「アンタ・・・恨みはないけどマ●毛は燃やすよ・・・」
概要
「バニシング排斥婦人会」のメンバー。通称「復讐魔」
一見すると出る漫画を間違えてるとしか思えないゴスロリ風のツインテール少女の様だが、刃物を並べたかの様な凶相と男勝りな性格の性悪人妻。童顔ながら下半身は人妻らしく太ももなどに意外と肉付きのある肉感的なものになっている。
正月には露店でチョコバナナを売っており、ホワイトチョコをぶっかけることが可能とのこと。
学生時代に同級生から陰惨ないじめを受けていた経験が原因でこのような性格になってしまったようで、性癖第二解放時はいじめの記憶がフラッシュバックすると普段の金髪から黒髪に変化し、「私をいじめるな」などと泣きじゃくりながら攻撃を仕掛ける(キリタニ曰く、追い詰められるほど凶暴性が増すとのこと)。また、回想によると『魔法少女スージー』という魔法少女キャラのファンだったようで、それがクロスに反映されている。
普段はコンビニでパートをしているようだが、接客中にスマホで通話をする、爪を噛む等、接客態度はお世辞にもいいとは言えないようである。
夫はホスト風の若い男性で、ミズタニの夫と同様、妻の悪癖にドン引きしているものの、妻よりはまだまともな性格をした常識人。
同じ婦人会メンバーのショウダとは仲が良く、彼女のことは「ショーちゃん」と呼んでいる。いじめられた経験をもつ彼女と(歪んではいるが)正義マンを名乗るショウダが仲がいいのは考えさせられるものがある。
実はキリタニによるとかつてある事件を起こしていたようで…?
能力
彼女の所持するプレミアムリビドークロス「リベンジャー」は魔法少女をイメージしたようなクロス。
武器であるツージーステッキから火・水・風・殴・斬・光・闇・淫の九属性中距離攻撃が可能。
「性癖第二解放」は復讐の魔女ツージー。髪が黒に変化して魔女の帽子をかぶり、素肌に紋様が浮き出た魔女のようなデザインに変化する他、ツージーステッキもより魔法少女らしいデザインに変化する。
パートナーの淫獣ヘッコ(一見すると人形だが、実はドローン型爆薬庫)が彼女の受けた仕打ちに応じて出したアイテムで相手を攻撃する。
ちなみにヘッコの吹き出しのしっぽをよく見るとツジサキから出ているため、AIなどが搭載されてるわけではなく彼女が一人でしゃべっていると思われる。
また、単なるドローン型爆薬庫ではなく、ヘッコ側からツジサキの脳に働きかけ、彼女の被害妄想を助長している。
必殺技
リビドークロス装着時
- エンチャント・ファイア
火属性。ステッキの先端から火を噴射する。
- スプラッシュオヒヤ
水属性。ステッキを股間にはさみ、水を噴射する。
- コロリ・ハリケーン
風属性。殺虫剤?をまき散らしながらステッキを回転させる。
使用者自身もダメージを受ける。
- メガ・ドンキ
殴属性。鉄球を射出する。
- バリカンスピナー
斬属性。バリカンの刃が付いたハンドスピナーを射出する。
- アオリハイビーム
光属性。ステッキを股間にはさみ、強い光を放出することで相手をひるませる。
- ダークアブソリュート
闇属性。ラバーカップ(トイレ掃除のスッポン)で敵の顔面を覆い、視界を封じる。
- エクスタシーテーザー
淫属性。敵の股間に電極を射出し、強力な電撃で攻撃する。
- 神速レインボーパニッシュ
必殺技。アサルトモードに変形させたツージーステッキから上記9属性の技を一度に放つ。迎撃・回避不能の神速の技
性癖第二解放
- カウンターエクスプロージョンレベル3
禁断の爆属性。相手目掛けてダイナマイトを投げつける。
- スターダストリベンジャー
レベル死で発動。クラスター爆弾(実際は本物のクラスター爆弾ではなく、手製の黒色爆薬団子)であたり一面を火の海にする。
- 全属性爆弾レインボーC4
レベルMAXで発動。反社が駐屯地から盗んできた本物のプラスチック爆弾にボルト、ハサミ、兎の糞などを混ぜた極悪兵器。建物一軒を吹っ飛ばすほどの威力を持ち、団地で使うものなら死傷者も続出する代物である。
上記のスターダストリベンジャーと異なり本物である為、バニシング排斥婦人会の面々も動揺してしまう。
その他
- 全属性攻撃レインポーパニッシュ
クロス非着用時の「淫」を除いた8属性の、ライトの光で目を眩ませる光属性、殺虫剤とチャッカマンによる簡易火炎放射器からの火を浴びせる火属性、頭から水をバケツごと被せる水属性、カッターナイフで服を斬る斬属性、ビニール傘で殴り付ける殴属性、催涙スプレーを吹きかける風属性、ラバーカップを相手の股間に押し付ける闇属性といった連続攻撃。ツジサキはその攻撃で身動きの取れなくなった相手の姿を写真に撮って納める。
ツジサキは過去のいじめで服を斬られたり、水を被せられたり、ラバーカップをアソコに押し付けられたりしているのでかつて自身がやられた事への意趣返しと思われる。
活躍
- 第8話 バニシング排斥婦人会
他の婦人会メンバーと共に登場。キリタニの命令でサナモリの陰毛を燃やそうとした。
- 第9話 バニシング執行部隊
ヌマジリ宅の隣の部屋の夫婦が真っ昼間から大声で子作りをしていたことに腹を立てたキリタニによって同じく執行部隊のショウダ、アンドウと共に派遣され、アンドウと共に夫を食い止める役割を務めた。
- 第13話 人妻交錯
パート中にアンドウと共にショウダの敗北を知り、キリタニからヨシダを凌辱するよう指示される。
その後、ショウダがヨシダに敗れたことに苛立っていた際に来店したイジュウイン(※)に態度の悪さを指摘されたことに逆ギレし、帰宅途中のところを襲撃して「全属性攻撃レインボーパニッシュ」で止めを刺した。
※作中では名前が出ないが、前作『搾精病棟』に登場したイジュウインと同一人物
- 第14話 人妻交錯Ⅱ
前回襲撃したイジュウインをはじめ、これまで襲撃した人物を記録した復讐帳を見ながら自慰していたのを夫に目撃されて引かれていた。
その後、前回キリタニから与えられたヨシダ襲撃の任務について彼がはまっているアニメ『ドジうさポロリ』のことを知り、パート先のコンビニで行われているキャンペーンの限定グッズを利用しようとする。
- 第15話 復讐魔&被虐魔
ヨシダがイチノセに言い寄られているのを見て危機感を感じ、ドジうさポロリのグッズで釣ろうとパート先のコンビニに訪れたカタギリに応募シールを盗んだと因縁をつけて拉致、彼女を餌にヨシダを誘き出し襲撃するゆは。
- 第16話 復讐魔&被虐魔②
ボルタックを携行していなかったヨシダをリベンジャーの全属性攻撃で一方的に蹂躙し、必殺技・神速レインボーパニッシュで戦闘不能にまで追い込んだ。
- 第17話 復讐魔&被虐魔③
ヨシダを凌辱している隙に拘束から脱出したカタギリが、管理人室からボルタックを持出して渡したことでヨシダが形勢逆転。だがヨシダに追い詰められたことでいじめられていた過去がフラッシュバックし、性癖第二開放を発動した。
- 第18話 復讐魔&被虐魔④
性癖第二開放を発動し復讐の魔女ツージーに進化し、カウンターエクスプロージョンレベル3でヨシダとカタギリを爆殺しようとする。それを見ていた住人たちから「また人妻か!」「くそったれ変態人妻!」と罵声を浴びせられたことで敵意の矛先は住人たちに向けられ、レベル死・スターダストリベンジャーを発動。クラスター爆弾で団地を火の海にしてしまう。
- 第20話 復讐魔&被虐魔⑥
共振石が稀に引き起こすせん妄症状により暴走し、周囲の人間全てがいじめっ子に見えてまい、被害妄想が「全員殺せば誰からもいじめられない」レベルに拡大。遂に団地を一棟丸ごと吹き飛ばすレベルの危険物「レベルMAX全属性爆弾レインボーC4」を出してしまう。
隠蔽でどうにかなるレベルを超してしまったことでキリタニが激怒。彼女の楽しみにしていた「ショー」を台無しにしたこと、暴走して制御不能になったことから見限られ、ヘッコに搭載された自爆スイッチを起動させ、自殺に見せかけて始末(キリタニ曰く「永久追放」)するようにハセガワに指示。ハセガワが躊躇うと彼女を押しのけ、ヌマジリの制止を無視して自爆スイッチを押してしまう。
一方ツジサキの中では忌まわしい過去がフラッシュバック。いじめっ子に工場にトルエンを盗みに行かされた時、ヘッコの声が聞こえるようになり、その煽りに従って工業用ダイナマイトをいじめっ子に投げつけ、仕返しをしたのが「復讐魔」としての彼女の原点だった。
「やらなければやられる」という強迫観念に囚われたツジサキはヨシダの説得も聞かないが、ヨシダが自分もいじめられっ子だったという過去を明かすと心が揺らぐ。
「管理人もどうせ私をイジメる」「私には婦人会とヘッコがいる」となおも婦人会への忠誠を示そうとするが、無情にもヘッコに録音された音声でキリタニが用済みを宣告。そして自爆装置が作動してしまう。ツジサキ本人はヘッコにもキリタニにも見捨てられて心が折れてしまったが、カンザキの助言を受けたヨシダがツジサキの攻撃を防ぐために持ってきていた憂国商事製の超防御力羽毛布団「ヘキサゴン」をとっさに被せたおかげで2人とも生還できた。
婦人会にも見捨てられ、住人たちも敵に回してまたいじめられると怯える彼女をヨシダは「絶対にあなたを守る」と宣言、共振石を破壊したことでようやくクロスの呪縛から解放された。
こうしてツジサキをクロスの呪縛から解放し、これまで負った傷が元で倒れるヨシダだが、彼の身を案じて駆けつけたカタギリが見たのは、超防御力羽毛布団の上で共振石を破壊された事で絶頂を迎えたほぼ全裸のツジサキとその上に倒れ込んだヨシダで、それを見たカタギリはその場で崩れ落ちてしまうのだった。
- 第26話 S級深化
執行部隊のメンバー及びB級人妻共々ヨシダが入院している間に新しく団地管理人として君臨したヌマキリコンビの犬として服従される形で再登場となる。
番外編では執行部隊一同内心舌バカと見下していた主人に屈伏することとなった。
余談
・特典小説にてキョウスケという小学生の息子がいることが判明(おそらく小学3~4年生くらいで顔つきは母親と瓜二つ)。
上述の学生時代の苦労もあってか教育方針(母親としての一面)は至ってまともで常識的。
家でゲームして遊んでばかりいる息子に対し自身の経験に準えて「宿題しないと母ちゃんみたいにバカ学校行くハメになるよ!」と言い聞かせ躾ている。
普段からゴスロリを着ていたり自分より年下の女子高生から子供と見間違われる彼女だが、既に大きい子供を持つあたり少なく見積もってもアラサーであることが分かる…。
・作画こそ出る作品が違って見えると言ったが、第3話時点で判明していなかった婦人会メンバーの中で、ヌマキリと共にツインテール姿の彼女のシルエットが写っており初期の段階で決まっていたキャラといえる。
・バニシング執行部隊メンバーで特に仲が良いショウダは悪と認定したモノへの苛烈な正義マン、アンドウは暴力の被害者と、彼女のいじめられた過去を踏まえるとなかなか意味深な組み合わせである。
関連タグ
ショウダ(淫獄団地)、アンドウ(淫獄団地)…バニシング執行部隊。