「海城市の機能はもはや麻痺したも同然!」
登場話:第16話「レッド!危機一髪」
概要
ヒトデの特殊遺伝子から作り出された合成怪獣。胸部に開いた口内にメカ部分が確認でき、腹面はオレンジ色で背面は白色をしている。
ありとあらゆるエネルギーを吸収する無数のヒトデ型ロボット軍団を操り、海城市の都市機能を完全に麻痺させた張本人。
さらに輸血用血液を運ぼうとしていた輸送ヘリを撃墜してゴーグルファイブ達が輸血用血液を運ばざるを得ない状況にし、大勢の人が見守る中その道中で彼等を抹殺して人々に絶望を与えてデスダークに屈させる「ヒトデ作戦」を決行した。
メカヒトデは物体に付着してエネルギーを奪うという特性を持っており、劇中では「ゴーグルクーガー」や「ゴーグルマシーン」を使用不可能な状況に追い込み、さらに「ゴーグルスーツ」から貪欲にエネルギーを吸い尽くそうとゴーグルファイブ達に張り付いて窮地に追い込んだ。
また、メカヒトデは破壊されない限りは取ることができず、エネルギーを感知すれば空中を飛ぶヘリコプターですらも襲撃可能という恐るべき機能を持つ。
自身もエネルギー吸収能力を持っており、攻撃を受ければ受ける程パワーアップし、単眼からは相手を痺れさせる『ヒトデエレキ光線』を発射することも可能。
強力な怪人だが、メカヒトデは同じエネルギー源があればより大きな方からエネルギーを奪い取ろうとする性質があり、この特性を逆に利用されてブラックにエネルギー発信装置を背面部分に取りつけられ、自身のヒトデ軍団に襲われエネルギーを吸われ大幅に弱体化。
最後は弱ったところに『ゴーグルビクトリーフラッシュ』を叩き込まれて爆死した。
ちなみに前話のゴタゴタで製造が間に合わなかったのか、ヒトデモズー専用のコングは出撃していない。
余談
デザイン担当の渡部昌彦氏曰く、岡本太郎氏の『宇宙人東京に現わる』のパイラ人を念頭に置いてラフデザインを起こしたとのこと(『百化繚乱 上之巻』より)。