DATA
概要
第8話『ヒカリ隊員の秘密が盗まれた!?』に登場。
地球制覇を目論んでおり、ウルトラマンジョーニアス=ヒカリ超一郎を排除するために行動した。
小さな赤い目と鳥の嘴のような口、足の爪先がハサミ状になっているのが特徴。人間に変身する能力を持つ。
怪獣ミコノスを囮としてジョーニアスと戦わせると、その様子を撮影したフィルムを「ウルトラマンの秘密」と称してテレビ局に売り込み、自らの秘密を暴かれることを危惧するヒカリを、罠を仕掛けた洋館まで間接的に誘き寄せた(実際にはフィルムにヒカリの秘密は収録されていなかった)。
変身に必要なエネルギーを奪うという罠でヒカリを殺害しようとしたが、そのシステムのために盗んだ電力の行き先から、洋館の場所を科学警備隊に暴かれ、追い詰められて巨大化した。
破壊光線としての効果のほか、人間の動きを停止させることもできる「S電光」と、ハサミによる締め付けでジョーニアス相手に善戦し、ジョーニアスの活動限界を待つという持久戦法をとったが、プラニウム光線に敗れた。
「フォッフォッフォッフォッ・・・」という笑い声を上げず、「ホァーッ!!」という甲高い叫び声をあげている。『ザ☆ウルトラマン』で初登場した宇宙人であり、怪獣化したジャダン以外で巨大化してジョーニアスと戦った唯一の宇宙人でもある。
余談
一部資料ではこのバルタン星人を「五代目」としており、次年度の『ウルトラマン80』に登場した動物園のバルタン星人およびガラが悪いバルタン星人と混同しないよう注意が必要である。
小林晋一郎氏は「足をハサミにするのはオーソドックスなアレンジで面白味に欠ける」「アニメならではの冒険はできなかったものか」という感想を述べている。
関連タグ
氷結のグロッケン:『新ウルトラマン列伝』第49話「覇道への道!ダークネスファイブ出陣!!」においてバルタンバトラー・バレルにちなみバルタン星人のことを話した際、スライが五代目の解説を行った後、彼からアニメ版ウルトラマンのことを知り自ら調べた際、彼のことを知り早速取り上げた。