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ギャラクティカ

ぎゃらくてぃか

ギャラクティカ(Battlestar Galactica)とはアメリカのSFシリーズと、それに登場する宇宙船の艦名。 80年代前後にTVシリーズと映画版が製作された他、2000年代にリブート版のTVシリーズが製作された。 タイトルの頭文字をとってBSGと略される。
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概要編集

1980年代前後にTVシリーズと映画版が製作された他、2000年代にリブート版のTVシリーズが製作された。

新旧どちらも人類(12惑星連合)とロボット(サイロン)との戦いと地球への逃避行を描く。


スターウォーズのヒットを受けて制作された作品だが本作自体も機動戦士ガンダム宇宙戦艦ヤマトシリーズなど、後続の作品に多大な影響を与えた。

オリジナル版編集

宇宙の海は人類のもの・・・

一瞬に吹き飛ぶ惑星!襲いかかる宇宙戦闘機!発進せよ!宇宙空母ギャラクティカ!!



オリジナル版は1970年代後半~80年代に放送された。

日本では日本テレビで『宇宙空母ギャラクチカ』(後日『宇宙空母ギャラクティカ』に修正)として日曜20時に放送された。日本テレビで放送された吹替版は日曜のゴールデン枠だったこともあり、子供受けするように21話あるエピソードを切り貼りの上で毎回戦闘シーンを入れた全10話に再編集して放送している。

後に映画版(TV版の総集編)が2本公開された他、続編として『Galactica 1980』(『新宇宙空母ギャラクティカ 地球征服』)が制作された。


内容は12惑星連合の生き残りの宇宙空母ギャラクティカが伝説の惑星:地球を目指すというもの。

惑星大戦争宇宙からのメッセージと同じく、スターウォーズのヒットとブームに便乗して制作された作品で、スターウォーズに比べると対象年齢は低め。


特撮に関してはスターウォーズのスタッフが担当したため当時としては高水準だが採用に当たってユニバーサル・ピクチャーズルーカスフィルム(の子会社のILM)からヘッドハンティングを行ったためジョージ・ルーカスに恨まれ後に訴訟沙汰となった(ルーカス側が訴訟取り下げで解決)。


本作の制作後にセットの一部を流用したTVシリーズ『25世紀の宇宙戦士キャプテン・ロジャース』が制作された。日本ではパイロット版となるエピソード1が『スペース・レイダース』のタイトルで水曜ロードショーで放送されている。


ファミコンで発売された「スターラスター」の原点となるPCゲーム「スターレイダース」はパクリと言えるレベルで本作の世界観が取り込まれている。


あらすじ編集

人類の起源は、はるか彼方の遠い宇宙で始まった-そう信じる者がいる。彼らこそエジプト人やトルテック族やマヤ族の先祖なのかもしれない。そして偉大なピラミッドやアトランティス文明を創造したとも考えられる。そして彼らは今でもはるか彼方の宇宙で生き残りをかけて戦っているのかもしれない…


宿敵サイロン帝国との戦いに敗れた人類は、宇宙空母ギャラクチカを中心に220隻の艦隊を組み、12惑星から脱出した。 その目指す所は、伝説の惑星、地球。しかし、人類抹殺を謀るサイロン帝国との死闘はなおも続く。

リブート版編集

人類が作り出したサイロン。

彼らは反乱を起こし

進化した

外見も

感情も

まさに人間。

自らを人間だと思い込んでいるサイロンもいる。

そのコピーの数は計り知れない

そして 彼らの計画が動き出した。



『GALACTICA/ギャラクティカ』(原題:Battlestar Galactica)は2003~2004年から放送開始。全4シーズン。

なお放送局によっては『バトルスター・ギャラクティカ』だったり『ギャラクティカ』だったり英語の原題になったりと統一された邦題は存在せず媒体ごとに滅茶苦茶な番組名になっている。

ぶっちゃけ子供向けだった旧作と比べるとほぼ別物と言って良いほど手が加えられ、対象年齢も引き上げられている。このため、英語圏における宇宙ものではスタートレックスターウォーズに次ぐ第3極とも言っていいほどの人気を得た。ただハードでシリアスな心理的展開が多いため、旧作と同じ明快な冒険活劇を期待して観ると、とんだ肩透かしを食らうかもしれない。


なおシーズン1とは別にテレビ映画の“序章”があり、これを観ないといきなり途中から観ることになり、ストーリーや設定やキャラクターの把握が困難だが、『バトルスター ギャラクティカ サイロンの攻撃』として別作品扱いなうえに配信していない動画配信サービスが多いため別媒体で視聴する必要がある(DVDセットではシーズン1のエピソード0のような扱いで収録されている)

あらすじ編集

かつて機械生命体サイロンが反乱を起こし戦争になったが今は停戦状態になっていた。当時使われた旧式艦のバトルスター宇宙空母)ギャラクティカが記念艦になることが決まり、最後の航海が行われていた。式典の準備中に本国がサイロンから攻撃を受け、軍の本隊は壊滅。ギャラクティカが唯一の生き残りの軍艦になる。

登場人物編集

リブート版では一部のキャラのオリジナル版での名前がコールサインにされた他、性別も変更された。

登場メカ編集

12惑星連合編集

人類側。伝説の惑星である地球の伝承を持つ。オリジナル版ではオリエント風の風俗だった。

宇宙空母ギャラクティカ

GALACTICA_04

サイロン編集

機械生命体

別名・表記ゆれ編集

上述の通り邦題に混乱があったためタグも分散している。

宇宙空母ギャラクティカ 宇宙空母ギャラクチカ バトルスターギャラクティカ バトルスター・ギャラクティカ GALACTICA BSG bsg BattlestarGalactica galactica

関連動画編集

関連タグ編集

海外ドラマ SF

地球へ… - 同じく地球を目指す話

フラッシュ・ゴードンデューン/砂の惑星 - 同じくユニバーサルがスターウォーズに対抗して世に送り出したSF映画

新造人間キャシャーン大鉄人17ターミネータードールズフロントライン - 同じく人工知能の反乱を描いた作品

超時空要塞マクロス機動戦士ガンダムシドニアの騎士 - 同じく難民を乗せた宇宙船による逃避行を描いた作品

竹中直人 - 自身の持ちネタに「宇宙空母ギャラク……てか!」がある

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