データ
重量:140kg
最高時速:600km/h
概要
バダン帝国の科学班がパーフェクトサイボーグ“ジュドゥ(仮面ライダーZX)”の為に総力を挙げて開発した兵器にしてZX専用マシン。
特殊金属で作られた頑丈で軽量な車体を誇り、超小型の核融合原子力エンジンが搭載されているほか、タイヤのトレッドパターンを変更できる機能も備えており、更に水中航行用のハイドロジェットエンジンも装備されている為に荒地~飛行や水中でも走行が可能という超高性能かつハイスペックな性能を持つ。
また、フロントカウルの両側にはカッターとしても使えるウィング、更には1秒間に100発もの実弾を連射する事やレーザー光弾を発見することが出来るレーザーバルカンが2砲配備されている。武装の凶悪度で行けばロボライダーのロボイザーや仮面ライダーカイザのサイドバッシャーに勝るとも劣らない。
なお、『仮面ライダーSPIRITS』では、ZX開発までの過程で生み出されたZXの量産機であるコマンドロイドの為に量産されており、劇中でははるか上空のバダンの移動要塞であるUFOから着地後瞬時に走行・制圧戦へと移行してビームを撃ちまくり世界各国の軍施設を次々に壊滅へと追いやっている。
ZXの乗っているものは元は三影英介のマシンであり、『新 仮面ライダーSPIRITS』にて大破したものを2人のおやっさんによって改造サイクロン号のエンジンを組み込まれた改造機。名付け親は村雨本人による。
本作のZXは歴代ライダーの魂を受け継いで「仮面ライダー」となるまでの課程が描かれているが、マシンにもまた例外ではないのである。
こちらの作品では村雨は私物である「スズキ・カタナ」にも乗っている。
『仮面ライダーSD』ではネオヘルダイバーとして登場。
カラーリングにはオリジナルの面影が残っているが、デザインは完全に別物となっている。
余談
のちに仮面ライダーゼロワンの強化フォームとして同じく「ヘル」を冠するヘルライジングホッパーが登場しているが、ライジングホッパーが「駆け上がるバッタ」を意味するのに対して、ダイバーが「潜行者」を意味するので名前に込められた意味が全く異なる。
関連項目
クルーザー:同じく水中や空中で活動できるバイクの先輩。