物語
サイバトロン基地で地鳴りが起きて、フレンジーの仕業かもしれないと思った一同が調べると自然の地震によるもので、その時洞窟で恐竜の化石を目にする。
サイバトロンは恐竜に興味を持ち、スパイクが詳しいことを教えるとホイルジャックはその強大さから恐竜型ロボットの製作を思い付き、ラチェットも協力して開始する。
完成したダイノボットのグリムロック、スラージ、スラッグを披露したホイルジャックは知能が低いのが難点で追って改良すると話すが、その前に3体は暴れ出す(メイン画像参照)。
基地は崩壊寸前になり、コンボイは破壊しようとする。何とか停止させたホイルジャックが懇願して、ダイノボットは破壊を免れたが、エネルギーを切られて安置された。
その頃デストロンは世界一の水力発電所を乗っ取って、エネルゴンを大量に作っていた。駆け付けたサイバトロンをメガトロンはエネルゴンで威力を増した融合カノン砲で川に落とし、サイバトロンは危機を迎える。
ダイノボットに負傷させられて基地で待機していたバンブルは仲間から音沙汰がないので見に来て、そのことを知るが、彼とホイルジャックとラチェットだけではどうしようもない。ホイルジャックは基地修理の合間に作ったメモリーヘアバンドでダイノボットの知能を命令を理解できるまで上げ、出動させた。
メガトロンがサイバトロンをエネルゴンチェーンで縛り上げて一斉処刑しようとするとダイノボットが現われ、その圧倒的な力でデストロンを撤収させる。
仲間の銃でコンボイ達を助け出したホイルジャックはコンボイに処罰を覚悟でこうしたと言うが、コンボイはダイノボットがその価値を証明したとして不問に付し、ダイノボットをサイバトロンと認める。ダイノボットは喜びの雄叫びを上げるのだった。
余談
後に単なる機械をロボット生命体にするにはベクターシグマの力が必要ということになった。ディスクの解説書には「ベクターシグマを介さずに誕生したトランスフォーマーは力と知力のバランスが崩れると解釈可能」と書かれている。