概要
岐阜県第二の人口を持つ都市で、物流・交通・金融・商業・工業の拠点である。
岐阜県の市では最も西に位置している事と名神高速道路の大垣インターがある事から愛知県だけでなく近畿地方(特に滋賀県)との文化的、経済的な結びつきも強い。
水に恵まれているため、酒造所が多い。
伊吹山地や養老山地で産出される石灰や大理石などの石材が流通する。そのためセラミックス産業が発達している。
また、関ヶ原の戦いにおいては一時的に西軍の拠点となっていたほか、松尾芭蕉の奥の細道の終着点になるなど歴史にも度々登場する。
2006年、安八郡墨俣町(木下藤吉郎、のちの豊臣秀吉が一夜にして城を築いたという「墨俣一夜城」の地で知られる。)、養老郡上石津町を編入したため、どちらも飛び地になっている。
交通
岐阜西部の拠点駅・大垣駅があり、岐阜・名古屋方面への列車が数多く発着している。ムーンライトながらの始発・終着駅であった。
なお東海道新幹線は市内を走っているが駅がない。
最も近い東海道新幹線の駅は岐阜羽島駅であるが鉄道路線はなく路線バスが数本程度しかない。マイカーを使い場合を除いて移動の手間や利用本数を考えると名古屋駅又は米原駅まで出たほうが便利である。
内陸県である岐阜県にとって、東海環状自動車道と名神高速道路が交差する大垣市は「陸の港」であり、県内最大の物流拠点になっている。県内最大企業の西濃運輸もここ大垣市に本社を構える。
関連項目
:本社所在地
:出身著名人
:舞台の水門市が大垣市をモデルにしている
:大垣市を中心に活動しているご当地キャラ