データ
概要
来歴
キョウエイマーチのひ孫にあたる日本在来の牝系の出身。
母サンブルエミューズの半妹にマルシュロレーヌ・半弟にバーデンヴァイラーがおり、本馬の半姉にナミュールがいる。
本馬はナミュールと比較すると父がキタサンブラックに変わったためサンデーサイレンスの3×3クロスが生じている。
2歳時
叔母マルシュロレーヌを手掛けた矢作芳人厩舎に配属され、7月の小倉でデビュー、出遅れるも鋭い末脚で新馬勝ち。
2走目は東京のアルテミスステークスを選び、自厩舎の坂井瑠星に鞍上を変えて出走。直線一気でリバティアイランドを下し重賞初勝利。
3歳時
ステップレースを使わず桜花賞に直行。レースでは直線での不利もあって11着に沈む。オークス(優駿牝馬)は道中3番手から直線早めに先頭に立ち、最終的にリバティアイランドら後続勢に交わされはしたものの、10番人気の伏兵評価を覆す4着に力走した。
夏は休養に充て、9月のローズステークスで復帰。ブレイディヴェーグに次ぐ単勝2番人気に支持されたが、直線での伸びを欠き14着惨敗。牝馬三冠最終戦の秋華賞は積極的に前で運ぶも、4コーナー過ぎで後続勢に捕まり、リバティアイランドの三冠達成の前に11着に終わる。
4歳時
GⅡ京都記念より始動し5着。その後も3月のGⅢ中山牝馬ステークスで11着、6月のGⅢマーメイドステークスで5着、10月のリステッド競走オクトーバーステークスで6着と、掲示板入りがやっとという状態が続いた。
11月に3歳秋の秋華賞以来のGⅠとなるエリザベス女王杯に出走。17頭中12番人気と期待されていなかったが、中団から良く伸びて勝ち馬スタニングローズに次ぐ2着に好走。
続いて、中一週でGⅢチャレンジカップに出走。道中は中団待機で脚をため、直線で一気に馬群を抜け出し、最後は追い上げてきたディープモンスターを1馬身3/4振り切ってアルテミスS以来となる重賞2勝目を挙げる。
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