概要
サンタローズの北にある洞窟。入れるのは「さいごのかぎ」入手後。
ここには、主人公の最強装備(通称:王者装備)のひとつ、「おうじゃのマント」があるが、別に訪れずともクリアは可能。
攻略
「おうじゃのマント」を手に入れるには各階の魔物を封印しなければならない。その封印の仕方は怖い顔の模様が描かれた床の上に岩を乗せる事。
そのフロア内の全ての顔レリーフの床にパネルを乗せると、エンカウントを無効にできる(もう一度ずらすと再び有効になってしまう)。そして全階層を封印すると晴れて「おうじゃのマント」が入手できる。
難易度
ドラゴンクエストシリーズの中でも屈指の難所で、ロンダルキアの洞窟に次ぎ「二度と行きたくないドラゴンクエストダンジョン」の2位にランクイン。その理由が凶悪モンスターのオンパレードが原因である。スマホ版については後述。
このダンジョンが鬼畜と言われた原因の50%がこいつらのせい。素早さと攻撃力が非常に高く、女の子やホイミンなどHPの低い仲間を一瞬で棺桶送りにする。
こいつらの最も恐ろしい事は、最大で4匹出てくる事である。それどころかPlayStation2版だと6匹に増えている(おそらくスーパーファミコン版では3人パーティだったが、PlayStation2で4人パーティーになったためのバランス調整と見れるがいくらなんでもぶっ壊れすぎる)。リメイク版でさらに難しくなる、めずらしい例である。
なお、1回休み系の特技に無耐性である為、素早さが高くて「おたけび」が使えるキラーパンサーもしくはイエティを連れて行くと対処が楽になる。
レッドイーター&ブルーイーターと一緒に出てくるまものつかいの色違い。
なんとこいつは、あのブルーイーターを仲間に呼ぶだけでなく、「ベホマラー」で援護してくるとんでもない奴。また、こいつが防御をすると同業者のエビルマスターが助けにくる。
なお、イーター達と同様に「おたけび」に弱い。主従併せて纏めて足止めできる。
直接的な被害を与えてくる事はあまり無いが、「パルプンテ」の効果次第ではサドンデスも十分に有り得る。
幸い「ニフラム」が確実に効くので、スライムを連れて行くと効果的。しかし、スライムはHPが低いためレッドイーター達に殺される恐れがある。
ニンテンドーDS版以降のリメイクで出現するようになったモンスター。魔界のモンスターに比肩するステータスと「イオナズン」でもって真正面からこちらを粉砕にかかる。上記のモンスターと違い搦め手が効かないのもツラい。
その一方で新規追加された仲間モンスターの一体でもあり、この凶悪なダンジョンで粘り続けねばならないだけの労苦に見合うだけの能力を誇る。
上記の奴らほどではないが呪いを使ってくる厄介な敵。「シャナク」の使える男の子を連れていきたい。
- 劣悪な操作性と謎解きギミック(スマホ版限定)
前提としてスマホ版のDQ5は移動の操作性が悪い。なので今までの十字キーでの移動の感覚でいるとしょっちゅう階段や扉を通り過ぎたり、塔の上からうっかり落っこちるということが多々ある。
そしてこの劣悪な操作性がスマホ版ではそれまではおまけみたいな扱いだったギミックと組み合わさって、作中最凶の敵として立ちふさがる。
スマホ版ではギミックの石への当たり判定が非常にシビアに行われているらしく、真横を通ったつもりが石が動いてしまうということがよくあるどころかほぼ確。しかも洞窟の通路は狭く、石と味方ユニットが並んでギリギリという悪条件。
プレイヤーはスマホを凝視しながら丸い移動ボタンを慎重にちょんちょんとタッチして、ズレたら適時修正するという操作を求められる。
その様はまるで電流イライラ棒。プレイヤーの精神力はゴリゴリ削られることになる。(これってなんのジャンルのゲームだったっけ……)
だが、本当に恐ろしいのは失敗してしまった場合。
操作ミスで壁と石の間に体が入るスペースが無くなった場合やり直しとなるのだが、階段を登り降りするだけではリセットされないのだ。リセットするにはリレミト等で一度完全に洞窟から脱出しないといけない。が、脱出するとそれまで成功したギミックも含めて全てがリセットされて最初からやり直し!という賽の河原仕様。
こうなれば電流イライラ棒で精神ポイントを削られ続けたプレイヤーは、もはやスマホを投げるしかない。