アフロ化

あふろか

アフロ化とは、何らかの理由で髪型がアフロヘアーになることである。

お前もアフロにしてやろうか！！？

概要

その名の通り、キャラクターの髪型がアフロヘアーになること。またはアフロヘアーにすること。

Pixivタグでは男性向けフェチの意味合いで用いられることが多く、女性キャラをテーマにした作品の比率が高い。

乙女なあの子も、内気なあの子も、原作では絶対にやらなさそうな子も、みんなファンキーに仕立て上げちゃう。

そりゃもう、ダンスフロアでノリノリで踊りだしそうなくらいに、サタデーでナイトなフィーバー的な。

そうでなくとも爆発や落雷に巻き込まれたあとの、トホホな感じにしちゃったり。

果ては無様で滑稽な姿を晒す羽目になっちゃったり…

ともあれキャラクターの重要な個性である髪型がアフロヘアーになることによって生じるギャップに、何故か魅力を感じてしまう。

そんなタグ。

主なジャンル

イメージチェンジ

普通にイメージチェンジとしてのアフロ化。

元々アフロヘアーは自由のシンボルとしても扱われ、流行した事もあるイカしたオシャレな髪型。今でもファッションの一環としてアフロヘアーが用いられる事も多い。

またアフロヘアーにする事で大胆にイメチェンした事が視覚的にも分かりやすい。

ファンキーアフロ化

1970~80年代のディスコブームやファンクミュージックブームになぞらえて、ダンスパーティー用のドレスを着せたり、決めポーズを取らせたりするアフロ化。

アフロヘアーの強烈なインパクトから、元々の見た目から雰囲気が大きく変わることが多い。

爆発アフロ・感電アフロ

爆発に巻き込まれたり電気を浴びせられることで全身黒焦げ、服もボロボロにされたうえ髪もチリチリになってしまったアフロ化。

フィクション作品全般においてギャグ描写として採用され、目にする機会の多いアフロ化と言える。

一般的にはリョナ描写として扱われるような暴力的なシーンも、アフロ化する程度の損傷で済むためソフトリョナやギャグリョナとしても扱われる。

ギャグの世界線では不死身なので、爆発に巻き込まれようが雷が直撃しようがアフロヘアーになるだけで済む。中にはアフロなので爆発や雷を受けてもノーダメージと言う謎の理屈をするヤツも。

天然パーマ

天然パーマという髪質の影響で生まれる天然のアフロ化。

主に天パな髪が伸びてきたり、髪のケアを怠ったり、寝癖が付いたり、湿気の影響で膨らんだり…等々の理由でアフロヘアーになってしまうというもの。

元から髪がフワフワな人物ならあまり違和感は感じない…かも。

強制変身

謎の光線や魔力、洗脳等の非現実的な(都合の良い)力によって強制的にアフロ化させられるシチュエーション。

主に尊厳破壊や無様のようなシチュエーションで扱われるアフロ化で、アフロにされるだけでなく、服装や装備すらもアフロのイメージに因んだ職業やキャラクターの格好に変化したり、体が勝手に恥じらいを伴う行動や表情などを取ったり、はたまた精神までも侵食されて身も心もアフロソウルに染められたり、更には肉体そのものすら変えられて、ヘンテコな玩具や滑稽なオブジェに変えられたり…

と、アフロ化に加えてあの手この手で強制変身させる割と何でもありな複合シチュエーションとなっている。

派生ジャンル

アフロ化の創作が行われる中で、既存の概念にとらわれず新しく生み出されたジャンル。

毛玉

凄まじい毛量故の果ての姿となるシチュエーション。

アフロだるま

アフロヘアーと同じ形状の毛玉で身体を包み、雪だるまのように見立てたシチュエーション。

羞恥

大抵の場合、アフロヘアーにされたら恥じらいや抗議するなどマイナスな反応を起こすのが一般的で、あえてそれを狙ってアフロ化するシチュエーション。

アフロ化する動機としては爆発ネタに次いで、メジャーである。

アフロ化に対する反応

主に作家向けの見出し

アフロヘアーは髪型の中でも見た目/扱われ方が特殊な部類なので、アフロ化を好意的に受け止めるか反発的に受け止めるかは人によって大きく異なる。

アフロ化に対する反応によって異なるシチュエーションを生み出すことができるので、キャラの性格にジャストミートした解釈をすることでアフロ化シチュエーションの説得力が増す。

アフロ化を好意的に受け止める人物の場合

アフロヘアーが自身に似合っていると考える人物や見た目が面白くネタに使えると考える人物の場合はアフロ化を好意的に受け止めると考えられる。

このようなときは周囲にアフロを自慢したりオシャレに着飾ったりして、この状態のまま日常を送るといったシチュエーションが大半となる。中には仲間を巻き込んでアフロ化させようとするなど、アフロ化を能動的に進めるというありがた迷惑な感染的シチュエーションも…

アフロ化を反発的に受け止める人物の場合

アフロヘアーが時代遅れでダサいと考える人物や髪型を変えられることに対して抵抗のある人物の場合はアフロ化を反発的に受け止めると考えられる。

このようなときはアフロ化して怒ったり恥ずかしがったりするシチュエーションが大半となる。

そもそもアフロだろうが気にしない人物の場合

アフロヘアーになっても特に気にしていない人物や髪型に拘りが無いような人物の場合はアフロになってもお構い無しに自分のペースを崩さないと考えられる。

このような時はアフロになってるのに一切触れない、触れられないシュールギャグや他人のツッコミ待ちのようなギャグシチュエーションが大半となる。

2パターンの見分け方

気にしないパターンを除き、対象の人物にアフロヘアーのかつらをかぶせようとしたときに言われるセリフを想像することで、ある程度判別が可能だろう。

アフロ化は現実には存在しないので、現実に存在する"アフロヘアーのかつらをかぶせる"というシチュエーションを例にして考えると分かりやすい。

（例）

• 好意的：「イカしてるでしょ！」「みんな見て見てー！」
• 反発的：「なんでそんなの被らないといけないの！」「やだ、恥ずかしい！」

アフロ化に関連するキャラクター

アフロ化させるキャラクター

• ダソヌ☆マソ(ケロロ軍曹)

　　…ダンス☆マンのパチモンで、人々をアフロ化するアフロビームを放つ。

　　　アフロ化させるだけではなく、性格すらもファンキーにしてしまうこともある。

• モジャック将軍(ToLOVEる)

　　…アニメ第1期20話で街の人々をアフロヘアーにしようと企んでいた。

• ファウスト(ギルティギア)

　　…対戦相手をアフロ化させる技を持っている。

アフロ化したキャラクター

• 鹿目まどか(魔法少女まどか☆マギカ)

　　… 通称アフロまどか。OPで確認できる。

• 田中琴葉、野々原茜(アイドルマスターミリオンライブ!)

　　…ミリシタ内で北上麗花SSR【よーい、どっかーん！】特訓後イラストにてアフロ姿で登場。

　　　特訓前に爆発していたことが原因と思われる（何故か麗花は無事）。

　　　琴葉の苗字になぞらえて#アフロ田中タグが付けられることもある。

• 桃園ラブ(フレッシュプリキュア!)

　　… 桃園アフロを参照。

• 猪狩守(実況パワフルプロ野球)

　　… アフロ猪狩を参照。

• モンキー・D・ルフィ(ONEPIECE)

　　… アフロのカツラを被った姿。詳細はアフロルフィを参照。

• 羽沼マコト(ブルーアーカイブ)

　　…メインストーリーVol.3やEXスキル使用時に爆発に巻き込まれてアフロ姿に。

• ラヴェンツァ(ペルソナ5タクティカ)

　　…合体事故を起こすと爆発に巻き込まれてアフロ姿に。

• filia(skullgirls)

　　…共生関係にある毛髪状の寄生生物サムソンをアフロに変化させて相手を吹き飛ばすガードカウンターを持っている。

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