概要
新世界の創造を目論む悪の組織・ギンガ団が、シンオウ地方にある3つの湖のひとつであるリッシ湖に生息する伝説のポケモン・アグノムを捕獲する為、その湖を爆破するという、本作においてギンガ団が起こした最も有名な悪行のひとつである。
主人公がミオシティにおいてナナカマド博士から「リッシ湖を調査してほしい」と依頼された直後に、それは起きた。
すぐさま主人公がリッシ湖へと駆けつけると、そこで待ち受けていたのは、変わり果てたリッシ湖であった。
ギンガ団が仕掛けた爆弾によって湖は干上がり、そこで力なく跳ねている無数のコイキング達…。
「さすがにギンガ団でも、コイキングはいらないわねー!」
上記の言葉は、そんな変わり果てたリッシ湖内でコイキングを見ていたひとりの女性ギンガ団員が放った台詞である。正にコイキング好きの人からすれば、これほど侮辱的な言葉はないだろう。
もしここでコイキングがギャラドスに進化でもしたらどうするつもりなのだろうか…?(奇しくもボスのアカギはそのギャラドスを手持ちに加えている)
尚、リッシ湖を爆破した主犯である幹部・サターンは空洞内におり、主人公はそこで彼と対決する事になるのだが、肝心のアグノムは既にギンガ団によって捕らえられていた後だった…(同時にアグノムの危機を悟ったシンジ湖のエムリットと、エイチ湖のユクシーもまた、それに便乗するかのようにギンガ団達によって捕らえられてしまっている)。
因みにリッシ湖はやりのはしらでディアルガ・パルキアと戦闘後、何故か何事もなかったかの様に元に戻っている(当然、空洞内に行けばアグノムを捕獲可能)。ディアルガ(パルキア)の力の影響だろうか…?
余談
実際にゲーム実況においてもアカギ戦において、リッシ湖のコイキング達の無念を晴らさんとばかりに、なんとコイキング一匹でアカギの手持ちに全勝するという執念を見せつけたほど。
特にアカギがギャラドスを繰り出した際には、「コイキングああやっといてギャラドスだけは手持ちに入れとったんか!!」と流石に憤慨していた様だ。
- シナリオ上では、ミオシティの後にこのリッシ湖に行くのが正式なルートなのだが、実は一足先にキッサキシティ方面に行く事は可能である(『プラチナ』では216番道路へと続くルートにギンガ団員が通せんぼしているため不可)。無論、先にそちらへ行くかどうかはプレイヤー次第だが、ロッククライムを早めに使いたい人、『BDSP』において地下大空洞内でレベルの高いフカマルを手に入れたい人は先にキッサキシティに行って、ジムリーダーのスズナと戦ってもいいだろう(フカマルは「まよいのどうくつ」内でも出現するが、あちらはレベルが低く即戦力にはならないうえ、地下大空洞ならばレベルと個体値の高い個体が出現するので、手持ちに加えたいのであれば後者をお勧めする)。
因みにエイチ湖のほとりに入る事は可能だが、サターンとマーズ、スズナの3人に勝利するまで「なみのり」は使えないので注意。
関連タグ
ギンガ団:本件の元凶。
サターン:本件の現行犯。