概要
ポケットモンスター及びその派生作品において、ロケット団のボス・サカキと、金銀クリスタル・HGSSのライバルである赤髪の少年(通称シルバー)の2名の事。
『HGSS』において、劇場版「幻影の覇者ゾロアーク」で配布されたセレビィによる隠しイベントで、ライバルの正体が元ロケット団のボス・サカキの息子であることが明らかになる。
第2世代時点でのロケット団とライバルの関係性は不明であったが、第3世代『FRLG』において、既にサカキの息子は「赤髪」であると語るキャラが登場しており、また主人公をサカキの息子と勘違いする発言から、FRLGの主人公と年齢が近い「少年」であるということも語られていることが判明しており、伏線があった。
ライバルが作中においてロケット団を激しく敵視し、ただひたすらに強さを求めて一人あがいていたのは、本編開始から3年前に「世界で一番強い」と誇っていたはずの父がたった一人の子供によって敗れ、組織が壊滅したのを目の当たりにしていたからであった。
余談だが、いかりのみずうみに向かう途中の43ばんどうろに立っているかいじゅうマニアは「赤い髪の色をしたやつに大事なポケモンをバカにされた」と発言するが、彼はその後勝負でニドキングを繰り出してくる。彼にとってはニドキングはじめんタイプを専門としていた父サカキを想起させるポケモンであると思われ、実際に手持ちとしても起用していたため、それを踏まえるとそういった「やつあたり」のように思える行動もそう不自然ではない。
なお、サカキの相手となった女性およびライバルの母に関しては一切不明である。
ポケモンマスターズ
- スマホアプリゲームである本作では本人達はハッキリと名言はしていないが、ストーリーやイベント等で大きく深掘りしている他、チームスキルが「因縁の親子」となっている。
- 特にメインストーリー・悪の組織ジョウト編は実質シルバーとサカキメインとなっている他、伝説のポケモン編でもハルモニア親子と共にストーリーに関わる。
- ただしマスターズに登場するのは「ロケット団が解散しなかった世界線のRロケット団のサカキ」と「ロケット団が解散した世界線のHGSSのシルバー」であり、厳密にはお互いにとって別の世界の父と息子である。
- 「トレーナーズサロン」ではシルバーが先に実装されていたが、悪の組織編完結に伴ってサロン交換所の模様替えに「スタイル:ロケット団」追加と紹介された際にはシルバーが写り出されていた(参照)。そして、悪の組織ボスで初めてサカキがサロンに招待できるようになってしまった。
アニメ版
ポケモンジェネレーションズ
『エピソード5:継承』において登場。
関連イラスト
関連タグ
- ハルモニア親子:同じく主人公のライバルと悪の組織のボスの父子だが、こちらは実の親子ではない。
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