概要
初登場は1955年の『Detective Comics #225』に収録された「The Strange Experiment of Dr. Erdel」。
マーシャン・マンハンターは、ジョン・ジョーンズとも呼ばれる、火星出身のスーパーヒーローである。火星の大虐殺で妻と娘を失い気が狂いそうになっていたが、科学者のソール・エルデルが起こした事故によって地球に連れてこられた。超人的な身体、俊敏、飛行、変身、不可視、テレパシーなどの能力を持つ。故郷に敬意を払うのと同様に、移住した先の地球にも大きな敬意を払い、ジャスティスリーグのメンバーとして活躍する。人間の世界に溶け込むため、厳格な警察官や探偵の姿をしている。
プロフィール
本名:ジョン・ジョーンズ(J'onn J'onzz、John Jones)
頭髪:無し
目:赤目
身長:200センチ(6'7")
体重:136キロ(300lbs.)
グリーンマーシャンという火星の原住種族、すなわち火星人である。ジャスティスリーグの創立メンバー(Original Seven)の1人。
肉体を自由自在に変える能力を持ち、メイン画像のようなヒーローらしいマント姿も肉体を変化させたもの。地球人の姿にもなることができる。その他にも透過能力や飛行能力、テレパシーなど多岐にわたる能力があり、腕力だけでもスーパーマンに匹敵する強力なヒーローである。
地球より気温が低い火星生まれのためか高熱が苦手で、炎はもちろん電気からの熱も苦手。故郷と家族を火災によって失ったため、身体的な弱点とは別に火に対してはトラウマを抱いている。
恐ろしげな見た目に反して、生命方程式に基づいた火星人の哲学を持つヒーローとして理想的な程の高潔な精神性の持ち主。オレオが大の好物。
タグとしては本名のジョン・ジョーンズ、またはそれを略したジョンジョンもしばしば使われている。「マンハンター」という名前からぎょっとするかもしれないが、これは探偵という意味であり、れっきとしたヒーローである。
日本経済新聞の女性記者に変身して登場したことがあり、その時に名乗った名前が某セーラー戦士と同じだったので、すぐブルース・ウェインに見破られたというエピソードがある。
映像作品
実写映画
演じたのはハリー・J・レニックス。
ジョス版には登場せず、スナイダー版の追加要素として物語中盤とエピローグに登場。
クラークを失い失意の中にあるロイスの元へクラークの母マーサへ変身し訪れる。
そこで仕事に手が付かないロイスに対し、再び活動するよう促す。
ロイスの家を出て扉を閉め、初めて劇中にて変身を解いた姿を披露した。
そして、「我々には君が必要だ」と言い残し再び変身する。
その姿は国防省の長官、ジョンだった。
エピローグにて再び登場。
ブルースの別荘/バットケイブに現れ、ブルースに再び戦いが訪れると警告すると共に、自身も力になると伝える。
最後に自身の名前を伝え、空へ去っていった。
実写ドラマ
演じたのはフィル・モリス
演じたのはデヴィッド・ヘアウッド、日本語吹替は広瀬彰勇。
クロスオーバー回『クライシス・オン・インフィニット・アース』にて、ドラマ版ジャスティスリーグの創設メンバーとなった。他のヒーロー達が単独作の主役を張っている中、唯一の脇役での創設メンバー入りを果たした。
アニメーション
『ジャスティスリーグ』『ジャスティスリーグアンリミテッド』に登場。
声はカール・ランブリー、日本語吹替は佐々木誠二。
『ザ・バットマン』
声はドリアン・ヘアウッド、日本語吹替は土田大。
声はケビン・マイケル・リチャードソン、日本語吹替は新田英人。
声はニコラス・ゲスト。
ゲーム
DCコミックスのキャラクターで戦う対戦型格闘ゲーム。プレイアブルキャラとして登場している。声はアニメ『ジャスティスリーグ』で演じたカール・ランブリーが担当している。
関連イラスト
関連タグ
ジョンジョン / ジャスティスリーグ / ヤングジャスティス