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注意

この項目では『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のアフロディーテについて説明します。ギリシャ神話においてはこちらを参照。

概要

CV:大久保瑠美

迷宮都市オラリオの外で活動している【アフロディーテ・ファミリア】の主神で、美の女神。メイルストラという歌劇の国に本拠を置いている。

本編ではまだ登場していないが、劇場版特典小説にて初登場し、外伝でもカーリーの口から名前のみ登場している。

メモリア・フレーゼ』の4周年偉大英雄譚「アエデス・ウェスタ」にて、本格的に登場。

バトル・クロニクル』の1周年記念「歌劇謳うハルモニア」イベントにも登場する等、重要な局面で登場することが多い。

ヘスティアアルテミスアテナとは同郷の間柄で、『三大処女神』である彼女達によくちょっかいを出しており、特にアルテミスとは犬猿の仲だった(なお、彼女を怒らせた結果、弓で尻を射られたらしい)。ちなみにお堅いアルテミス、アテナはともかくヘスティアは本人の中では許容範囲内だったらしい(ただし、彼女の大きい胸には嫉妬している)。

神々からのあだ名は「アフロさん」。

神物像

フレイヤイシュタル同様に美の女神だけあって非常に美しい容姿だが、格好に関しては布と紐の衣装であるヘスティアよりも更に際どく、全裸に必要最低限の布しか纏っていないという感じである。

一方、性格に関しては非常に高慢ちきで、それに反してヘタレかつ小者感が強いポンコツなど、色々と残念な性格。アルテミスやアテナにちょっかいを出しては返り討ちに遭っていたため、雑魚キャラ扱いされていたという。

その上、フレイヤと違って『魅力』を平然とまき散らす為にタチが悪く、劇中では『オリンピア』の兵士達やサンジョウノ・春姫ヤマト・命が魅了の餌食にされた。

しかし、頭があまり良くない結果、後先考えないノープランなやり方が目立ち、以前も魅了で周囲に迷惑をかけた結果、あの「最強最悪(クレイジーサイコ)」・「超絶残虐破壊衝動女(ハイパーウルトラヒステリー)」で有名なヘラ様の逆鱗に触れてしまったらしく、ドチャクソにキレた彼女から最終警告(という名の殺害予告)されたらしい(あまりの凄まじさに、眷族達もチビる程に怖い思いをしたとの事)。

だが、『愛』や『恋』に対しては非常に真摯に向き合っており、意外に物事を冷徹に見据えるなど掴み所の無い面もある。

天界にいた頃、ヘファイストス恋人の間柄だったのだが、浮気して彼女を怒らせたことで、今では会うだけで怯えるほどトラウマになっている。

下界では、オラリオ外で【アフロディーテ・ファミリア】を立ち上げ、魅了で美男美女の団員を集めるが、まるでホストクラブみたいな集団となっており、実力も大して強くなくベル・クラネル一人にやられるほど(ちなみにベルのレベルは3か4)。ダンジョンのない都市外で活動している為、当然と言えば当然か..。

「メイルストラに来たら相手をする」…と言ったものの全然来なかった為、2022年のクリスマスイベント『勇士達の太神楽(ヴァルハラ・パニック)』で、自身からオラリオに参上した。結構かまってちゃんである。

同じ美を司るだけあって、故郷の異なるフレイヤとも顔見知りであり、それ故にシル・フローヴァの正体についても即座に見破っている。ちなみに、フレイヤの眷族達からは「(フレイヤと同じ)『美の神』とは認めない」といった様子で、露骨に嫌悪されていた。

作中での活躍

【アルテミス・ファミリア】の情報を耳にし、わざわざ遠路をしてまでファミリアを率いて彼女に会いに来た。アルテミスには『愛』についてしつこく語っていたが、それは彼女に『恋』の素晴らしさを知ってもらいたかったかららしく、物語の最後にアルテミスに起こった事を悟った時は涙を流した。

目的の為なら手段を選ばないことを公言しており、アルテミスが守った下界を守るためならば犠牲を問わない。

『メモリア・フレーゼ』では、前日譚でヘルメスが自分の元へ訪れた時にベル・クラネルの話題を聞くという役回りで登場。

アルテミスと関りのあるベルに何らかの強い感情を抱いてるようで、実際に旧知の間柄であるヘルメスに尋ねた際は、憎しみが籠っているかの様な恐ろしく冷たい口調で、「アルテミスを殺したのはベル・クラネルなの?」と尋ねている。さらには、経緯はどうであれアルテミスを殺したベルのことを「大罪人(オリオン)」と呼んでおり、報いを受けさせなければならないと穏やかではない決意を抱いていた。

……が、肝心のベルの容姿を(一番の特徴である白髪ですら)知らないみたいで、『オリンピア』で目の前にいたにもかかわらず、気付いていなかった。ついでに魅了されないことを「自分の美しさもわからない可哀そうな子」扱いをしていた。

劇中では、【プロメテウス教団】以外では立ち入れないはずの『オリンピア』に何故か侵入しており、門の前に現れては『魅了』を振りまいたり眷族達を暴れさせたりしていた。だが、ベルに眷族達を圧倒され、ヘスティアを人質に取ろうとしたが、ヘファイストスが現れたことで戦意喪失し、退散した。

しかし、『魅了』を全開にし乗っ取っておらず、『オリンピア』の人々を「燃え滓」扱いするなど『オリンピア』の現状に何らかの知識を持ってるようだが…?

第2部では、外部と出入りする役割を持つ【プロメテウス教団】の『連絡要員』の人間を魅了して侵入していたことが判明。また、オリンピアから逃亡した人間を、拠点にしている小さな島に保護していたことも判明する。ベルに対しては思うところがあったようだが、彼の事については次代を担う英雄であることを認めており、命をどうこうするつもりはない…のだが「世界を救うためにアルテミスは殺して、世界が危険なのにヘスティアは助けるのか」という痛烈な問いかけをすることになる。

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