「ゲロゲロいただき~!」
「1人2人3人。あ4の、5の6と。これで全部で6人か、後1人だな!」
登場話:第13話「さらわれた花嫁」
概要
カー将軍が創り出した進化獣の一体。巨大な二足歩行のヒキガエルといった外見の持ち主で、伸縮自在の舌で対象を捕獲する「カエル縛り」、両目を光らせて爆発させる「カエル爆弾」、舌から電流を発する「カエルエレキ」、口から吐く紫色の「カエル毒ガス」が得意技。また、「カエル鎖鎌」や大きく湾曲した巨大な青竜刀を得物とする。
結婚式場から花嫁を次々とさらい、カエルシンカの妻となった後に「カエル毒ガス」で抹殺した7人分の心臓を、帝王アトンに捧げる不老不死の妙薬の材料にしようとした。
ジャシンカ歴7777年7月7日を逃しては不老不死の薬はできないため、タイムリミットとなる明日までに王女キメラ指揮の下花嫁集めに奔走した。
活躍
花嫁を6人次々と拉致し、池に飛び込んでダイナマンの追跡から逃れる。しかし近くに池や川等の水場がある所にしか出没しないということから次の標的となる場所を特定され、アジトを特定するためのダイナマンの策とも知らず、花嫁に扮したダイナピンク/立花レイを攫ってしまう。
その後、アジトにて7人の花嫁達と契るべく光る両目をグルグル回転させて催眠術をかけ、自身を各人の花婿であるかのように誤認させる。「カエル毒ガス」で花嫁の抹殺を図るも、頭上の鐘を要所と見抜いたレイによって鐘を破壊され、作戦は頓挫。地上へ逃げた花嫁達とレイをシッポ兵と共に追跡し、5人揃ったダイナマンと戦闘。青竜刀やカエル毒ガスでピンクを追い詰めるも、5人のダイナパンチ、ピンクのローズフィナーレ、ピンクスワンサーベルフラッシュを喰らい腹を破裂させられ、スーパーダイナマイトにより敗北する。
ビッグバンプログレスで巨大化し、カエルエレキやカエル催眠でダイナロボを攻撃するも、鏡のようなダイナバリヤーによってダイナロボの視認を阻まれ、ビートハンマーの一撃を受けた隙に放たれた科学剣・稲妻重力落としを喰らって爆散した。
余談
臀部にはオタマジャクシの尾が1本生えているが、これはデザインを担当した渡部昌彦氏が「有尾人は尾の数で優劣が決まる」という設定を反映させたものである。アトンに「作戦が成功した暁にはその方らの尻尾を増やしてやる」と言われて指揮下のシッポ兵と共に喜んでいた。
着ぐるみは「星雲仮面マシンマン」第35話(本編の最終話)にてプロフェッサーKとレディーMの屋敷にいたカエル怪獣として使用された。姿はほぼそのままだが、脚がブーツになっているのがカエルシンカとの違い。