次回予告
リボンズ・アルマーク
刹那・F・セイエイ
変革を遂げた者同士が、未来を賭け、最後の戦いに挑む
次回、『再生』
新時代への幕が上がる
あらすじ(ネタバレ注意!!)
リボンズ・アルマークの駆るMS・リボーンズキャノンと対峙する刹那・F・セイエイのダブルオーライザー。
リボンズ「感謝して欲しいな。君がその力を手に入れたのは僕のお陰なんだよ。刹那・F・セイエイ」
刹那「俺を救い、俺を導き、そして今また俺の前で神を気取るつもりか?」
リボンズ「いいや。神そのものだよ」
刹那「そこまで人類を支配したいのか!」
リボンズ「そうしなければ人類は戦いを止められず滅びてしまう。救世主なんだよ、僕は」
刹那「共に歩む気はないと?分かり合う気は無いのか!?」
リボンズ「人間が自分たちの都合で動物たちを管理しているのと一緒さ。それに純粋種となった君に打ち勝てば僕の有用性は不動のものとなる」
刹那「そのエゴが世界を歪ませる。貴様が行った再生をこの俺が破壊する!」
人類を導くのは自分だと宣うリボンズに、刹那は刃を向ける。
一方、プトレマイオス2はダブルオーライザーのトランザムバーストによって復調したラッセ・アイオンがブリッジに戻り、刹那を援護するため再発進した。
マリー・パーファシーの容態を心配しながらもアレルヤ・ハプティズムはアリオスガンダムで、アリー・アル・サーシェスとの因縁に決着をつけたライル・ディランディは中破したケルディムガンダムで再び戦場へと赴く。
一方、近接戦へと持ち込み、自分の有利な間合いでGNソードⅢを振るおうとした瞬間、リボーンズキャノンの反撃を受けてしまうダブルオーライザー。
振り向いたリボーンズキャノンは変形し、リボーンズガンダムとなったのだ。
刹那「あ、あれは…ガンダム!?」
リボンズ「ツインドライヴシステムが自分だけのものと思ってもらっては困るな。そうとも。この機体こそ人類を導くガンダムだ!」
更にヒリング・ケアのガラッゾとリヴァイヴ・リバイバルのガデッサが現れ、苦戦を強いられる刹那。
だが、そこにハレルヤを完全覚醒させたアレルヤとライルが援護に駆けつける。
アレルヤはヒリングを、ライルがリヴァイヴを引き受けて撃破。
しかし、刹那とリボンズも相討ちとなってしまう。
リボンズは執念からダブルオーの片方のGNドライヴを強奪、放置されていたOガンダム実戦配備型を奪取して再出撃する。
だが刹那も、スメラギ・李・ノリエガの先見により射出されていたガンダムエクシアリペアⅡにGNドライヴを換装して乗り込み、全ての始まりであったOガンダムと、最後の戦いを繰り広げる。
刹那「ガンダムエクシア、刹那・F・セイエイ、未来を切り開く!」
リボンズ 「くっ!この人間風情があぁぁ!!」
そして、広がる光の中で2機のガンダムが爆散していった……。
「刹那、この手紙をあなたが読むことがなくてもそれでもあなたへの思いを綴らせてください」
「クルジスの少年兵として戦いを強要され、戦場の中でしか生きることが出来なくなったあなた。平和を求める気持ちは私もあなたも同じなのに…分かり合っているのに…どうして私とあなたの道は交わらないのでしょうか?」
「あなたは武力を行使して世界から争いをなくそうとしている。もしそれが実現出来たとしても、あなたの幸せはどこにあるのでしょう?」
「罪を背負い傷ついてもそれでも 戦い続ける。そんなあなたの生き方がどうしようもなく悲しく思えるのです」
「自分の中にある幸せを他者と共有しその輪を広げていくことが本当の平和に繋がると私は考えてします。だからどうかあなたもあなたの幸せをつかんでください」
「刹那、あなたに幸せが訪れることを私は祈っています」
戦いを否定し、最後まで非戦を貫いたマリナ・イスマイールは、4年前に刹那から送られたメッセージに答えるように、彼への想いを復興したアザディスタン王国にて綴っていた。
アロウズを解体し、新たに統一された世界。
もしもその平和を脅かすものが現れた時、再びソレスタルビーイングは立ち上がるだろう。
武力による戦争の根絶、そして人類の意思の統一が彼らの理念なのだから。
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機動戦士ガンダム00(2ndシーズン)