汝は竜
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なんじはりゅうつみありき
ゲオルギウスの宝具詠唱なのだが……
「これこそがアスカロンの真実。“汝は竜”、罪ありき!『力屠る祝福の剣(アスカロン)』!!」
「我が剣が訴える。“汝こそは竜”!『力屠る祝福の剣(アスカロン)』!!」
Fateシリーズに登場するサーヴァント、ゲオルギウスは宝具『汝は竜なり(アヴィスス・ドラコーニス)』の効果で敵に竜属性を付与できる。
しかし、誰に対しても竜属性を付け足し、宝具詠唱で「罪ありき」としゃべるので「冤罪剣」などというあんまりなあだ名がつけられてしまった。
真面目に考察すると、敵の心にある悪性を竜属性と言う形であぶり出しているのだと考えられる。
これに限らず、Fateシリーズでは概念を利用した攻撃や作戦が多数登場する。
主に、宝具やスキルで属性を付与してくる人物や、家族や別人扱いしてくる人物が該当する。
「貴女はジャンヌ!」
「貴方は安珍様!」
「君は圧制者だね?」
「お前もローマだ」
「君はアビシャグ!」
「貴方はセイバー!」
「貴方はシグルド!」
「貴方は病人!」
「貴方は我が子!」
「汝は定命!」
「君は悪人!」
「君はピグレット!」
「おまんは人!」
「貴方は豚さん!」
「貴方は徳川!」
「貴方は天子様!」
「君はメカクレ!」
「貴様は源氏!」
「貴方は夫/妻!」
「君は恋人!」
「貴方は円卓!」
「貴方は獣!」
「お主は黄巾党!」
「そなたは死霊!」
「あなたは梁山泊!」
「貴方は善人!」
「貴様は武士!」
これの武器版や空間版もある。
「ここは晴れ!」