「スカイ……変身!」
概要
第28話にてネオショッカー大首領がキリマンジャロから呼び寄せた最強の怪人(自称)・グランバザーミーに敗れたスカイライダーが先輩ライダー全員の猛特訓を受けて強靭な肉体に鍛え上げ、更に7大ライダーのエネルギーを授与されたことでパワーアップした姿。
それに伴い体の体色が黒に近い深緑色から明るい緑色に胸も色も黒い茶色っぽい色から明るいオレンジっぽい色へと変化している。変身ベルトのトルネードも大きくなっているが近年のゲーム作品や春映画ではほぼ再現されておらず強化前のサイズのまま。シリーズ50周年のスーツ改修を期にようやくスーツのベルトも大きくなった。
それまでのメイン必殺技である『スカイキック』や、その派生技のほかに『重力低減装置』を利用した“99の空中殺法”というものを編み出した。この99の技どういう訳か(おそらく当時の流行や世相の反映と思われるが)プロレス的な投げ技が多く、スカイライダーの名に違わず上空高くまで飛び上がってから相手を投げ飛ばしたり関節技に固めたまま頭や背中から地面に激突させる見るからに痛そうな技が非常に多い。
鍛え抜いた99の技と先輩ライダー達の協力を得てグランバザーミーに雪辱し、以降も海外から魔神提督が招集してくる強力なネオショッカー怪人達と互角以上の戦いを繰り広げていく。
ちなみに強化後は(大人の事情で)『セイリングジャンプ』を使用する機会が無くなるが、使用できなくなったという訳ではなく、映像に無い場面で使用されている他(第49話)、最終回において7人ライダー達と共に明確に映像でセイリングジャンプを用いてネオショッカー大首領を大気圏へと追放している。
近年はCG技術の発達で『仮面ライダーディケイド』や『仮面ライダー大戦』などの映画でセイリングジャンプを使って自由自在に大空を飛び回りそのまま空中で体当たりを仕掛ける攻撃なども披露している。
他方、殺人プロレス投げを中心とした99の技は映画では全く登場しないが、ゲーム作品のガンバライドではスカイキックから三点ドロップで叩きつけてセイリングジャンプで離脱するコンボ技。
バトライド・ウォー創生では三点ドロップ、竹トンボシュート、空中稲妻落としなどの多くの投げ技が再現されキック技を中心にした地上モードと投げ技を中心にした空中モードの投げ技の組み合わせで延々とコンボを繋いでいく原作再現度の高いキャラクターとなっている。
よくわかる参考イラスト
パワーアップ前 | パワーアップした後 |