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概要編集

1997年5月10日生まれ、00世代の競走馬(牡馬)。毛色は鹿毛。

ダンシングブレーヴ、母タクノギャル、母父ロイヤルスキー


美浦の相沢郁厩舎に所属。

騎手は乗り替わりが多く、最多騎乗は蛯名正義の10回。


1999年6月20日、函館競馬場の3歳新馬戦でデビュー、小野次郎騎乗で8着。折り返しの7月4日の新馬戦で初勝利。GⅢ「札幌3歳ステークス」2着の後、蛯名正義初騎乗のGⅢ「東京スポーツ杯3歳ステークス」で重賞初制覇。


2000年の3歳シーズンは蛯名正義とのコンビでクラシック戦線を戦い「皐月賞エアシャカールの4着、「日本ダービーアグネスフライトの6着、「菊花賞」エアシャカールの8着。11月のGⅢ「京阪杯」はオリビエ・ペリエ騎乗で重賞2勝目。


2001年、GⅡ「中山記念」で2着の後、GⅡ「読売マイラーズカップ」で鞍上を蛯名正義に戻し、重賞3勝目。安田記念安藤勝己騎乗でブラックホークの13着。


秋は毎日王冠(蛯名)6着、天皇賞(秋)(蛯名)アグネスデジタルの10着、マイルチャンピオンシップ藤田伸二ゼンノエルシドの11着。


2002年、中山記念(武幸四郎)6着、読売マイラーズカップ3着(安藤)、都大路ステークス(佐藤哲三)8着の後、GⅢ「エプソムカップ」(蛯名)で重賞4勝目。これが現役最後の勝利となる。


エプソムカップの後、1年4ヶ月もの長期休養。2003年秋に復帰するが、11戦走って一度も馬券圏内に入ることはなかった。2004年、京阪杯(赤木高太)の15着を最後に引退。


通算成績:31戦5勝(GⅡ1 GⅢ3) 2着2回(GⅡ1 GⅢ1) 3着2回(GⅡ2)

生涯獲得賞金;2億9132万9000円

デビュー年から4年連続で重賞制覇を記録している。


現役引退後はイーストスタッドで種牡馬となり、産駒は計11頭。うち9頭がデビューし6頭が勝ち上がっている。

2014年に種牡馬引退。北海道浦河町の「丸幸小林牧場」で余生を過ごしている。


余談編集

エアシャカールとアグネスフライトの大接戦となった2000年の日本ダービーは史上屈指の名レース。特に三宅正治アナの名実況でも知られているが…

直線に入って「生涯一度の夢舞台!残り400!栄光まで400!」の直後にジョウテンブレーヴの名前が連呼されている為、「印象はなくとも名前に聞き覚えがある馬」というひともいるかもしれない。

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