~《pixivの神様 ごめんなさい》~
概要の神様ごめんなさい
ある特定の事件において、プラモデルが突如として犠牲となった時に使われる言葉。なんの罪もない模型に対して最大級の謝罪を示す際の言葉として使われる。
初出作品の神様ごめんなさい
突如として隊長に就任したタママ二等兵が前隊長のケロロ軍曹の部屋にあったガンプラを破壊するよう新部下のクルル曹長に命令する。
近くにいたケロロはその一生を捧げていた相棒当然のガンプラが破壊されることを直感で感じ取り、それを阻止しようと止めにかかる。
ケロロ「やめろおぉぉぉお…!」
しかし…
ピューーン…
バーーン!!
クルルが開発した銃器によって彼の愛用品であるガンプラが破壊されてしまう。
この際無残にも粉々にされたガンプラのコマでモザイクと共に出てきた文字が「プラモの神様ごめんなさい」であった。
もちろんガンプラ自体に罪はないのだが、ガンプラが破壊された理由こそ"ケロロ小隊"ならぬ"タママ小隊"の今後の侵略作戦にとっては不必要といえる代物だったため、ケロロにとっては悲しい現実ともいえる事件であった。
この時はまだそこまで話題になってはいなかったのだが、ブームは本エピソードがアニメで映像化された際に起こった。
アニメでもおおよそのストーリーは同じだったのだが、アニメ版ではオリジナルとして地下秘密基地内にガンプラルームが存在し、ケロロの部屋とそれを含めた地下基地をタママが自室用に次々と変えていった時、その内の1部屋であるガンプラルームにあったガンプラたちはクルルの改造したボール(もちろんガンダムの方)によって破壊されることになってしまう。
ケロロはその次々と破壊されていく大量のガンプラを目の当たりにし、悲しみの顔を浮かべながらこう発する。
ケロロ「吾輩の……ガンプラが…… 全滅…?」
「しかも…たった一機の"ボール"の手で…?!」
この「我輩の……ガンプラが… 全滅…?」という台詞の冒頭部分である「我輩の……ガンプラが…」の次に映った次々とガンプラが破壊されるシーンで右横から流れたのがこの「プラモの神様ごめんなさい」というテロップであった。
上記のように壊された経緯こそ原作とほぼ同じだったのだが、アニメではこのガンプラが破壊されるシーンが原作よりも長く映ったため、ガンプラをこよなく愛するケロロにとっては【己が心血を注いで育てた我が子】を【目の前で虐殺される】という悪夢がより顕著になったのである。
この一連の出来事が初期のケロロ軍曹では(いろんな意味で)衝撃的な場面であったために、ファンや公式から同様のケースが起こった際にこの言葉が書かれることがないケースでもこれと同等の扱いをされることが起こり、アニメではその後もガンプラ作りを理由に侵略をサボるケロロに対して同様の制裁で公式がその謝罪の代わりに「プラモの神様ごめんなさい」というテロップを出すのがお約束となった。
そのことからケロロ以外の作品でもある特定の道具を無残に使った事件に対して「○○の神様ごめんなさい」というコメントで懺悔するというネタが流行るようになったのである。
それ以外にもガンプラが犠牲となった例
エピソードによってはナレーターがこの台詞を読み上げる時もある。
花咲かじいさん作戦
アニメ第53話Bパートにおいてケロロが考案した侵略作戦であり、2回目のガンプラ犠牲事件。
クルル開発の侵略兵器「花咲かマシン」を使った時のこと。この兵器はあらゆる木々に桜の花を咲かせることができるというものなのだが、その原材料となる灰は愛情を込めたものを使用する必要があった。
その時アンゴル=モアが入れていた原材料こそケロロが愛用を注いでいた大量のガンプラであり、そのガンプラたちが燃やされてしまうのを何となく感じてしまったケロロの唖然とした顔をズームアップした直後のシーンでこのテロップが流れる。
モア安眠希望事件
アニメ第60話Bパートで発生した3回目のガンプラ犠牲事件。
こちらは侵略作戦ではないが、寝ぼけたモアがその場にあったガンプラを破壊してしまった時にこのテロップが流れる。
努力の結晶ガンタンク破壊事件
アニメ第111話Aパートで起こった事件。
ギロロ伍長が日向家の庭で東谷小雪と日向夏美のイチャイチャっぷりに嫉妬していた時、ケロロが「集中すると作れるもんだ」とギロロに一機のガンタンクを見せる。しかしギロロはあまりのイライラっぷりにケロロの所持していたガンタンクを破壊してしまう。
テロップはないのだが、この時無残にも壊されてしまったガンタンクがこの一連の出来事とほぼ同じ経緯に見えると視聴者の間で話題となり、多くの視聴者がこの事件をガンプラ犠牲事件として連想するようになった。そのためにカウントはされていないが視聴者によってはこれもガンプラ犠牲の事件としてカウントする人がいる。
夏美1/18計画
ドラマCDオリジナルのガンプラ犠牲事件。もちろんだがドラマCDオリジナルエピソードである。
ドラマCDなのでテロップは出てきていないが一連の流れが同じであり、小さくなったギロロ・夏美・猫の3名が元に戻すのを拒むケロロたちに対してガンプラを人質に取り、無残にもそれらを躊躇なく破壊してしまう。
この時ケロロは直感でガンプラであると察しており、ギロロはケロロに対して早急に元のサイズに戻すことを決意させた。
映像の神様ごめんなさい
元ネタ
アートの神様ごめんなさい
表記の神様ごめんなさい
個別記事の神様ごめんなさい
絶対に許さない…言い方によってはこう返答されてしまうかも?