんの以前の職場での同僚)
「みさみさ」(でんがんの先輩)
「キム」「すん」「わが」(積分サークルのメンバー)
「のえりん」(積分サークルの元メンバー)
また、UUUM脱退後のはなおでんがんchの動画の概要欄には、キム、すん、わが以外の積サーメンバーのTwitterリンクも貼られている