概要
ポケダンICMA(イクマ)とは、マコトウ(旧:マコトゥー)によるポケモンの二次創作漫画作品である。
元はうごくメモ帳3Dのワールドうごメモギャラリーで2015から公開されていた作品だが、2017年より通常の形式の漫画として新規エピソード・新キャラクターを加えながらリメイクされたものがTwitterやpixivにて公開、また同人誌として頒布されている。
『ポケモン不思議のダンジョン』シリーズの世界観を下敷きとしている(ポケモンが喋る、文明や街を築いている、不思議のダンジョンが存在する等)。
また、同氏の作品『星瑞のヒロイズム』と、その続編である『うわさのヒーロー』と世界観を共有しており、『うわさのヒーロー』のキャラクターがポケダンICMAに登場することがある。
主な登場キャラクター
※設定は基本的にリメイク版に準ずる。
アルセピア勇者団
リル・メルの故郷から遠く離れた大きな街にある世界有数の探検家組織(ギルド)。
たんけんたいバッジの形状は街と所縁のあるアルセウスを模す。
団員を実力を元にIからXXIまで全21段階のクラスに分類しており、その中でI〜VIIはハイパー、VIII〜XIVはスーパー、XV〜XXIがノーマルの3段階に分けられている。任務時は基本的に近いクラスの団員と組むことになりクラスが上のポケモンほど強いがハイパークラスは例外で皆がほぼ同等の力を持っていて(例外あり)学校のクラス分けの様なもの。その他、非戦闘員の救護班(バッジは+型)と情報発信などによるサポートを行う伝達班が存在する。
本作の主人公。ダンジョン内で妹のメルを危険な目に遭わせてしまったことを悔やみ、デザイアが所属するアルセピア勇者団に入ることを決意する。クラスはXXI(ノーマル)。
単純な性格で天然、戦闘スタイルも素直だが、皆を守るという強い気持ちにより成長を続けている。青い瞳を持つ。
- デザイア(ゾロアーク♂)
リルをおたずねものから助け、アルセピア勇者団に招いたクラスVII(ハイパー)の実力者。
アルセピアにおけるリルの保護者的存在で、団の内外ではリルの父親だという誤解が広まっている。
読者からの愛称は『お父さん』。
- 団長(ピカチュウ♂)
アルセピア勇者団の団長。本名不詳。ホウエン弁で話す。デザイアからは「おっかない」と評されている。
性格はかなり雑でおおらかだが、アルセピアの誰よりも強い。
- アルピアーノ(カイリュー♂)
アルセピア勇者団の副団長。クラスはI(ハイパー)。団長の自由奔放さに困らされている。
団長からは「アル」と呼ばれているが、フルネームは非常に長い。
- ストラ(ポッチャマ♂)
リルの半年前に入団した団員。クラスはXXI(ノーマル)。
話が長くて心配症だが、カンと予測力があり、団長に憧れ強くなるという固い意志を抱く。本編の間にリル達と親しくなった。
- クロエ(ハリマロン♂)
リルと同じクラスXXIでありながら、既にスーパークラス以上の実力があるとされる団員。
寡黙で冷静だが、熱い心の持ち主。後頭部に★型の丸ハゲがある。実は辛いものが苦手。
- オクナル(ワニノコ♂)
ワニノコの少年。クラスはXXI(ノーマル)。声が大きい。
- エミリア(エモンガ♀)
エモンガの少女。クラスはXXI(ノーマル)。リルに惚れている。
- ルルル(イーブイ♀)
イーブイの少女。クラスはXXI(ノーマル)。リルに惚れている。
- リンリン(タブンネ♀)
救急班員。
- ナガソネ(フタチマル♂)
クラスはXIV(スーパー)。クロエの同期。
- ツイゼル(ジャノビー♂)
クラスはXIV(スーパー)。ある任務でリル・ナズナとチームを組む。
- ナズナ(フローゼル♂)
クラスはXII(スーパー)。ある任務でリル・ツイゼルとチームを組む。探検家としての確かな実力を努力で手にしたポケモン。
裏設定で、胃痛があるらしい。
- ノット(ルカリオ♂)
クラスはVII(ハイパー)。一番強い探検家になるのが目標で、そのためのこえるべき壁として、いつもデザイアにバトルを挑んでいる。
その他の団員はアルセピア団員名簿初版(Twitter)を参照。
その他
- メル(フォッコ♀)
リルの最愛の妹。リルと共にダンジョンに入り、おたずねものの攻撃で重傷を負った。
- おたずねものハッサム
第1話に登場。ダンジョン内を隠れ家にしていたが、リルとメルが来たため始末しようとする。リルでは歯が立たないほど強かったが、デザイアに一撃で倒された。
- ロッド(ニャビー♂)
とある村に住む、探検家に憧れる少年。新しく発生したダンジョンに興味を持ち、迷子になってしまった。
なぜかリルを先輩と呼んで慕っていた。
- ラック(ブラッキー)
『うわさのヒーロー』からのゲストキャラクター。大食い。ギザ歯。
"ヒーロー見習い"を自称して探検家に勝負を挑むうちに"ラック"と呼ばれるようになった。