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第40回マイルチャンピオンシップ

だいよんじゅっかいまいるちゃんぴおんしっぷ

当日の緊急事態からの鮮やかな逆転劇。一頭の牝馬の覚醒とある騎手が手にした久々の栄光として語られるはずだった。しかし、それが、彼の最後の輝きになるとは誰もが知らずに・・・。
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概要編集


年内最後の京都G1となるマイルチャンピオンシップ。2023年は4年ぶりに京都へ帰還しての施行となった。


出馬表編集

※ナミュールはR.ムーア騎手が当日落馬のためスイッチとなった。


前評価編集

人気オッズ
1シュネルマイスター2.5
2セリフォス3.2
3ソウルラッシュ5.8
4エルトンバローズ7.5
5ナミュール17.3

G1馬2頭が人気を分け合う形で、前走でシュネルマイスターを倒したエルトンバローズまでが10倍以内という状況。ただし、ナミュールは前日最終オッズでは10倍以内に位置していたが、乗り替わりが嫌われて一気にオッズを下げたものの、6番人気に対して差をつけたオッズとなっており、4強プラス1という様相となった。


レース展開編集


レース結果編集

着順着差
1ナミュール1:32:5
2ソウルラッシュクビ
3ジャスティンカフェ½
4エルトンバローズ¾
5ダノンザキッドクビ

急遽乗り替わったテン乗りの藤岡康太騎手が冷静にさばいて豪脚を発揮し一発回答。ソウルラッシュもモレイラ起用が好感されて3人気だったが、モレイラがしっかりエスコートした。一方人気のシュネルやセリフォスは大敗し、エルトンバローズは4着を確保したことから人気馬は明暗が分かれる形となった。


  • 鞍上の藤岡康太騎手、管理する高野友和調教師は共に本レース初勝利。藤岡康騎手は09年NHKマイルC以来14年半ぶりのGⅠ勝利となった。しかし藤岡康騎手は本レースから約5ヶ月後の2024年4月6日のレースにて発生した落馬事故によりその4日後に死去。本レースが生涯最後の重賞・GⅠ勝利となった。
  • 牝馬による本レース優勝は21年グランアレグリア以来2年ぶり。
  • ハービンジャー産駒は20年香港カップノームコア以来の平地G1勝利。国内平地に限ると同馬の19年ヴィクトリアマイル以来の快挙となった。(障害含めると22年中山大障害ニシノデイジー以来)。母父ダイワメジャーは前年かしわ記念ショウナンナデシコ(父オルフェーヴル)以来のG1級競走勝利となり、中央G1は初となった。
  • 富士ステークス優勝馬が本レースも優勝したのは前年のセリフォスに続いての快挙となった。
  • シュネルマイスターはゲート入り後に2度立ち上がってしまい、枠内駐立不良となり一定期間の出走停止処分となったが、程なくして馬主から引退が発表されている。
  • 勝ったナミュールの3代母は97年2着のキョウエイマーチであり、自身の前年秋華賞の借りと曾祖母の26年前の借りを同時に返すこととなった。キョウエイマーチの子孫によるG1勝利はナミュールの叔母にあたるマルシュロレーヌの21年BCディスタフに続く2頭目、国内および芝は初勝利となった。

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