カー将軍「三葉虫は何億年もの間、大地の下で化石になっていました。進化獣となった今、逆に人間を化石にすることが出来るのです」
概要
登場話:第4話『ゴロゴロ化石人間』
生物を化石に変える「化石ガス」を吐き、南郷耕作も化石化させた。自分を硬化させて体当たりする「化石パンチ」や、単眼を光らせて爆発を起こす技「化石爆弾」を戦力とする。また、高度な擬態能力で風景に溶け込む他、身体を硬質化させて攻撃を寄せつけない「化石化」を防御技として有する。
超進化獣化すると、体を丸めての体当たりや、体の脇に生えた触手で捉えた敵を感電させる技が使えるようになる。
活躍
カー将軍の手により生み出され、地上侵攻へ出陣。手始めに地面に同化して潜伏していた自身を踏みつけた南郷を化石と変えることに成功する。駆けつけたダイナマンにシッポ兵を嗾け、自身は化石爆弾や化石化、化石パンチで応戦。
ダイナマンが現れた時にダイナイエローがいなかったことから、メギド王子は化石化した人々の中にダイナイエローがいると思い化石化したものを元に戻すプールに入れて見つけ出そうとするが(この頃ダイナマンは秘密の戦士として位置付けされており、周囲の人々やジャシンカに対しても正体を明かしてはいけないと夢野総司令から厳命されていたが、次の回でそのスタンスを自ら破ることになる)、ブラックの乱入のため叶わず、救出された南郷=イエローを含めた5人揃ったダイナマンと戦う。
スーパーダイナマイトを受けてビッグバンプログレスで巨大化。ダイナロボとの戦いでは化石爆弾や触手による放電、球体化しての体当たりで応戦する。ダイナフラッシュで球体化は解け、化石化するも科学剣・稲妻重力落としには敵わず、爆散する。
余談
球状形態は造形物で表現されている。この造形物はヤマアラシシンカの「ヤマアラシボール」に改造された。
球形状態の造形物はサンヨウチュウシンカの原型のあるデザイン画と大きく異なるものとなり、アルマジロの皮膚のようなディティールのシンプルな球体となった。
関連タグ
科学戦隊ダイナマン 有尾人一族ジャシンカ帝国 進化獣 三葉虫
ザンヨウジュー:「ガスで化石化させる三葉虫怪人」という、色々被っているネオショッカー怪人。
ハニワ腹話術師:『五星戦隊ダイレンジャー』に登場するゴーマ怪人でこちらも石化能力を持つ。更に登場話も「ゴロゴロ子供石」と本エピソードと似たサブタイトルになっている。