ストーリー、人物設定のネタバレ注意!
概要
百々氏によるポケモンの二次創作漫画。正式名称「Re:ポケモントレーナー」。
この記事の内容は本編だけでなく、Twitter上の質問箱からの情報も含まれているのでご注意ください。
ポケモンやトレーナーの存在は原作に準拠しているが、舞台や登場人物はすべて完全オリジナルとなっている。また、ポケモンの技、魚や虫など普通の動物の存在、トレーナー社会のルールなど、オリジナル設定も多数存在している。
「ポケモン」を現代社会にそのまま当てはめたような作風で、ゲームやアニポケやポケスペとは一風変わった世界観を展開している。
本作は、原作の主人公のとは違い、大々的にスポットが当たらないような一般人に焦点が当てられて物語が展開しているのも特徴で、魅力の一つである。
かつてトレーナーだった読者には、なつかしさを覚える展開が多く、再び熱を吹き込んでくれるかもしれない。
↑本作の第一話
あらすじ
物語の舞台は、原作の地方と遠く離れたギンジョー地方で、様々な人とポケモンが暮らしている広大な地方である。
ジム巡りの旅をやめた青年スグルは、とある町のラーメン屋でバイトしながら、ダラダラとバトルする生活を送っていた。
ある日、彼の働くラーメン屋にスグルの友達で研究員のトカチが、自分のいとこで新米トレーナーの少女アムを引き連れ、彼女のバッジ集めの旅に、強いトレーナーであるスグルに同行してもらおうとやって来た。最初は断ったスグルだったが、紆余曲折を経てトカチの誘いを受け、表向きは渋々であったが旅に同行することになった。
かくして、再出発トレーナーのスグル、将来有望(?)な新人トレーナーのアム、そして、アムの保護者かつ研究員のトカチの3人の旅が始まる。
旅の目的はアムのジムバッジ集めで、トカチは自身の研究のため、旅におけるジム戦をはじめとするバトルのデータを収集している。スグルの主な役割は、アムに先輩としてアドバイスをすることだが、本人は消極的である。また、時々スグルもジム戦に挑戦していくようだ。
登場人物
主要人物
- スグル
「バトルの勝敗をポケモンのせいだけにしてんじゃねぇよ!」
「本気な証拠か 羨ましいぜ」
「とりあえず.... ここで負けたらダセぇよな」
25歳くらいのそこそこ強いトレーナー。基本はケチでだらしない性格だが、やる時はそれなりにやる男。
ジムバッジは7つまで集めたが、途中で挫折し、ラーメン屋「ラーメンどっこいしょ」でバイトしていた。集めたバッジは5つにまで減っていた。
喫煙者で、お酒大好き。特にビールを好む。その他の好物はつけ麺。
ラーメン屋でバイトしていたので、料理はそれなりに得意である。彼の作るチャーハンは絶品らしい。しかし、料理をお願いすると容赦なく金銭を要求してくる。
トレーナーとしての情熱はとうに失われていて、金銭の発生しないバトルへのやる気はほぼゼロだが、マナーやモラルの欠如した悪質なトレーナーには怒りを露わにするなど、スグルなりにトレーナーとしての矜持と責任を持ち合わせている。
トレーナーとしての自己評価は低いが、長い経験による高い洞察力や、とっさに働く機転など、トレーナーとしての実力の高さが窺い知れる。しかし、持ち前のモチベーションの低さによって、せっかくの力量も普段は鳴りを潜めてしまっている。
本人曰く「ポケモンバトルで一番大事なのは、相手トレーナーにどれだけ敬意を払えるか!」ということらしい。
なまいきな子どもが嫌いで、子供っぽい青春なノリや、暑苦しい雰囲気も苦手。しかし、バトルやポケモンに一生懸命になれるアムを内心羨ましく思っている。
15歳で初めてピアスをあけた。それ以降、ジム戦で負けたときはピアスをあけて気合を入れている。
アムとはトレーナーとして先輩後輩の関係であるが、一言で表すのが難しい間柄となっている。アムにはイジワルでテキトーな対応が目立つものの、先輩としてバトルの戦術やポケモンとの向き合い方、トレーナーとして大事なことを適切にアドバイスしたり、さりげなく彼女の背中を押したりなど、割と良好な関係を築いている模様。トレーナーとして彼女に意識されるのはまんざらでもないようだ。
トカチとは子供のころからの付き合いで、「トカちゃん」と呼んでいる。トカチのトラブルメーカーぶりには昔から振り回されながらも、彼の優しい心根を密かに信頼している。
出身地は「アサビラキ」という場所で、「~タウン」とも「~シティ」とも呼ばれない小さな集落。12歳の時、ブイゼル(後のフローゼル)をパートナーにして旅に出た。
物語の当初は、トレーナーとしてのモチベーションが皆無だったが、アムたち新人トレーナーとのふれあい(?)や久々の旅、ジム戦を通して、徐々にかつてのやる気を取り戻しつつあり、バッジを新たに2つ獲得するまでに至った(#15現在)。
ポケモンに対する態度はぶっきらぼうであるが、自身のポケモンにはしっかりと愛情を持っている。そのため、一部からは小馬鹿にされながらも、どのポケモンからもとても懐かれている.......多分。
- アム
「スグル!私の旅に一緒に来てよ!」
「だって 早く5つ以上集めて スグルより強くなりたいんだもん!」
「前に誰かが言ってたっけ...バトルの勝敗をポケモンのせいにするなって...」
トレーナーになりたての10歳の女の子。
トカチのいとこ。天真爛漫で頭がいい。しかし、少々怒りっぽい。好物はモンブラン。
同世代のトレーナーの中では、タイプ相性を考えてバトルするなど比較的優秀だが、特性、技の知識不足や、周りが見えなくなりやすいなところなど、トレーナーとして未熟な部分は多い。しかし、着々と実力がついてきており、現在はバッジを4つ所持している(#15現在)。また、スグルが呆れるほどノーコンのため、ポケモンのゲットが下手。
ポケモン図鑑は未所持(本作において、図鑑所有者はとても稀有な存在である)。両親が厳しく、トカチの説得でやっと旅に出ることができた。
基本的に、スグルにはなまいきな態度をとることが多いが、だんだんと先輩として尊敬していくようになる。旅の当初から、スグルより強くなることを目標としていたり、スグルに自分のバトルを褒められるとすなおに喜んだりなど、スグルをトレーナーとして強く意識している。
トカチのことは、ドジっぷりをとても心配しているが、頭がよくて優しいおじちゃんとして慕っている。
旅を通して、精神的に確かな成長が見られるが、スグルに対していじっぱりになるのは相変わらずのようだ。
基本的にはすなおでかわいい子なので、無自覚にモテる。スグル曰く「将来は魔性の女」。
実際に、作中で打ち抜かれた少年がいる。
自分のポケモンには優しくすなおに接しているので、とても懐かれている。
- トカチ
「ア ム ちゃぁぁん! 無事でよかったぁ!」
「まだ持ってんだろ?ジムバッジ」
「スグルしかいないよ ここまでできるトレーナーは」
通信システムの研究員。スグルと同い年で、子どものころからの友達。アムのいとこでもある。
スグルにアムの旅の同行を誘い、スグルを再出発させたきっかけを作った。つまりスグルを無職にしたのは...
優しくまじめで一生懸命な性格で、周りの人やポケモンからも慕われている。また、とても熱くポジティブな性分且つ青春なノリが好きなため、スグルからは度々うっとうしがられる。
自身はアムの保護者として旅に同行しながら、研究のため各地のジムやそのバトルを取材している。おじいさんがお金持ちで、スグルには頼りにされている。旅の資金管理なども彼の仕事。料理が壊滅的に下手。酒に弱いわけではないが、すぐ眠ってしまう。好物はクリームシチューとサワー。
タマムシ大学を卒業するほどの優秀な頭脳を持っているが、非常にドジで巻き込まれ体質であり、旅で様々なトラブルを引き起こす。そのため、スグル達からはよくドン引きされる。メガネを外すとイケメンである。
アムを溺愛しており、心配しすぎてトラブルを起こすことも。アムに近づく男はもちろん許さない。最近はアムに関する暴走の矛先がスグルに向かうことも多く、よく暴言がこぼれる。
スグルとは、子供の頃からの間柄で、トカチが本音で気持ちを言い合える数少ない親友である。また、強いトレーナーとして真っ先に名前が浮かぶほど、彼の実力を大きく信頼している。旅の中、ナイーブになりがちなスグルを正面から励ますことができ、確かな友情が窺い知れる。
彼を含めた研究員たちの夢は「ネット上でのポケモンバトルを実現する」こと。
それは、ポケモンをデータ化できる技術を応用し、実際のポケモンを使ったバトルをネット上で行えるようにする研究である。いずれはジム戦などの公式戦も行えるようにし、事情によって旅ができない多くのトレーナーの助けになることを望んでいるが、賛同者はなかなか得られないようだ。夢を語るとき、ついつい長話になってしまう。
かつて、クレア(エレキッド)をパートナーにして、スグルとともにバッジ集めの旅に出たが、バッジ2つ目の時点で、勉強のために家に帰った。
技の知識不足や判断力の低さなど、バトルには持ち前の明晰な頭脳はあまり発揮されず、トレーナーとしての実力は低い。スグル曰く「戦い方が雑」。しかし、彼の優しく思いやりのある性格ゆえに、彼のポケモンはみなトカチが大好きである。
各地のジムリーダーとその関係者
コトホギシティ
- ヒギリ
「ウフフフフ♡ マグカルゴの火力に耐えられるかしら?」
「悪いけど容赦なく行かせてもらうわよ?」
コトホギジムのジムリーダー。ほのおタイプ使い。
クイタラン、マグカルゴ、ヒードランなど、マグマをイメージさせるポケモンを使う。ハリウッド女優のような雰囲気の女性で、とんでもない酒豪である。火力でガンガン攻めるバトルが特徴的。
コトホギシティ内のバーやレストランを複数経営するオーナーでもある。ジムリーダーとしてバトルをする一方で、挑戦者を試すために好き勝手にバトルができないことに若干ストレスが溜まっている。もっとも、バトル自体はとても楽しんでいるようだ。
デンシュータウン
- ゲンマイ
「ジムリーダー、ゲンマイど尋常に勝負だぁ!」
「んだら 準備はいいが? 始めるべし!」
デンシュージムのジムリーダー。じめんタイプ使い。元気なおじいちゃんだが、腰を痛めやすい。岩手訛りに近い方言で話す。若いころはフサフサだった。ジムリーダー歴40年以上の大ベテランで、作中屈指の実力者らしい。強力なじめんタイプの技と、地の利を活かした戦術で、挑戦者を老獪に翻弄してくる。
エースはガラガラで、強いトレーナーとバトルするときはふといホネに持ち替えることもある。
デンシュータウン一の土地持ちで、山を2、3岳所有している。作中には登場しないが、イネコ以外にも子供や孫がたくさんいるようだ。
- イネコ
「強ぐはねぇよ~ ただのバッジコレクターだぁ」
デンシュータウン出身の、おだやかな性格の18歳の女の子。ジムリーダーゲンマイの孫娘でもある。祖父と同様の訛りで話す。彼女もじめんタイプの使い手である。
本業はバッジクリエイターで、バッジ作りの勉強のために様々な地方のバッジを集めていた。スグル一行とは旅の帰りで出会った。
世襲制のジムのため、将来は彼女がジムリーダーになるかもしれない。
タイプの偏りはあるものの15個以上のバッジを獲得していたり、ゲンマイからジムリーダー代行として太鼓判を押されるなど、トレーナーとしての実力はかなり高い。
トカチの研究に感激しており、好意的な反応を示している。挑戦者リストやバッジ交付記録のため、デジタル事務管理ソフトの使い方をトカチから熱心に教わっていた。ジム戦後も、トカチとは旅の道中で連絡を取り合っているらしく、なかなかいい雰囲気である。
ソラチネシティ
- トコロ
「さぁ! どこからでもかかってらっしゃーい!」
「ケケケ!! どうしようー! 僕、楽しくなって来ちゃった~」
「大切な事はね! ポケモン達が『この人のために頑張ってバトルしよう!』って思ってもらえるトレーナーである事さ!」
…………ではなく、ソラチネジムのジムリーダー。
さらに、植物学者であり、ソラチネ植物園の園長も務める無駄にハイスペックなお方。くさタイプの使い手。
手持ちはパラスやタマゲタケなどのキノコポケモンが印象的。エースはキノガッサ。
見た目通りのぶっ飛んだ変人。よくジムの仕事をほっぽり出して逃げ出してしまう困った人物。しかし、流石ジムリーダーに選ばれる人物だけあるのか、確かな人格者であり無差別に命を大事にしている。
頭のキノコが外れると………
キノコのほうし、ギガドレインなど、くさタイプ特有の厄介な技を多用し、状態異常でじわじわと攻めていくバトルを得意とする。本人の雰囲気も相まって、挑戦者を精神的に大きく揺さぶり、盛大なトラウマを植え付けてしまうこともしばしば。
- リリィ
「いらっしゃい!待ってたわよ!」
「トォコォロォ!(怒)」
…………ではなく、ソラチネジムのトレーナー兼研究員。
よくジムから抜け出すトコロを、相棒のモジャンボと捕獲している。ほかにロゼリアとキレイハナを持っている。
トコロとは同い年。温和で地味目な女性だが、トコロに対しては鬼のように豹変し、とても厳しく遠慮がなくなる。トコロと学生時代に同じ研究室に所属しており、その頃何かあった模様...
- ハルヒコ
ソラチネシティのトレーナーハウスに勤務する男性トレーナー。おだやかで小太りなおじさん。
エルフーンを連れていたスグルに声をかけ、ハウスでのバイトに誘った。オバケが苦手だが、手持ちのボクレーは平気な模様。他にヒマナッツも持っている。
アラマサシティ
- イチゴ
「私はね…本気で泣いたり笑ったりするためにバトルしてんだ!」
アラマサジムのジムリーダー。特攻服を羽織り、バルジーナをリスペクトしたメイクの勇ましい女性。荒々しい輩が多いアラマサジムトレーナーたちから畏れられ、彼らをしっかりとまとめ上げている。年齢は19歳で、ギンジョー地方の中でも特に若いジムリーダー。
ひこうタイプの使い手で、バルジーナやギャラドスなど、コワモテな面子が揃っている。
初戦で舐めた態度でジムに挑戦してきたスグルを、ボコボコに蹴散らして圧倒した。
気合の入ったファッションやバトル中の恫喝で、ジムのトレーナーたち以上に激しく挑戦者を威圧してくるものの、ジムリーダーとして挑戦者の実力を測りながら、「はねやすめ」による回復を軸とした、シンプルながらも冷静に計算されたバトルを繰り広げる。一戦一戦、本気でぶつかり合うことをポリシーにしている。
表にはあまり出さないが、とても生真面目な性格で、バトルに負けると人知れず涙を流すことも。それ故に、チャラついていたり、舐めた態度を取るトレーナーが大嫌い。余談だがトコロのことも苦手にしている。
彼女の特攻服には、歴代のアラマサジムリーダーの名前が刺繍されており、彼女は5代目で、アラマサジムでは女性初のジムリーダーのようだ。
- カザキ
「鳥使いのくせに... 大切な事を忘れていた... 能ある鷹は爪を隠すんだったな...」
アラマサジムのトレーナー。バトルへの熱意がとても強く、やる気が満ち溢れている正統派なポケモントレーナー。スグルとは真逆の性格。暴走族のようなトレーナーが多いこのジムの中で、唯一普通の格好をしたイケメン。
少し早合点しやすい性格だが、反省も早い。スグルのことは当初見くびっていたものの、バトルを通してスグルの人間性やバトルの実力を、やや過大だが高く評価するようになった。
使用ポケモンはウォーグル、スワンナ、ヒノヤコマ、ピジョンなど。ジムの鳥ポケモンは人を乗せても安全に飛べるよう訓練されている。
- タスク
「負ける事は悪い事じゃないんだ! むしろいい事だぜ!」
特攻服に気合の入ったリーゼントをした、アラマサジムのトレーナー。サングラスでつぶらなひとみを隠している。髪型が変わるとほぼ別人になる。
カザキと比べやや短気だが、活発な熱血好青年トレーナー。アムとは、自身のオニドリルに乗せて飛ぶなどの交流を通してかなり仲良くなった。言葉足らずながらも、アムに熱意を持ってバトルのアドバイスをしていた。
- レオ
タスクと同様なスタイルのアラマサジムトレーナー。バンダナで口元を隠している。無口で大柄のため、威圧感のある風貌だが、声はとても可愛らしく、丁寧でにこやかな男性である。
ムクホークをパートナーにしている。
準レギュラー
- キンジ
「やっちまえ!バイト!」
「だってよう! 「ねっとう」はうちの売りなんだぜ?!」
スグルが働いていたラーメン屋の店主。テキトーな性格だが、人情味あふれる男。
気前がよく、旅の餞別に、スグルに「ねっとう」の技マシンを譲った。店直伝の技である「ねっとう」を非常にひいきしている。しかし、そのせいでバトルではよく弱点を突かれる。
40代既婚者で、娘もいる。たびたびスグルに娘の写真を見せてくるあたり、親バカである。
彼の店は創業15年ほどの自営業。店では、店員とのバトルに勝つとラーメン代が無料になる、「バトル割」というサービスを行っており、スグルはバトル係だった。
スグルがいなくなった後、バトルが強い新しいバイトを見つけられるか心配である。
読者の間で密かに人気を博すオヤジ。
手持ちポケモンはオクタンのオッくんと、ワンリキーのリキ坊である。
また、とあるヤブクロンをこっそり餌付けしているが、ゲットはしていない模様。
- フウタ
「くさタイプとか楽勝だし!」
「俺みたいな人間が...トレーナーになっちゃダメだったんだ...」
アムと同じく10歳の新人トレーナーの少年。目つきが悪い。年相応に生意気で、自信家。スグルが嫌いなタイプのガキンチョ。幼少期のスグルと似た雰囲気のようだ。
バトルの腕はなかなかで、相性の他、ちゃんとポケモンの状態を見て冷静にバトルができる。……はずだったが…
図鑑所有者であり、そのことでアムに強い対抗心を抱かれバトルを挑まれるが、同世代の友達でライバルという立ち位置になった。バトルを通じてアムの魔性っぷりの餌食になった模様……
手持ちのヌマクローはなぜかやつれている……。
何か知りませんかヒトモシさん?
現在ではラグラージに進化して、やつれた様子を見せなくなった。
- キカ
「あたしはあたしのポケモンが一番大事なんだ!」
目つきが悪い女性ポケモントレーナー。攻撃的で乱暴な性格だが、ロメオや自分のポケモンたちなど、仲間のことは大切にしている。
ロメオとともに、ポケモン(人のも含めて)を捕まえたり、道具を手に入れたりなどの仕事を請け負う何でも屋として活動し、金を稼いでいる。合法、非合法は問わないグレーな仕事人。
かくとうタイプを使い、よく育てており、自身もかなり強い。ポケモンバトルが好き。
自分の仕事について、悪い事をしている自覚はあるものの、自分のポケモンと一緒にいるためだと割り切っている。
- ロメオ
「なーにがバトルよ! ばっかみたい」
キカとコンビで何でも屋として活動する、飄々としていて楽天的なオネエさん。
ポケモンはノーマルタイプを使う。世話焼きで優しい性格。
しかし、バトルなど、興味がないものに対してはとても冷ややかな態度である。
キカとはプラトニックだが、互いを思い合える信頼関係を築いている。
その他ゲストたち
- クラウド
スグルと同世代のトレーナーで、旧友。現在はポケモン管理委員会(PMC)に所属している。
昔スグルに負けて以来、ラリホーというあだ名がついており、そっちのほうが本名より有名になってしまった(彼の手持ちのラクライのラ、リザードのリ、ホーホーのホーで、ラリホー)。
かなりの女の子好きだったが、ペアのミノリのことは苦手である。
- ミノリ
PMCでのラリホーのパートナーの女性。彼曰くバトル中毒。
詐欺師による事件の後、ラリホーとともに、スグルたちの元に事件の聞き込みと注意勧告のため訪れた。かなり厳しい性格のようだ。所持ポケモンは、ブロスターやカビゴンなど。
- ヘラヘラした男
スグルが手加減してバトルした子供から聞いて彼を探してきた。相手をなめきった態度や短絡的な戦法など、バッジを4つ獲得している実力の持ち主とは思えないほどトレーナーとして色々となっていない。スグルには見事に返り討ちにされたが、自分の負けをきっちり認めている。
- ツネ
アムが受講していたセミナーの講師だったが、実は詐欺師で、モロバレルのキノコのほうしを利用して受講生を眠らせ、受講料をぼったくっていた。セミナーの教室にやってきたスグルとアムと交戦するが劣勢になり、ビリリダマを爆発させて逃走した。
その後、アラマサシティにてインチキ露天商として再び現れ、トカチが彼の企みの餌食になった。しかし、この時売りつけられた道具が、スグル達にとって思わぬプレゼントとなった。
事件以前にも様々な手口で犯罪を犯しており、ブラックリストにも載っている相当な危険人物。金儲けよりも人を騙すことが好きであり、性格も真っ黒である。
- テツミ
コトホギジムのジムリーダー、ヒギリの大ファン。ビジュアル系な見た目をしている。身勝手な理由でいきなりトレーナーをポケモンの技で攻撃する、勝負で負けを認めずヤケになって攻撃を仕掛けるなど、非常に悪質なトレーナーである。キレたスグルに成敗されて逃げ出した。
- イアン
番外編で登場したドラゴンタイプを使うトレーナー。スグル曰く「意識高い系」。ドラミドロを使うスグルの噂を聞きつけ、ラーメンどっこいしょにやってきた。
スグルのドラミドロとはカイリューを使った派手なパワーバトルを行った。勝負後、彼らの絆の強さを一応は認めた模様。
- アミ
番外編で登場したヒメコの元の持ち主。
かわいいポケモンに目がない。他にパチリスを持っている。
現在は一児の母の模様。スグルのイーブイはイブと名付けられ、たくましく成長したようだ。
- ユズル
ランちゃんの元の持ち主。ピチューの帽子を被った少年で、見た目通りにピカチュウ系統に強いあこがれを持っている。ピチューと旅することが夢だったが、旅立ちの日になっても見つからず、ピチューを連れていたアムに、ポケモンの交換を涙ながらに懇願した。
両親とそろってハードなピカチュウ大好き一家である。両親はそれぞれ、ライチュウとピカチュウを手持ちにしている。
- マリ
番外編で登場した、ガールズバー「ルージュ」で店員を務める女性。ムンナを連れている。公園でムンナのさいみんじゅつの特訓をしていた時に、スグルと仲良くなった。ポケモンコンテストで優勝するため、バーで働きながら練習をしていたが...
主要ポケモンたち
スグルのポケモン
ポケモンたちはみんなよく育っており、かなりの実力がある。スグルは20匹入りのボックスを一つ持っており、手持ちと合わせて20匹ほどのポケモンがいる。
レベルが高いポケモンの一部は主人を馬鹿にする傾向があるようだ。
スグルの最初のポケモン。子供のころからスグルと一緒で、その絆は本物。
スグルは彼を一度も手持ちから外したことがない。フォローが得意なイケメンである。色んな意味でスグルにとってなくてはならない存在。
Re:トレがR-18指定を受けるかどうかは彼のスピードスターにかかっている。
使える技は、アクアジェット、こおりのキバ、ねっとう、かまいたち、ハイドロポンプ等。
スグルがブイゼルと共に初めてゲットしたポケモン。まじめな性格だが、スグルからは誤解を受けやすい。真逆の性格の主人によく振り回される健気な苦労ポケモン。
チャラい性格。バトルに強く、エルフーン自身もそれを自覚しており、スグルを少々見下している。綿毛をクッションにされるのが大嫌い。表情の可愛さに定評あり。
特性はいたずらごころ。使える技は、ギガドレイン、ソーラービーム、コットンガード、わたほうしなど。
- ペラップ♀
きまぐれな性格。歌うことが好きで、気分がいいときは専ら歌っている。エルフーンほどでないが、スグルを少々馬鹿にしている。人間の声真似はできないようだ。眠る時、トサカの音符が8分休符になる。ワルビルと仲良し。
- ワルビル♀
普段はおとなしい性格。特性はじしんかじょう。バトルの実力は高く、本来ならばすでにワルビアルに進化している。特性が発動し続けると、暴走して言うことを聞かなくなってしまうため、スグルは彼女の最終進化をキャンセルし続けている。詳しくは本編参照のこと(#3-4)。
ペラップと仲良しで、よく頭の上に乗せている。ペラップの歌声は、ワルビルの暴走を止めるのに一役買っている。使える技は、じしん、あなをほる、かみくだくなど。
スグルに度が過ぎるほど懐いており、変態じみている。スグルのパンツが好きで、所構わず脱がそうとしてくるため、スグルは辟易している模様。ハイパーボールに入っている。
特性はどくしゅで、触ると手がヒリヒリしてくるが、スグルには加減しているのか、スキンシップを受け続けたスグルが耐性を獲得したのか、どくしゅはスグルには効果がないようだ。
スグルのために、バトルでは驚異的なガッツを見せる。結構泣き虫なヤツ。
その出会いは運命的で色々と目覚めた瞬間でもある。
使える技は、ねっとう、ヘドロばくだん、ドラゴンテール、ヘドロウェーブ、たつまきなど。
- ヒメコちゃん(リングマ)♀
スグルが13歳の時、ヒメグマの時に交換によってゲットしたポケモン。コワモテだがスグルはとても可愛がっている。かなり強くなったアムのポケモンたちを、一体で蹴散らせる実力の持ち主。
恥ずかしがり屋でガードが固い。ポップコーンが好き。長い間ボックスに放置されていたため、久々に会ったスグルにはスネた態度をとっていた。
うちおとす、からをやぶる、がんせきほうなど、パワフルな技でバトルを行う。からをやぶるのは少し恥ずかしいようだ。
ジム挑戦に本腰を入れた直したスグルのため、トカチに悪びれながらも自らの意思で再びスグルの手持ちに加わった。その際、持っていたエレキブースターと、主人が変わったことによる環境の変化によって最終進化を果たした。進化前よりも感情を表に出すようになった。
アラマサジムでのリベンジマッチにおいて、強力な10まんボルトで勝負を決め、スグルにバッジをもたらした。
スグルが13歳の時にゲットした。やんちゃな性格で、好奇心旺盛。ゲットされた後、ヒメコと交換されて現在は手持ちにいない。チャオブー(後のエンブオー)との間に生まれた絆はとても切ない…
アムのポケモン
みんなアムによく懐いており、彼女のために頑張ってバトルする。初めは技や実力が残念なこともあったが、着々と実力をつけており、主人同様にまだまだ伸びしろがある。
- タマちゃん(タマザラシ)♂
タマゴから孵したアムの最初のポケモン。とても体力があり、タフで粘り強い。「〇晒し」と呼ばれると怒る。
最初は、みずタイプの技はみずあそびだけ、こおり技は0という、有用な攻撃技の少なさが目立ったが、経験値を積むにつれてみずでっぽう、オーロラビーム、アイスボールなどを覚え、現在は解消気味である。よかったね。
特性はあついしぼうで、得意技はまるくなるからのころがる攻撃。
スグルと会う前に野生の個体をゲットした。使える技は、たいあたりという名のヒップアタック、タネマシンガン、こうごうせいなど。バトルでの活躍は結構残念で、しびれごなやねむりごながたまに成功する以外は瞬殺される場合がほとんど。がんばれ!
最新話にて、スグルのエルフーンに一目惚れされた模様。
スグルと会う前に野生の個体をゲットした。特性ははやおき。アム曰く、恐れ多いのでちゃん付けでは呼んでいないらしい。れいせいで落ち着いた性格をしている。スグルのエンブオーのことを、ほのおタイプの先輩として慕っている。
ソラチネジム戦では、アメちゃんとの見事なコンビネーションを見せた。
旅の途中で大量発生したのをネットボールでゲット。とてもおくびょうな性格だが、それ故に非常にすばしこい。基本的にビビりだが、やればできる子。デンシュージム戦では、初陣にもかかわらず大金星をあげ、続くソラチネジム戦の決着も彼女が決めている。
スグルの技マシンにより、ねっとうを伝授されている。
- エリ吉(エリキテル)♂
ロイを捕獲する時に一緒にゲットしたポケモン。ゲットと言うより、自分から仲間になりに来た。とても人懐っこく、スグル曰く表情があざとい。
別のトレーナーに逃がされたようだが…?
特性はかんそうはだで、使用する技はパラボラチャージ、どろかけなど。すでに、トカチのグレッグルを難なく倒せる実力があるようだ。
- ロイ(ピチュー)♂
なまいきな性格。アムのしつこいスキンシップを嫌がっていた。アムが頑張ってゲットしたポケモンであるが、すぐに交換されたため、現在は手持ちにいない。
- ランちゃん(ユニラン)♀
ロイを交換してゲットした。ぼーっとしている。使える技は、リフレクター、サイコショックなど。
初陣のアラマサジム戦では、相性不利のバルジーナ相手に思いの外奮戦した。
トカチのポケモン
トカチはバトルが下手なため、クレアを除いて、ポケモンたちは実力が低い。しかし、トカチことはみんな大好きであり、有事の際は彼を必死に守る。
- クレア(エレブー)♀
トカチの最初のポケモン。クレア自身はとても強い。スグルと協力してエレキッドの時にゲットした。しっかり者だが、てれやなお姉さん。
トカチが旅をやめた際、スグルの元に預けられ、強く鍛えられた。その後、再びトカチの元に戻るが、本人はまたスグルとバトルがしたいようだ。クレアが入っているボールは「閃光の螺旋(ひかりのらせん)」と言う題の芸術作品で、なんと車一台分の価値がある。
スグルとトカチの友情を象徴する役割を担っている。(#4-4参照)。使える技は、ひかりのかべ、10まんボルト、ほうでん等。
照れた時の表情は、エレブーのイメージを崩すほどかわいい。
#13-5にてついに.....
Q「でんきタイプで一番かわいいと思うポケモンは?」
スグル&トカチ「「エレブー!!」」
...クレアは死ぬほど照れる。
ちょっぴりお調子者。バトルへのやる気は満々だが、いかんせん実力不足。特性はかんそうはだ。トカチが15歳の時に出会った。
トレーナー以上にしっかりしている。
最大の特徴は人間の言葉を話せること。しかし、ロケット団のニャースのように、ポケモンの言葉の通訳はできない。トカチが大学生の時にゲット(というより保護)した。
ゲットされる前は、そのせいで気味悪がられていたが、トカチは他のポケモン同様優しく接している。トカチのドジっぷりに呆れているが、不満は一切なく、素晴らしいご主人として彼を慕っている。
特性はあめうけざらで、頭の葉っぱが乾くと元気がなくなってしまう。
特性、性格はともによわき。故にバトルには不向き。人を乗せて飛ぶ力はあるようだ。鳴き声が結構うるさい。
トカチが大学時代、教授から譲り受けたポケモン。その時すでに進化済み。
舞台
↑詳しい解説が載っています。
ギンジョー地方の都市名は、主に日本酒の銘柄の名前から来ている。こういうところも大人向けである。
ジョーイさんやジュンサーさんも普通にいて、やっぱり同じ顔である。
ジムバッジを8つ集めたトレーナーはギンジョーカップ(原作のポケモンリーグ)への参加資格を得る。この大会は4年に一度開催されており、今までに23回開催されていて、長い歴史を持つ。大会の予選人数は毎年1000人以上で、そこから上位100人が決勝トーナメントに進出できる。優勝したトレーナーは「ダイギンジョー」と呼ばれ、ギンジョー地方最強のトレーナーとなる。
アサビラキ
スグルの出身地。前述の通り小さな集落。ポケモンセンターがなく、ポケモンの回復ができないため、ポケモンバトルを行う住民はほとんどいない。
コトホギシティ
ほのおタイプを使うコトホギジムがある。貰えるバッジはラヴァバッジ。ジムのフィールドはほのおタイプが好む灼熱の環境で、みずタイプでも長期戦は禁物。街にはジムリーダーのヒギリがオーナーをしている店舗がいくつかある。
デンシュータウン
山奥にある田んぼが多い町。この町を含んだ地域では通り雨が多くなる時期がある。土が豊かで、じめんタイプのポケモンが集まりやすい。じめんタイプを使うデンシュージムがあるが、挑戦者は少なくなっている。貰えるバッジはパディーバッジ。
地元の豊かな土を使ったバッジをジムの名物としていた。
…しかし以前のバッジは土くれそのもので壊れやすく、スグルや他のトレーナーからは不評だった。現在はイネコの手により、ちゃんとしたバッジになった。
地方でもかなり古く、歴史があるジムだが、収穫した米の倉庫にされるなど、扱いは割と雑。
ジムの挑戦者や、バッジ交付者のリストを、最近まで帳簿で記録していたが、トカチの指導の下、デジタルで事務管理が行われるようになった。
ソラチネシティ
くさタイプを使うソラチネジムがあり、植物園も兼ねている。貰えるバッジはマッシュバッジ。
バッジのデザインがかわいいという理由で、女子トレーナーに人気のジムのようで時期によっては予約でいっぱい…ジムリーダーが仕事しないからではない…多分。
街にはトレーナーハウスがあり、ジム戦対策のトレーニングができる。
アラマサシティ
非行タイプ、もといひこうタイプを使うアラマサジムがあり、貰えるバッジはカミカゼバッジ。ジムのトレーナーは、カザキを除いて特攻服を着た暴走族のような出で立ちで、見た目はとてもガラが悪いものの、みんな優しく気のいい連中である。
ひこうポケモンが全力でバトルできるよう、ジムの天井はとても高く設計されている。
ソラチネ同様にトレーナーハウスがあり、非番のジムトレーナーがスタッフとして働くこともある。
オリジナル設定
※以下の内容は、完全にオリジナルであり、公式とは一切関係ありません。
社会状況
前述の通り、ポケモンと人間の社会における共生のため、様々なルールや法律が存在し、トレーナーの責任が非常に重視される社会構造をつくっている。トレーナーにはこれらのことを守る義務がある。
ルールの例
- ポケモンの技を人に向けるのは法律違反。(当前だが)
- ポケモンを出せる許可のない建物内(飲食店、頑丈でない建物など)や道路で、ポケモンをボールから出すことは罰則の対象となる。
- 人は10歳になると、ポケモンを持つ、持たないに関わらず、トレーナー証という身分証明書を発行する。これはポケセンの利用やジムの挑戦に必要。
…などがある。
夢半ばに挫折し、道を踏み外してしまうトレーナーが多いことは、この地方において社会問題にさえなっており、また、ポケモンは簡単に悪用できてしまうので、取り締まる側も大変である。
ポケモンの技、技マシンについて
本作において、ポケモンは技を4つ以上覚えていられる設定になっており、それまで覚えていた技が急に使えなくなるということはない。
ただし、バトル中で使える技は4つのみで、5つ以上の技を使った時点で、公式戦では反則負けとなる。
技マシンには、繰り返し使えるタイプと、使い捨てタイプの2種類があり、前者の方が高額である。技マシンは、自分で作ることも可能で、プラットフォームとなるディスクに、ポケモンの技のデータをレコーディングすることで作成できる。原作に登場しない技マシンは作れないようだ。
奇しくも、第八世代にて、同じ様式の「わざマシン」と「わざレコード」が登場している。
ポケモンが覚えられる技には、原作ではレベルアップや技マシンのほかに、教え技やタマゴ技があるが、本作中のポケモンは、他のポケモンが使っているのを見てまねるなど、自身の努力でそれらの技を習得できる。強力な技を使えるようになるには、ポケモン自身の努力も必要になってくる。
ジム、ジムリーダー、ジムバトルについて
広大なギンジョー地方には、公認ジムが20以上存在し、タイプ専門ジムだけでなく、専門タイプのないジムも存在する。ジムの挑戦には、トレーナー証の提示が必要になる。また、トレーナーとして問題がある行動をしたときは、罰則としてジムへの挑戦ができなくなることもある。
各ジムの長であるジムリーダーは、バトルの強さ、ポケモンの知識などを試される困難な試験を突破して初めてなれる狭き門である。まず、ジムのトレーナーとして下積みをするのが一般的。ジムリーダーの引継ぎは、ジムトレーナーからの選出、世襲制など各ジムで様々である。
ジムリーダーのポケモンは基本的に自身で捕まえたポケモンであるが、先代から託される場合もある。ジムバトルで使用するポケモンの種類や使用数は、挑戦するトレーナーのバッジ数から、そのレベルに合わせてジムリーダーが選ぶ。
バッジ数が多いトレーナーに対しては、ジムリーダーとのバトルの前にジムトレーナーとのバトルを間に挟む。また、再挑戦時にはいきなりジムリーダーとバトルすることもできる。
初心者トレーナーについて
原作同様、ギンジョー地方でも、人は10歳からポケモントレーナーとして旅をすることが許される。
その中でも、条件を満たした10歳の新人トレーナーは、ポケモン図鑑と初心者用ポケモンをもらえる他、様々な特典を受け、恵まれたトレーナー生活を送ることができる。
この対象になるのは、小学校卒業程度の学力があること、ある程度の経済力がある家庭であること、保護者の同意があること、本人にトレーナーになる意志があることといった条件を満たした10歳の少年少女である。アムはもちろん対象だったが、両親から旅を強く反対されていたため、条件を満たすことができなかった。
ポケモン図鑑は、某家庭用ゲーム機に酷似した形態である。初めて出会ったポケモンを随時登録していくタイプのようで、ポケモンの能力や技なども調べることができる。このように、ポケモントレーナーにとって、旅の重要な手助けになるアイテムだが、野生ポケモンの生息分布情報の収集など、研究機関の役にも立っているようだ。
初心者用ポケモンは、いわゆる御三家のポケモンたちで、トレーナー自身が選ぶことができる。言ってしまえば早い者勝ちである。フウタもこのようにしてミズゴロウをもらっている。
初心者用ポケモンの管理は、ラリホーの所属しているPMCで行われている模様。原作では非常に珍しいとされる御三家のポケモンたちは、ギンジョー地方では野生で普通に見ることができるようだ。
余談
作中の登場人物には、戦隊ヒーローやアニメ、バンドなど、様々なジャンルからの元ネタが存在していることが多く、ファンをニヤリとさせてくれる。
また、登場人物のファッションがあまり一定ではなく、スグル一行の服装は毎話変化している。特に、スグルのTシャツのデザインは毎度かなり凝っているので、注目してもらいたい。
スグルが獲得したバッジは、ラヴァバッジ、パディーバッジ(この2つはアムのとお揃い)、
そしてどくタイプ、くさタイプ(ソラチネのとは別)、でんきタイプ、いわタイプ、エスパータイプのバッジの7つで、エスパーのバッジは売ってしまっている。そして、アムと一緒に挑戦したアラマサジムにおいて、カミカゼバッジを新たに獲得した。
トカチもスグルと同じ、でんき、いわのバッジを持っている。
関連イラスト
↑子供時代のスグル&トカチ
↑謹賀新年
↑暑中見舞い
↑着ぐるみ一行
↑Let's GO しなかった道