機体データ
| 型式番号 | LN-GAT-X207 |
|---|---|
| 全高 | 18.77m |
| 重量 | 76.11t |
| 装甲材質 | フェイズシフト装甲 |
| 動力源 | バッテリー |
| 所属 | ライブラリアン |
| 武装 |
|
| パイロット | リリー・ザヴァリー |
概要
地球連合軍のブリッツを、ライブラリアンの技術で改修し、C.E.73のMSの水準レベルに強化した機体。
本機のLNは「ライブラリアン・ネブラ」と読み、ネブラはラテン語で「霧」を意味する。
ゴールドフレーム天ミナの機体データを組み合わせて改修されており、本体背部にはストライカーパックシステムを装着するためのプラグが追加されている。またアストレイの頭部を模してるからかフェイス部分がスリットのあるガンダムタイプになっている。
機体色は赤で、元はグゥド・ヴェイア(カーボンヒューマン)のパーソナルカラーとしてこのカラーリングだったが、本機のパイロットに決まったリリー・ザヴァリーからの希望でそのまま採用された。
武装
攻盾システム「トリケロス」
右腕に装備された複合武装。
攻守の切り替えを素早く行うことができる反面、右腕を喪失すると固定火器が少なくなる致命的な弱点もある。
50mm高エネルギービームライフル
口径・威力は同時期のガンダムタイプよりも低いが、MAやMSを撃墜するには十分。
ビームサーベル
大型のシールド固定式のため同時期のものに比べれば取り回しが悪い。
3連装超高速運動体貫徹弾「ランサーダート」
貫通力が高い杭状のロケット推進弾。装甲を貫徹し、内部で炸裂してダメージを与える。
右腰には予備弾倉を装備。
ピアサーロック「グレイプニール」
左腕に装備された有線式ロケットアンカー。
スラスター付きであるため、ある程度自在に動かせる。
先端が展開してクローになるため、柔軟に運用することが可能。
ツムハノタチ
左腰に装備される鉤爪型の武装。
攻撃力は高いが、敵を引っ掻けてバランスを崩させて自由を奪い、大ダメージを与えることなく勝利する為に使われる。
ストライカーパックシステム
マガノイクタチストライカー
ゴールドフレーム天ミナの「マガノイクタチ」をパック化したストライカーパック。
マガノイクタチ(禍ノ生太刀)
バックパックの巨大な翼のような形をした武器。
敵を挟み、敵機のエネルギーを吸収する。コロイド制御技術がオリジナル開発当初よりもアップデートされた結果、敵に触れずとも強制的に放電させることができる。
マガノシラホコ(禍ノ白鉾)
PS装甲を施されているアンカー武器。
特殊装備
ミラージュコロイドステルス
機体表面に特殊なコロイド粒子を磁気で定着させてカモフラージュする技術及びシステム。
ミラージュコロイドテレポート
本機はミラージュコロイドを更に発展した「ミラージュコロイドテレポートシステム」を搭載している。
名称通り瞬時に別方向に現れ、敵を翻弄する。
仕組みは至って単純。
実はネブラブリッツは量産機であり、パイロットであるリリー・ザヴァリーもまた、同一遺伝子を持つ多胎児で複数存在する。
「ミラージュコロイドテレポート」とは、要は複数機で1機を装い、交互に姿を現して敵を翻弄する戦術なのである。
単純とは言ったものの、この戦術はリリーたちが持つ量子通信能力あってこそ成立する代物であり、他のパイロットでは真似できない。
立体物
ガンプラにて、1/100ブリッツの成型色変え+パーツ追加キットが販売されている。これは他のライブラリアン機体と同様なのだが、無茶移植やキメラ、無理な規格統一などが蔓延るライブラリアン機体の中では、本体の改修が抑えめかつ現実的なものにとどまっており、比較的まとまっている方である。
またブリッツのランナーが一通り付属するので赤いブリッツとしても組むことが可能。
関連タグ
ライブラリアン改修MS
- LR-GAT-X102 レーゲンデュエル
- LH-GAT-X103 ヘイルバスター
- LG-GAT-X105 ゲイルストライク
- LN-GAT-X207 ネブラブリッツ
- LN-ZGMF-X13A ニクスプロヴィデンス
- LV-ZGMF-X23S ヴァンセイバー
- MBF-P05LM アストレイ ミラージュフレーム
