ラインハルト・ハイドリヒ(Diesirae)
らいんはるとはいどりひ
「――卿ら、私を失望させるな」
CV:諏訪部順一(CS版)/トム・クノレーズ(PC版)
身長:?cm 体重:?kg 血液型:A型 階級:大将
序列 | 第一位 | ルーン | 破壊 |
---|---|---|---|
魔名 | 愛すべからざる光 | 大アルカナ | 皇帝 |
生年月日 | 1904年3月7日 | 占星術 | 白羊宮 |
位階 | 流出 | 発現 | 覇道型 |
聖遺物 | 聖約・運命の神槍 | 武装形態 | 武装具現型 |
親しい人物 :メルクリウス。
嫌いな人物 :いない。彼は総てを愛している。
聖槍十三騎士団・黒円卓第一位・首領。
魔名は「愛すべからざる光(メフィストフェレス)」。
フルネームは、ラインハルト・トリスタン・オイゲン・ハイドリヒ(Reinhard Tristan Eugen Heydrich) 。
部下からは「ハイドリヒ卿」、副首領カール・クラフトからは「獣殿」と呼ばれる。
二人称は「卿(けい)」という特徴的な言い方をする。
元々は第三帝国の高官であり、ゲシュタポ長官にして階級はSS大将。
金髪金眼のイケメンであり、作中では「人体の黄金比」とまで言われている。かつては短髪だったが、現在は腰まで伸びるほどの長髪。
座右の銘は「死を想え(メメント・モリ)」。
テーマ曲はモーツァルトのレクイエムのアレンジである「Dies irae "Mephistopheles"」
全てを見下すような傲岸不遜な態度をとるが、自分の不徳を素直に認めたり、強敵には賛辞を送るなど謙虚な面もある。
その言動は実力も相まって高いカリスマ性を持ち、黒円卓の面々も殆どが彼に心酔もしくは畏怖している。
一応既婚ではあるが、ラインハルト曰く「女は駄菓子」らしく、特別視している訳では無い。
Twitterには不定期に稼働する公式のキャラアカウントが存在する。
モチーフは史実と同名のラインハルト・ハイドリヒ。
詳しくはラインハルト・ハイドリヒの項を参照。
史実通り、あの高官の下で出世し、ついには総統閣下の信厚きゲシュタポ長官となる。
そんなラインハルトはどんな事も容易く出来てしまうが故に、達成感が無い「餓え」にも似た物足りなさを感じていた。
ある時、ラインハルト・ハイドリヒSS中将(当時)は、総統暗殺未遂事件に関わったらしい、とある容疑者への尋問を直接行う機会があった。
その容疑者の名は占星術師(詐欺師)カール・クラフト。
本来ならば自分を通さずに即処刑されるであろう人間。なのにどういう訳かラインハルトは彼に会いに行ってしまった。
最初はただの詐欺師と侮ってみていたラインハルトだったが、その男はラインハルトの「餓え」をいとも容易く看破し、「貴方は本気を出していない」と諭してきた。
この物足りない世界に心底飽いていたラインハルトは、カール・クラフトの言葉に耳を貸す。ラインハルトは永劫破壊(エイヴィヒカイト)を教授されて人を超越した存在となり、この世界の残酷なまでの真実、すなわち「既知感」という名の牢獄(ゲットー)の存在を知らされる。
そうして彼らは「自分を満足させる機会(未知)を与える」という約束と固い友情を交わす。
カール・クラフトとの出会い以後、1942年に自らの死を偽装して身を隠し、聖槍十三騎士団を魔人の集団に作り変える。大戦の裏で「既知感に囚われた世界法則(ゲットー)」を超越すべく、団員に自国敵国の人間問わず殺戮を行わせ、魂を集めていった。
そして、大戦末期のベルリンで市民を生贄にイザークを核とした創造の永久展開の法を行い、三騎士と共にこの世界から姿を消す。
半世紀後、日本の諏訪原市で現世組の団員に黄金練成の法を実行させ、現世へと帰還しようとしている。
「全てのものを平等に愛しているが、破壊でしか愛を表現できない」というかなり破綻した価値観を持っている。
とはいえ、彼の根底にあるものは「総てを全力で愛したい」という考えのみなのだが、本人にとっても周りにとっても迷惑な事に、強大すぎる彼の手で愛されたものはみな壊れてしまう。
故に、ラインハルトは愛しい万象を傷付けないように、この世のあらゆるものに「下らない物」というレッテルを貼る事で、自らの愛から遠ざけていた。
自らの渇望を無理やり封じ込めている状態なので常に「飢え」を感じて生きていたが、カール・クラフトとの出会いを期に「破壊する事を恐れて愛さないのは、愛し子らをないがしろにしていることではないか?」と考えを改め、ある意味開き直って壊してでも愛する事を誓う。
ちなみにラインハルトの根本にあるのは「愛」なのだが、ラインハルト自身が「この世が下らないから全力を出す機会が無くて退屈している」という風に誤認しており、作中では「全力を出したい」という部分だけが語られることが多い。
なお、この思想は抱きしめたがりのマリィとよく似たものとなっている。
あちらは触れれば首を刎ねるという呪いを帯びており、全力で愛する事ができない。ただし、「次こそは幸せに」と未来に願ったマリィに対して、「壊したいけど壊れないでほしい」と現状維持を願ったラインハルトではやはり大きく違う。
また、藤井蓮からすればラインハルトは死に比重を置き過ぎている(すなわち生を大事にしてない。なくならないので価値は無い)為、相いれない存在である。
とはいえ、互いに「この好きな一瞬で時間が止まればいい」「壊したいけど壊れないでほしい」と現状維持する願いを持っている為、ある意味似た者同士である。
聖遺物は武装具現型の「聖約・運命の神槍(ロンギヌスランゼ・テスタメント)」。
伝説に伝わるロンギヌスの槍その物であり、位階はエイヴィヒカイトの最上位である「流出」。
神気を纏う神殺しの槍。常人ならば穂先を向けられただけで蒸発し、槍の"形成"を目撃するだけで見る者の魂を焼き尽くす聖性と力を持つ、究極にして最高位の聖遺物。
内に渦巻き猛り狂う魂の質と総量は、もはや一つの世界であり、槍の形に凝縮された宇宙。
所有者を選び、選ばれていない者が触れると心身が破壊される。聖遺物を全て操れる藤井蓮ですら、この規格外の聖遺物を動かす事はできない。
「槍の一撃を受けた者に聖痕を刻み、不死の奴隷として自身の軍団(レギオン)に加える」「聖痕を刻んだ相手が殺した者も自身の軍団(レギオン)とし、自身と同化させる」という能力を持つ。吸収した魂全ての経験を共有し、聖痕を刻んだ者であればその者の創造を使用する事も可能である。
螢ルートの魔城戦によると、聖槍は本来何者よりも速く、絶対的を逃さず、当たれば一撃必殺である。第八のスワスチカが開いていれば神でも躱せない。
凄まじい攻撃力を持つ一方、防御力もラインハルト本体はヴァレリア・トリファの聖遺物「黄金聖餐杯(ハイリヒ・エオロー)」であるため、数百万の魂を内包してる上に対物理・対魔術・対時間・対偶然とあらゆる防壁が施されている無敵の鎧。
聖槍がラインハルトの聖遺物である理由は、正体の項目を参照。
至高天・黄金冠す第五宇宙(グラズヘイム・グランカムビ・フュンフト・ヴェルトール)
ラインハルトの創造。覇道型。
「全力を出す機会が欲しい」 という渇望を具現化し、ラインハルトが全力を出せる「城」を創造する。
この城は、現世で聖槍十三騎士団の本拠地とされていたヴェヴェルスブルグ城と同様の内部を持つ城が、戦奴である黄金の髑髏が折り重なって構成されている。ラインハルトの創造は何者であれ崩せず、匹夫が数億集まろうと揺らぐことはない。
城内では武装親衛隊を中心とした兵員を召喚する事が可能となり、城の中で死んだ者を戦奴に加える事ができる。
戦奴はラインハルトが存在する限り不滅であり、たとえ死んでも何度でも蘇ることができる。ラインハルトは不死身の戦奴たちを軍勢として自由自在に指揮して戦う。
ちなみに、武装親衛隊はその体に付けた血液型の入れ墨がカール・クラフトの術式だった為に戦奴として取り込まれてしまった。
その渇望ゆえに“城”に取り込まれた魂はラインハルトの一部となり同化することを意味し、“城”の全ての魂の経験値を自らのものとして共有している。つまり戦闘という観点において数百万の総和、地上に並ぶ者なき最高峰の経験値を有していることになる。そのため、未来予知としか言えないレベルの予測を可能とする。
更に、単騎で自身の総軍を凌駕する王でもある。
指揮官でありながら、万分の一秒以下で五十を超える斬撃を繰り出す序曲時の藤井蓮との白兵戦を互角以上に渡り合い、圧倒できたのはそうした理由も一部にある。
また、聖痕を刻んだ騎士団員達の能力を使用することもできるようになる。
前述した魂の共有化によって、彼は単一にして軍勢を有しているのと同義であり、すなわちラインハルトとは聖槍十三騎士団という総体に他ならない。それゆえに団員の渇望を使い分けることを可能としている。
第八のスワスチカの解放でもって城は弾け飛び解れ、拡散して天を覆う方陣と化し、拡大していき、遠からずこの星を呑み込む修羅道(グラズヘイム)。
彼が存在する限り、その総和は膨れ上がり続ける。百万が千万へ、億を超えた先にまで。地獄の王である彼にとって、全人類は己に傅く定めを負った戦奴に過ぎない。
初期段階では覇道の領域は諏訪原市全域を覆い尽くし外界から完全に隔離する。そしてその異常に気づく部外者は一人もいない。
方陣が広がった場所の魂は残らず総て城に吸い上げられる。
ラインハルトは魔的とすら言える指揮官の才能を持っているため二つのことが出来る。「総軍に陣形を組ませて負担を分散させることで、魂一つあたりの消費の削減」「総軍の戦意を昂揚させ、鼓舞し、導くことで、総ての雑兵を勇者に格上げして魂の質を向上」。
これにより二ヶ月にわたって創造を維持し続け、かつ魂を一つも消費していない。しかも聖痕の力でどんどん総軍が増えていっている状態にある。創造の維持は通常、外への干渉規模が少ない求道型でも、せいぜい数時間が限界。覇道型に至っては、数分から数十分。
戦闘時にはヴェヴェルスブルグ城から山をも超える巨大黄金骸骨に変形、移動は二足歩行ではなく這うように移動する。
移動速度は速く、当時の如何なる手段も凌駕する高速の移動で、その巨体が移動し続けたことで生じたエネルギーの総量は歴史的な大地震にも匹敵する。
口からは黄金の光線を吐き出す。これは核を凌駕する超絶の熱量で、国を一つ灰燼と化すに足るものである。
ただしラインハルトにとっては小手調べ以下であり、総体は微塵も減じたりはしない、たとえそれが跳ね返されて直撃しようとも。
聖槍からは、破壊の神威たる黄金の光線を放つ。その威力は城のそれとは比べ物にならず、マリィルートのタワー戦では、戯れの一閃で街(諏訪原市)の五分の一を消滅させている。これでも全盛には程遠くラインハルトの神威が示す一端でしかない。
那由他の闇に守られているルートヴィヒが纏っていた神秘を一撃で消し飛ばし蒸発させ、ただの自然現象へと戻している。
その男は墓に住み あらゆる者も あらゆる鎖も
Dieser Mann wohnte in den Gruften, und niemand konnte ihm keine mehr,
あらゆる総てをもってしても繋ぎ止めることが出来ない
nicht sogar mit einer Kette,binden.
彼は縛鎖を千切り 枷を壊し 狂い泣き叫ぶ墓の主
Er ris die Katten auseinander und brach die Eisen auf seinen Fusen.
この世のありとあらゆるモノ総て 彼を抑える力を持たない
Niemand war stark genug, um ihn zu unterwerfen.
ゆえ 神は問われた 貴様は何者か
Dann fragte ihn Jesus. Was ist Ihr Name?
愚問なり 無知蒙昧 知らぬならば答えよう
Es ist eine dumme Frage. Ich antworte.
我が名はレギオン
Mein Name ist Legion―
創造
Briah―
至高天・黄金冠す第五宇宙
Gladsheimr―Gullinkambi fünfte Weltall
以下ネタバレ
混沌より溢れよ怒りの日(ドゥゾルスト・ディエスイレ)
「全力を出したい」「総てを愛したい」という渇望を元にした「死者の軍勢を率いる」 能力。
破壊と愛を切り離せないラインハルトが、総てを全力で壊(アイ)す為に、 永劫の闘争によって天地万物を破壊しつつ、破壊しても喪わないように死者(破壊した者)を蘇生させ、己の軍勢として率いる法である。
宇宙を修羅道の理で染め上げる事になるのだが、絶えず戦争が続き、何回死んでも何回でも蘇らされるという地獄になるので、(一部の戦闘狂を除けば)一般人にとって迷惑極まりない。
なお、この恩恵を受ける者は疑似的な神格(疑似的な流出位階)を有し、ラインハルトが健在な限りは不死の戦力となる。
作中で召喚された武装親衛隊は「第8SS騎兵師団(フロリアン・ガイエル)」、「第9SS装甲師団(ホーエンシュタウフェン)」、「第10SS装甲師団(フルンツベルク)」、「第12SS装甲師団(ヒトラーユーゲント)」、「第24SS山岳猟兵師団(カルストイェーガー)」、「第36SS武装擲弾兵師団(ディルレヴァンガー)」等。
プロローグに登場したヴァルター・ゲルリッツ曹長も螢ルートでちゃっかり指揮官として登場してたりする。
なお、武装親衛隊以外にもマルセイユ等が城に取り込まれている。
神咒神威神楽の黄昏防衛戦によると、全力を出せない状態でも、宇宙を消滅できるだけの熱量(たましい)をその身に然と有している。
怒りの日 終末の時 天地万物は灰燼と化し
Dies irae, dies illa, solvet saeclum in favilla.
ダビデとシビラの予言のごとくに砕け散る
Teste David cum Sybilla.
たとえどれほどの戦慄が待ちうけようとも 審判者が来たり
Quantus tremor est futurus, Quando judex est venturus,
厳しく糾され 一つ余さず燃え去り消える
Cuncta stricte discussurus.
我が総軍に響き渡れ 妙なる調べ 開戦の号砲よ
Tube, mirum spargens sonum Per sepulcra regionum,
皆すべからく 玉座の下に集うべし
Coget omnes ante thronum.
彼の日 涙と罪の裁きを 卿ら 灰より 蘇らん
Lacrimosa dies illa, Qua resurget ex favilla
されば天主よ その時彼らを許したまえ
Judicandus homo reus Huic ergo parce, Deus.
慈悲深き者よ 今永遠の死を与える エィメン
Pie Jesu Domine, dona eis requiem. Amen.
流出
Atziluth――
混沌より溢れよ怒りの日
Du-sollst――Dies irae
表向きにはラスボスを務めているが、その正体は、当代の神であるメルクリウスの自滅因子。
メルクリウスの「死にたい」という願いによって生じた存在であり、神殺しの宿命を背負っている。
ラインハルトが万物を「愛そう」とすると「破壊」してしまうのは、メルクリウスを殺すという宿命に基づいている。また、メルクリウスに近い存在であるので、彼の「既知感」を色濃く受けてしまい、それが作中での「飽いている」状況をもたらしている。
自滅因子(アポトーシス)は癌細胞とも呼ばれ、宿主と一蓮托生であり、互いに疎ましく思いながらも惹かれ合ってしまう存在である。
ラインハルトとメルクリウスが何かの理由で争うと、実力が劣るラインハルトには補正がかかって戦いが拮抗するようになり、必ず共倒れとなる。その為、どうやってもラインハルトが神座に至る事は有り得ない。
その上、メルクリウスが死にかけると流出で世界を回帰させてしまうので、ラインハルトとメルクリウスが争うまでが既知世界の「区切り」となっている。
作中ではこの辺りの事を、メルクリウスが巧妙に隠してラインハルトを「都合よく」利用している。
その為、ラインハルトが唯一愛していなかった存在を自覚できるか、双首領の意見が割れるかどうかが物語の展開に大きく関わってくる。
メルクリウスにとってのラインハルトは、藤井蓮&マリィへの当て馬であり、(蓮とラインハルトの覇道激突で)マリィを自分の元まで連れてくる為の駒に過ぎない。しかし、互いに「疎ましく思いながらも惹かれてあってしまう親友」なので彼の「総てを全力で愛したい」という願いも(メルクリウス自身が愛されない程度に)叶えたいと考えている。それが本作における聖槍十三騎士団と藤井蓮の戦いの根本的な要因とも言える。
私は総てを愛している
ラインハルトの代名詞とも言える台詞。
その言葉の通り、彼は総てを愛しているのである。
例外もいたが、それすらも愛するのがラインハルトである。
私は今、生きている!
ラインハルトの気分が最高潮にまで達した際に発した台詞。
のちに相州戦神館學園八命陣の龍辺歩美が用いたりしている。
エイメン
下の流出詠唱の締め括りの部分。玲愛ルートでの詠唱の発音が該当する。
玲愛ルートの詠唱自体が非常にノリノリであり、特に締めのエイメンがあまりに力強くカッコいい渋声だった為にファンからネタにされていた。
妙なる
本来の読み方は「たえなる」なのだが、玲愛ルートの流出詠唱では「みょうなる」と誤読してしまっていた。
一応ノリノリの詠唱のカッコよさで誤魔化されてはいるのだが、やはりファンからネタにされていた。
飽いていれば良い、飢えていれば良いのだ
終盤、ある男との会話でラインハルトが発した台詞。
ラインハルトにとって非常に重要な一言である。
続編におけるネタバレ注意
神咒神威神楽
マリィルートのifの続編である本作では過去の神格として数度語られる。
「修羅道至高天」の理を作り出した神。神号は黄金の獣。
彼自身を負かした黄昏の女神の治世を受け入れて、その世界の一人の人間として生きていた。
そこに突如波旬という邪神が現れた事で、総軍を再招集し、女神防衛の為に出陣する。水銀の蛇、永遠の刹那と共に、互いを励まし合いながら規格外の邪神相手に健闘した。
しかし、三柱の連携を煩わしいと思った邪神に、最速の願いを知らぬと踏破され、当たれば砕くものを押し潰され、焦がす炎を無視され、他のあらゆる手を打ったその総てを塵と断じられ、黄金の獣はいとも容易く八つ裂きにされてしまった。
だが、彼の残した聖遺物『聖約・運命の神槍』は次代に覇道を教える事になり…。
また、黄金の忠臣である最後之修羅は天狗道の中でもただ一人黄金の遺志を継ぎ…。
相州戦神館學園 八命陣
作中の格ゲーのキャラクターとして登場。
大杉栄光が使用したが、龍辺歩美のシュピーネさんに無双されてしまった。また、作中では度々「私は今、生きている!」等のラインハルトの名言が飛び出す事も。
神座万象シリーズ Diesirae DiesiraePANTHEON
ラインハルト・ヴァン・アストレア…同じ名前を持つ別作品のキャラ。特別な才能を持つチートキャラクターと言う共通点を持つ。世界を滅ぼし地獄を生み出そうとするdiesのラインハルトに対し、リゼロのラインハルトは一人の騎士として世界を守ると言う、対極の存在である。リゼロのラインハルトは「何でも出来てしまう事に飽いたりせず、真摯に世界と民を守り続ける英雄としての理想像」であり、ある意味DiesのラインハルトのIfの姿とも言える。余談だが、二元論の時代には殺戮の荒野を作り出した黒い剣士の兄が皆から慕われる才能ある勇者として存在しており、リゼロのラインハルトに似た存在の一人と言える。