概要
栃木県南東部にある地域のこと。
概ね旧・芳賀郡だった地域に相当する。
広域行政における中心都市は真岡市で、栃木県庁芳賀庁舎などが置かれている。
該当する市町村
※宇都宮市の清原地区も元・芳賀郡だったが、現在は芳賀地方に含まないことが多い。
交通
芳賀地方は栃木県内では交通(特に鉄道)が不便な地域として知られており、芳賀町以外を通っている真岡鐵道真岡線は茨城県筑西市としか結ばれておらず、宇都宮市や小山市といった県内主要都市と繋がっていないためお世辞にも使い勝手が良いとは言い難い。
芳賀地方の中心都市である真岡市ですら、自家用車が無いと生活するのは難しいと言われている。
一応、真岡駅から宇都宮市や石橋駅方面への路線バスはあるのだが、本数は少ない。
芳賀町(と清原地区)は宇都宮ライトレール(宇都宮LRT)が開業する前までは鉄道路線が全く無かったが、LRTが開業してからは宇都宮市中心部へのアクセスが大幅に向上した。
一方で道路交通は比較的マシな方で、北関東自動車道の真岡IC(JCT)がある。
また真岡工業団地と清原地区を結ぶ国道408号のバイパス「鬼怒テクノ通り」は無料の一般道路でありながら高速道路並みの高い規格を持ち、最高速度も一般道路としては最速の80km/hである(ちなみに県内だと他にも宇都宮北道路が該当する)。
余談
- 芳賀町はホンダの研究所が清原地区や塩谷郡高根沢町との境界付近にある関係で、宇都宮市や高根沢町との結び付きも強い。
- 上三川町は芳賀郡ではなく河内郡の自治体だが、真岡市と隣接しているため県東地域に含まれる場合もある。
関連タグ
栃木県の地域区分