概要
タイトル通り、艦隊これくしょんの飲酒勢筆頭である隼鷹が、晩酌をたしなむ漫画である。
基本的に、1話につき2ページで構成されている。
特にオチがない場合もあるが、そこに幸せそうに呑む隼鷹さんがいれば、全く問題の無い話である。
毎回、様々なつまみ、肴、料理が登場しており、飯テロ漫画の側面も持つ。
pixivに投稿された作品に、カラーページや描き下ろしを加えて再編集した同人誌が、成原とんみ氏のサークル『ジキルとハイド』より発行されている。
また、隼鷹に限らず、艦娘とお酒・料理を絡めた漫画を集めた『晩酌艦娘さん』という番外編的なアンソロジーもある。
登場人物
様々な艦娘が登場するが、毎回登場するのは隼鷹のみ。登場回数の多い武蔵、伊19、龍驤、雲龍、鳳翔あたりが準レギュラーと言える。
以下は、同人誌の描き下ろしも含めて、複数回登場したキャラの一部を示す。
毎日の晩酌をこよなく愛する、本作品の主人公(軽空母艦娘)。
第34話の描写から、佐世保鎮守府の所属であることが判明している。
だらしない性格ではあるものの、気さくで面倒見が良いためか、多くの艦娘に慕われている。
昼間に呑んでいる場合もあるが、彼女なりにTPOはわきまえているようで、
酔って人様に迷惑をかけるようなことはしない。
ひとりでのんびり呑むのも、みんなでわいわい呑むのも大好き。
食べ物もおいしければ何でもアリで、他の艦娘から聞いたうまそうなものは、すぐに試したがる。
隼鷹さんの呑み仲間筆頭にして、親友である戦艦娘。
武人の佇まいと隼鷹同様のフランクさを併せ持っている。
休日には隼鷹とつるんで行動することも多い。
二人が親友になった経緯は、第10話にて描かれている。
部屋着はジャージ派。
隼鷹さんの呑み仲間である潜水艦娘。嬉しいと瞳がハートになる。
平時は、スクール水着の上にパーカーを着用している。他の潜水艦娘も同様らしい。
pixivの作品のほか、同人誌の描き下ろし作品にも加古たちと共に登場する。
隼鷹さんの呑み仲間である軽空母艦娘。気さくで世話焼きな性格。
ありものの食材でさっと一品料理を作れるなど、なかなかの料理上手である。
本人は否定するが、雲龍曰く「おかあさん」。
ぽややんとしてつかみどころのない空母艦娘。
隼鷹や龍驤と一緒にいることが多い。
龍驤お艦に手伝ってもらいながらではあるが、料理もこなせている。
明るくノリが良い駆逐艦娘。
遠慮のない性格で、隼鷹と冗談を言い合っている。
なお、作者の成原氏曰く、この作品は駆逐艦娘が飲酒しても特に問題はない設定とのこと。
ドイツ出身の空母艦娘。
日本文化が大好き。特に「O・MO・TE・NA・SHI」の精神に感銘を受けている。
本場仕込みのビールやソーセージで、隼鷹と龍驤を唸らせた。ジャガイモもあるよ!
文字通りの意味での肉食系駆逐艦娘。
時々野生になりたがるが、これは彼女の場合「お肉を食べたい」と同義である。
おいしいお肉を食べると、○○になれるっぽい!(何になれるのかは、同人誌Vol.5を読もう!)
横須賀鎮守府所属の揚陸艦娘。所属は違うものの、隼鷹と懇意にしている。
真面目そうに見えて、某「ゥンまああ〜いっ」な漫画に影響されたり、
陸ブラックジョークを飛ばしたりなど、結構お茶目な性格。
和食洋食なんでもござれの料理人で、隼鷹たちをもてなしてくれる。
自身の腕前に慢心せず、料理の修業を重ねている。
食材調達には、意外なコネがあるとか、ないとか・・・?
細い目が特徴の男性提督。
元々は、成原氏が本シリーズ開始以前に発行した金剛ケッコン本などの登場人物。
成原氏からは「昼行燈」呼ばわりされるものの、性格は非常に温厚で、
艦娘に落ち着いた物腰で接するホワイト提督である。
妻の金剛と一緒だと、無意識のうちに砂糖を撒き散らすのが玉にキズ。