演:遠藤嘉人
概要
ダーク・キングダム四天王の一員。天然パーマの金髪をポニーテールにした中性的な美少年。推定年齢16歳~17歳。
イメージカラーは緑。女っぽい性格で、嫌らしい攻撃をする。由来は灰レン石の一種。
原作漫画版・Crystal
ダーク・キングダム欧州支部長。クンツァイトの弟分。普段は男言葉で喋るが、任務中の女装時は女言葉を使う。化身の宝石は紫色。Crystalによると浄化と癒しの騎士。
幻の銀水晶研究家・異園教授(Crystal版では声が山口由里子に変わる)に女装してテレビ出演し、人々を洗脳して銀水晶を探索させようとしたが、探索失敗すると用済みとなった人々のエナジーを吸収した。
エナジー回復能力を持つセーラームーンを幻の銀水晶の持ち主と疑い、サブリミナルビデオ入りのレンタルビデオチェーン店を作らせて罠にかけるが、セーラーヴィーナスのクレッセントブーメランに八つ裂きにされた。
その後死体を回収されたが、ジェダイトとネフライト同様にみるみる干からびていく。
Crystalではヴィーナスの攻撃を何とか躱して逃げ仰せる。その後、四守護神との決戦の末に前世でセーラーマーキュリーと恋仲だった事を思い出すも、クンツァイトを含めた他3人と共にクイン・メタリアに消されてしまう。
番外編「カサブランカメモリー」では女性ピアニストに変装。
火野レイ行きつけのレストランで止まない雨「レインタワー」を降らせ、人々の感傷的なエナジーを吸い尽くしてジェダイトの敵を取ろうともした。
旧作アニメ版
残忍なオネエキャラ。花吹雪に紛れて姿を消す転移術と策を弄した闇討ちを得意とする。術の使用時に「ゾイ!」と叫ぶ。
クンツァイトの恋人でもあり、彼のためなら命を投げ打つことも厭わない。当時なんの疑問も抱かず観ていた人も、見直すとびっくりすること請け合い。一人称は「アタシ」。
主な任務は幻の銀水晶探索だが成果に乏しく、大阪なるを愛したネフライトを闇討ちして黒水晶を強奪した。
七つ集めると幻の銀水晶が現れる「虹水晶」探索の任務を与えられ、虹水晶探知機に改造された黒水晶を操って7人の人間から虹水晶を抜き取り、元の「最強妖魔七人衆」に変えていく。
第31話では下水道のネズミ軍団に追いかけ回されて虹水晶をタキシード仮面に奪われるコミカルな一面も見せた。
偽セーラームーンに女装し、クンツァイトと協力してタキシード仮面を罠にかけたことも。
ベリルに地場衛の捕獲を命じられてスターライトタワーに呼び出し、一騎討ちを挑むが顔を傷付けられて激怒。命令無視して衛とうさぎを焼き殺そうとするが、うさぎのプリンセス覚醒と幻の銀水晶の出現を目撃、銀水晶を奪おうとして失敗し、衛に瀕死の傷を負わせてベリルに処刑される。
クンツァイトの腕の中で花の幻覚に包まれ、「お慕いしておりました」と言い残して息を引き取った。
アニメイトカセットコレクション版では、「ゾイ斎藤」という名で暗躍、クンツァイトといちゃつきながらセーラー戦士にしりとり対決を挑んだり、恥ずかしい体験話をカミングアウトさせるなどの作戦を展開するも、その度にセーラームーンに破れてその場の記憶を失っている。
この初代アニメ版がスウェーデンやアメリカなどキリスト教の国々で放送された際には、「ゾイサイトは女性」という設定にされて翻訳されていた。
実写版
プリンス・デマンドに似た銀髪と白い軍服の姿を持つ。原作寄りの男言葉で喋り、プリンセスの抹殺を担当。
趣味はピアノで、弾いている曲は大抵が『幻想即興曲』か『月光』。S字型に湾曲した短剣を持ち、テレパシーなどの超能力を操る。ピアノの音色を使って意識を飛ばすこともできる。
更に催眠術を使って水野亜美、火野レイ、木野まことを操ったり、「Special Act」では念動力で敵を同士討ちさせて倒した。
セーラーヴィーナスに倒されて力を失うが、タキシード仮面の姿を見て前世の記憶を取り戻す。一旦は化身の石に戻っていたが後半で復活。クンツァイトとは元同志だが現在は険悪。
「前世の悲劇を繰り返さないため」にと地場衛と月野うさぎの仲を引き裂こうとしたが、衛に諭されて思い直し、最後は"銀水晶の妖魔"からうさぎを守って命を落とした。
関連イラスト
関連タグ
美少女戦士セーラームーン セーラームーンの敵キャラ ダーク・キングダム四天王
カイレン(シンカリオン)(元ネタが同じヒールキャラ)