CV:菅谷勇(大怪獣バトルNEO)、橋本達也(GRFボイスドラマ)
概要
『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』に登場したババルウ星人のレイオニクス。
ZAPの隊長:ヒュウガを地球のレイオニクスと勘違いし勝負を挑むが、レイオニクスではないと知ると「行きがけの駄賃」と称してアントラーをけしかけて殺そうとする残虐な性格を見せる。その後レイと真のレイオニクスバトルを行うが、ゴモラにアントラーの角をへし折られると、アントラーを回収し撤退した。
その後は登場していないが、後日談である『大怪獣バトルウルトラアドベンチャー』で再登場し、その顛末が描かれている。
河本ひろしによるコミカライズ版ではメトロン星人とレイオニクスバトルを繰り広げるも、突如現れたキングジョーブラックのペダニウムランチャーを受け怪獣たち共々消し飛ばされてしまった。
ギャラクシーレスキューフォースボイスドラマでは
第17回にてまさかの再登場。
ノーバを操り、とある惑星で食料を強奪する悪事を働いていたが、アンドロメロスとリブットの連携の前にノーバが戦意を喪失したために遂に自ら姿を現す。
彼はレイオニクスバトルが終結して以降、レイオニクスの力も低下してノーバ1体を操るのが精一杯という状態になるなどすっかり落ちぶれてしまっており、食料を強奪していたのも食い扶持に困って仕方なく行っていたものであった。
最終的に、レイオニクスとしての能力を役立てる事ができるかもしれないと考えたアンドロメロスにスカウトされ、ギャラクシーレスキューフォースに加わることとなる。
便宜的にRB(レイオニクスバトラーの意)を名乗っているが、本名は不明。
怪獣に頼り切りだと思われがちだが、ババルウ星人特有の変身能力も健在であり、本物と瓜二つのリブットに化けてみせリブットを驚愕させた。
ケニスにはレイオニクスと言うだけではなくババルウ星人という種族にも興味があったようで、能力の有用性を見てすっかり意気投合した模様。
また、ポッコラとは憎まれ口を叩き合いながらも訓練の際には息の合ったコンビネーションを見せるなどなんだかんだ相性が良い様子。
リブットからはさぼり癖があることについては苦言を呈されているものの、一方で「ああ見えて仲間思いなところがある」とも評されており、育成メンバーの中では特に大きな期待をかけられている模様。
22話では通信班の女性隊員をナンパしたものの、断られて振られてしまったショックですっかり意気消沈していた。
24話では、元々女癖の悪いところがあり、手当たり次第に女性隊員にナンパしまくったこともあって、女性隊員からの人気はゼロに等しいことが判明。通信班が「RBには気をつけろ」と書かれた貼り紙を作ってリブットに止められたということも語られ、メロスに変身して訓練をサボっていた際に探しに来たリブットから(本人と知らずに)上記を含め自分の悪評を聞かされた際にはさすがに反省したのか、翌日は「もっと真面目に生きてみようと思う」と気持ちを新たに真面目に特訓に励んでいた……。
その後は真面目に隊の仕事にも励むようになり、最終章でもダーダの使役した怪獣軍団を相手にポッコラ共々奮戦する等、成長したところを見せていた。
その後ダーダの策で身動きが取れずにいた仲間達も合流して合体光線を放つなど、様になってきている。
なお、所持怪獣にアントラーが見られないのは、撤退後に交戦した『大怪獣バトルウルトラアドベンチャーNEO』の主人公「アサマ・アイ」のレッドキングに敗れたためと思われる。
それでも脱落しただけで一命を取り留めたのは、アントラーがリンクを切ったからなのかもしれない。
使役する怪獣
アントラー
『大怪獣バトルNEO』で使役した怪獣。レイのゴモラを圧倒するほどの実力を見せたが、ゴモラレイオニックバーストに角をへし折られ、RBに回収された。
テレビ本編の後日談を書いた『大怪獣バトルウルトラアドベンチャーNEO』では、アサマ・アイのレッドキングに敗れた。
ノーバ
ボイスドラマで所持していることが明らかになった怪獣。アントラーを失って以降はこちらが新たな相棒となっており、丸いものが好きなソラに中身を見せてと言われた際には、飼い主が今まで見せてもらってないにもかかわらずソラには見せるなどRBに似て女好きな一面を見せている。円盤生物がウルトラ戦士と共闘するのはこの個体が初めてとなる。
余談
何気に改心したババルウ星人が光の国のウルトラ戦士と共演・共闘するのはこれが初めてである(改心したババルウ星人なら他に『オーブ』に登場した同族がいるが、あちらは共闘するまでには至っていない)。