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以下略

いかりゃく

それから先の言葉を略す事、もしくは平野耕太による漫画(本項で説明)
目次 [非表示]
  1. すべての事柄を言わず、途中まで言い、それから先を略して言う。ryという表示もあります
  2. 『ゲーマガ』で連載されていた平野耕太によるギャグ漫画。本項で説明。

2の概要編集

2006年12月号より2010年5月号まで連載された。全33話、単行本全1巻(未完)。


作者やその知人をモデルにした登場人物の過激な妄想・オタクネタが描かれる。ゲーム雑誌に連載されていたのでゲームネタが中心ではあったが、時々、漫画アニメ映画や、挙げ句の果てに同人誌ネタなどやっていた為「もはやほぼ暗号で会話してるのと変わんねぇぞ、読者ついてきてねーぞ」と作中でツッコんだ事もある。また、エピソードタイトルは黒澤明監督や深作欣二監督の映画作品のタイトルからとっていた。


なお、前身的な作品として『進め!以下略』が連載されていた。設定が一部異なるほか、栗原が登場しないことを除けば作風は『以下略』とほぼ同じ。同作者の初期作品『進め!!聖学電脳研究部』を思わせるタイトルだが、繋がりは殆ど無い(『以下略』最終回に『聖学電脳研究部』の登場人物がゲスト出演した程度)。


主な登場人物編集

ヒラノ

ダメ人間(原文ママ)。本作の主人公の一人。ゲームショップ「ファンタジィ」の共同オーナー。モデルは作者である平野耕太本人。主にボケ担当。店では主に度の過ぎた悪ふざけをしている。眼鏡っ娘が大好き。第一話では「なぁなぁ、テクモの技術でイリュージョンのゲーム作ったら無敵じゃね?」と言い、第二話では「何で俺が平野綾と結婚できねーんだよ!!なんとかしろよ!!お前ら!!平野って名字なんだから歴史的に見ても俺の嫁だろ!?」と叫んでいた。


ヤブ

ダメ人間(原文ママ)。本作の主人公の一人。「ファンタジィ」の共同オーナー。モデルは作者の友達の田中亮太郎。主にもう一人のボケ担当でヒラノと共に度の過ぎた悪ふざけをしている。コスプレする機会も多い。長髪を束ねているので「チョンマゲ」と呼ばれる事もある。


ジャージ

ダメ人間(原文ママ)。本作の主人公の一人。「ファンタジィ」の共同オーナー。モデルは作者の友達の山田秋太郎。主にツッコミ担当で、容赦なく暴力を振るってツッコむ事もある。一方で他二人に乗せられてボケに回る事も多々ある。仕事は一番真面目にやっている。


栗原真紀

メガネ(原文ママ)。そばかす三つ編み眼鏡っ娘で平成生まれ。ゲームが大好きな事から「ファンタジィ」でアルバイトを始めるが、第一話にしてダメ人間しかいない店に絶望してバイトを辞めかける。ヒラノ曰く「スゲくね?かわいくね?求婚していい?」と言ったり、バイトを辞めて欲しくなくて時給5000円にしようと試行錯誤する。しかし第一話でヒラノに好きな男性のタイプを聞かれた際に「、第一部んときの」と答え、ヒラノを精神的に殺害した。ジャージに次いでツッコミ担当だが、コスプレでの接客に興味を持ったり、店長のアナル拡張に興味津々だった為、オタク要素や変態要素は持ち合わせている模様。


本町

ダメ人間(原文ママ)。「ファンタジィ」の店長。一見優しそうで人当たりの良さそうな美青年だが、ギャンブルが大好きで、店の金を使い込んで競馬したり、仕事をサボってパチンコしたり、麻雀借金を返す為に栗原に「女郎になってくれないか」と言い出す作中一番のクズかつ残念なイケメンヤクザがすごく怖い。


ヤクザ

ダメ人間(原文ママ)。本名は「千住」。若頭らしい。一見強面のヤクザだが、「ファンタジィ」に来店した際「THE IDOLM@STER」を手に取ったせいで、ヒラノ達に尋問を受け速攻で重度のオタクだとバレる。ヤングキングアワーズチャンピオンREDの愛読者で声優に詳しい。バイオハザードアルバート・ウェスカーに似てる為コスプレさせられた。本人曰く好きでヤクザになった訳ではなく、強面故に流されるままにヤクザになったとの事。オタクだとバレて以降ファンタジィに入り浸るようになり、ヒラノ達と毒突き合う仲になる。


チンピラ

ヤクザの子分。抗争中だというのにサボってゲームしていた兄貴(ヤクザ)を連れ戻しにきたが、逆に監禁され「銀河英雄伝説OVA(ヒラノ曰く「たった109話だよ?」)を見せられる」「天地無用!シリーズ及び砂沙美シリーズ全部見せられる」「うる星やつらを全部見せられる」「ベルセルクの単行本を13巻だけ抜かれた状態で読まされる」「DEATHNOTEの単行本を3巻まで読んだ後、その後の壮大なネタバレをされる」という拷問を受けアニメ漫画抜きでは生きられない体にされる。

なお『ベルセルクの単行本を13巻だけ抜かれた状態で読まされる』は、後の2024年3月後半に公式が実際にやらかした事がある(現在はキャンペーン終了している)。やはりというか、この漫画を思い出した読者は多かった模様。


余談編集

声優杉田智和はこの作品の読者である事を公言しており(平野耕太作品全般が好きらしい)「この漫画にとっては嬉しいが、杉田さんにとってはよくないこと」だとして、読者をやめさせるために作中で「キョン子抜いた」「女装銀時で抜いた」とかカミングアウトしていたが、その話を見た後の杉田は「俺だってその気になればシュレディンガーで」とか言い放ったらしい。


関連タグ編集

平野耕太 ゲーム雑誌

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