宇津井健
1
うついけん
宇津井健とは、日本の俳優である。故人。(1931~2014)
1931年10月24日生まれ。東京都出身。
1952年の俳優座養成所入所で芸能界入りし、翌年には趣味の乗馬の技術を評価されて映画の主演に抜擢された。さらに俳優座退所後に入社した新東宝や、新東宝倒産後に移籍した大映では、若手スター俳優として多くの作品に主演として出演し、日本初の特撮ヒーロー作品『鋼鉄の巨人(スーパージャイアンツ)シリーズ』をはじめ、『ザ・ガードマン』、『赤いシリーズ』、『新幹線大爆破』などで高い知名度と人気を得た。その後は『さすらい刑事旅情編』、『ごくせんシリーズ』、『相棒シリーズ』など数多くの作品で上品な父親や上司といった役を中心に名脇役として活動した。最近では、他界した藤岡琢也に代わり『渡る世間は鬼ばかり』の岡倉大吉役を演じた俳優として有名である。
先述した通り乗馬を趣味としており、大学在学中から妻が体調を崩すまでの60年あまりの間、よく馬に乗っていた。
NHK大河ドラマ「武田信玄」にて直江景綱役を演じた際、自分の愛馬を合戦撮影現場に持ち込み、これを駆使して川中島の戦いのシーンを演じた逸話がある。
また2005年に妻に合わせてクリスチャンに改宗している。
赤いシリーズの殆どで親子の役で共演した山口百恵が三浦友和と結婚する際には、その仲人を務めた。
80歳を迎えてもジムでトレーニングをするなど、年齢を感じさせない活動的な俳優としても著名な人物で、バラエティ番組ではそのトレーニングの様子が放送されるようなこともあった。
2014年3月14日、肺気腫を原因とする慢性呼吸不全により急逝した。享年82。
関連記事
親記事
兄弟記事
コメント
コメントが未記入です