以下「騎士竜戦隊リュウソウジャー ファイナルライブツアー2020」の『おはなしCD』及び漫画のネタバレを含みます
概要
CV:関智一
嘗てケルベロスマイナソーの毒に侵されたトワの血液について調べた医者にして、龍井尚久の知人浅沼が、リュウソウ族やドルイドン族のDNAから作り出した薬品を自らに注射することで変異した姿。
全体的な姿はその名の通りリュウソウジャー、特にリュウソウブラックと酷似しているが、スーツの上から目玉があしらわれた装甲を胸部に纏っており、ベルトはリュウソウバックルではなく目玉状になっている他、マントを羽織っている。
リュウソウ族やドルイドン族のDNAからその長寿性や不老性に魅入られており、彼らの力を悪用して、世界を統べる神にならんとしている。
その為なら人質も取る等、手段を選ばない卑劣で狡猾な性格だが、コウ達の芝居を見抜けないような間抜けな一面もある。
活動
自分が神になるにあたって邪魔なリュウソウジャーを倒すべく、自身のクローン技術を使ってガチレウス、ガンジョージ、ヤバソード、ウデンといったドルイドンの幹部達や遂にはナダのクローンを生成し、何度もリュウソウジャーに差し向ける一方で、ワイズルー達の元を離れていたプリシャスを捕獲して薬品で洗脳する等、着実に手駒を増やしていく。
偽物とわかっていながらもナダの姿故にクローンと戦えないリュウソウレッドの姿を良いことに、自身も力を振るってリュウソウブラックを圧倒するが、そこへトワが旅先から持ち帰ったレッドリュウソウルの力で復活した本物のナダ(しかもガイソーグつき)によってクローンナダを倒され一時撤退。
それでも、予めプリシャスに町の人間の心臓を集めさせていたことで、それらを人質に取ってリュウソウケンとリュウソウルを強奪。更には彼らの心臓すらもプリシャスに奪わせてしまう。
そのまま奪い取ったリュウソウルとリュウソウケンで彼らを攻撃しようとするが、彼らの一芝居によってクサソウルを発動してしまい、その悪臭で自滅と言う隙を晒してしまい、アイテム一式を全て奪い返されてしまう。
それでも、奪い取った心臓の入ったカードを握りつぶして彼らを苦しめるが、クレオンや、その呼びかけに応じた地球の人々の声援でリュウソウジャーは気合で立ち上がり、彼らの猛攻によってクローン達を次々に倒されてしまう。
そんな中でも、自身の力を見せつけてるが、仲間達の後押しを受けたマックスリュウソウレッドのエバーラスティングクローで敗北した。
その後、元の浅沼に戻ると、改心して再び医学を学び直すべく再出発したことが、トワの口から語られた。
また、洗脳されていたプリシャスも、薬の効果が無くなったことで正気に戻った。
余談
名前の由来は恐らく『リュウソウ族+フォモーリア(ケルト神話に登場する巨人族)』の折衷ではないかと推測される。
「騎士竜戦隊リュウソウジャー ファイナルライブツアー2020」は新型コロナウイルス感染拡大防止のため全公演中止となっている。
その為リュウソウジャーのファイナルライブツアーは『おはなしCD』や、漫画と言う形で行われている。
それでもスーツ自体は既に作られていたようで、公式Twitterで姿を見せ、超全集では全貌が掲載されている。