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マンハンター

まんはんたー

マンハンターとは、機動戦士ガンダムシリーズに登場する組織。
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概要

宇宙世紀を統治する地球連邦に存在する警察組織。「マハ」と略される場合もある。
いつ頃から活動をしているのかは不明だが、少なくとも宇宙世紀0093年のころにはすでに存在していたといわれている。
宇宙世紀における地球では一部の地域が特別区に指定されるなどの保護活動が進められているが、それでもなお地球に居座る者を排除する意図が連邦にはあった。
そのためマンハンターの主な仕事は地球への不法滞在者の取り締まりだが、実態は無差別に多くの人間を拉致して遊び半分で人間を虐殺することも厭わない等腐敗が横行している。
警察機構であるにもかかわらず、銃器はまだいいとしてモビルスーツまで保有しているなど時間が経過していくにつれて、まるで軍隊のように武装強化がなされていった。
やがて時代が宇宙戦国時代に移行すると母体となる地球連邦の弱体化や価値観の変化によって徐々に衰退していったが、宇宙世紀0200年では権限の強化によって再び再興を始め、やがて完全な軍閥と化したマンハンティング組織やそれに関わる人々は、弱体化した地球連邦政府にすら刃を向ける形になる
彼らのあまりにも横暴極まりない取り締まりは多くの市民から反感を買うと同時に非常に恐れられている。マンハンターが存在感を大きくしている作品はジオン残党が衰退している時系列であることを考えると、ジオンが消えてもコスモバビロニア建国戦争ザンスカール帝国の台頭など宇宙世紀には暗い未来が待っていることを分かりやすく示す存在でもある。

登場する経緯はかなり複雑であり、『機動戦士ガンダム逆襲のシャア』以前に執筆された宇宙世紀の超未来を描いた作品『ガイア・ギア』において、敵勢力として連邦の警察機構『マハ』が登場しており、このマハの設定が逆襲のシャアに輸入される形で登場し、ガイア・ギアで一大勢力へと拡大する以前の時期が描かれるという流れになっている。
マンハンターの設定は逆襲のシャア以降の世界観の新作でも引き続き利用されることになり、逆襲のシャアの続編的作品の『機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ』でも描写され、『機動戦士Vガンダム』の背景設定や小説版においても登場する。
ちなみに『機動戦士ガンダムUC』に登場するネオ・ジオン軍残党の掃討を任務とする地球連邦軍の新設特殊部隊「ECOAS」が通称「マンハンター」と呼ばれているが、ECOASは他作品に登場するマンハンターとはあくまで別物である。ECOASに関してはどんな命令であっても淡々とこなすその姿勢を揶揄する蔑称としてそのように呼ばれている以上の意味はない。

装備

一般の警察と同じく、拳銃警棒パトカー装甲車を保有している。
しかし宇宙世紀0100年代になると装甲車などの武装化や、アニメ版『閃光のハサウェイ』では型落ちしたとはいえ地上仕様のジェガンA型を回収した陸戦用ジェガンA型・マンハンター仕様を保持している。
マハの時代になると最新鋭の機動兵器マンマシーンや戦艦を保持しているが、これはマンハンター時代の過剰な戦力保有が招いた結果である。

人狩り

先述の通り、マンハンターの任務は地球への不法滞在者摘発にある。
しかしその摘発は寝込みでも容赦なく行われ、暴力や銃器の発砲、果てはモビルスーツの導入など非常に過激なもの。
これらの過剰な摘発で多くの民間人が命を落とすのはもちろんの事、民間人から金を貰ってマンハンティング任務に参加させて殺人体験を行わせてもいるらしく、インドでもこの行動は広く認識されていた。
正式な地球への居住権保持者でも彼らのマンハンティングの対象になるなど、もはや不法滞在者摘発という彼らの任務は完全に形骸化しており、権力を盾にやりたい放題する犯罪組織となっている。


各シリーズでの登場

機動戦士ガンダム逆襲のシャア

映像作品での初登場。インドのサルナートにて、地球連邦高官のアデナウアー・パラヤの愛人キャサリンが、娘のクェス・パラヤを連れ戻すために要請を受けて、クェスと一緒にいたヒッピーの集団共々追いかけまわし、抗議の声を上げた女性のみぞおちに警棒を叩き込むという暴行を働いた。
小説『ベルトーチカ・チルドレン』ではカーシーでも活動が確認されており、クェスを人質に取ろうとしたヒッピーグループの男が容赦なく撃ち殺された。

機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ

地球連邦の増強に伴ってマンハンターもより武装化を推し進め、上流階級による地球圏の独占は悪化し、彼らはマンハンターを使った人狩りを積極的に推奨した。。
街中で平気で銃撃戦を行い関係ない一般人を大勢虐殺するだけでなく、市民の寝こみでさえお構いなしに摘発を行うなどより行動が過激化し始めていた。
そんな彼らの横暴から一般市民からは強い恨みを抱かれ、そして、内心で反連邦組織マフティーを支持する市民を増やしている。
マフティーのリーダーであるハサウェイ・ノアはマンハンターの横暴を見て、「軍隊のまねごと」と評している。

機動戦士Vガンダム

オイ・ニュングがかつてマハとして活動していたが、その横暴な嫌気がさしてリガ・ミリティアに参加したことが語られている。
小説版ではより深く言及されており、ウーイッグにいたウッソ・エヴィンを不法滞在者と知りながらも規律が曖昧になり、差別意識がなくなって「人であれば別に」という意識が高まってきたことでスルーしてきたことが語られている。
またカテジナ・ルースの発言からも、この時代ではすでに宇宙世紀0100年代初頭のような非道な人狩りをしなくなっていることが示唆されている。
マンハンティングの衰退は、既に地球連邦の首都が宇宙世紀0130年代に月のフォン・ブラウンに遷都したことも影響していると考えられる。

ガイア・ギア

連邦内の秘密組織としてマハと、新たに「地球連邦政府警察機構13課」が登場。
マハはかつてのマンハンターを母体として発展した組織であり、従来のような不法居住者の掃討活動を継続している。
マハはこの時代でも地球連邦政府の警察機構の一部門という体裁だが、多数の大型兵器を抱えるなど完全に軍閥化してしまった。
組織の人員はエリート思想が強いが、血統には拘らない完全実力主義者が集められている(クロスボーン・バンガードのコスモ貴族主義に似ている)。
一方でラジオドラマ版ガイア・ギアでは宇宙世紀0186年に連邦内で設立された「マンハンティング部局(MHA)」という経歴になっている。
MHAは以前の時代に登場した既存のマンハンティング組織及びマンハンターとはまた別に存在する秘密警察的組織とされている。
宇宙世紀0197年にはマンハンティング組織の権限の拡大が承認されており、地球上の不法居住者の摘発が強化された。

宇宙世紀0200年代でも地球は原則居住禁止区域となっているが、仕事などを理由に地球に降下したスペースノイドがそのまま居住してしまうことが多発しており、さらにはそれを取り締まるはずのマンハンターも不法居住者になるというミイラ取りがミイラになる事態にまでなってしまっていた。
不法居住者からすればマンハンターは嫌悪の対象として反連邦政府活動に走るのだが、中にはマハを支持して活動を支援する不法居住者も見られる。

マハのビジャン・ダーゴルは地球の回復を是非とした「地球逆移民計画」を立案し連邦政府からの認証を受け独自に行動していたが、その裏では地球に一大帝国「ガイア・エンペラー」を設立する計画を推進していた。しかし独自の力を持ち過ぎていたマハの行動は実質的な連邦へのクーデターとなっており、彼らを危険視し始めた連邦は反連邦組織メタトロンと結託。アフランシ・シャアとの激突によりマハは事実上崩壊することとなった。

関連項目

宇宙世紀

ティターンズ:ある意味彼らの先輩的存在。
アロウズギャラルホルン:同業者。

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