概要
東京都文京区大塚五丁目にある、東京メトロ有楽町線の駅(Y11)。
文京区最西端の駅である。
当駅の北側には駅名の由来になった真言宗豊山派の名刹「護国寺」の大伽藍がそびえ、南側(地名では音羽)の音羽通り西側には、講談社と光文社という2つの大手総合出版社が本社を構える。このうち講談社は、当駅の出入口の1つが一体化している。音羽通り東側には、不二家の本社が2008年に中央区銀座から移転してきた。
一方で、当駅周辺は日本女子大学などの教育機関が林立するなど、文京区という自治体名をそのまま反映したような文教地区になっている。
駅構造
島式ホーム1面2線。
当初、現在の有楽町線にあたる8号線の計画では、当駅より中村橋駅方面への支線が分岐することになっていたが、この支線は有楽町本線とは当駅で直角に交わる形だった(地上では阪急電鉄神戸本線・甲陽線の夙川駅の例が有名)ため、新木場からの乗り入れは考慮されていなかった。有楽町分岐線はのちに有楽町線と副都心線が合流する小竹向原駅からの分岐に変更され、西武有楽町線として結実することになる。
隣の駅
S-TRAINのみ通過する。
【和光市方面】東池袋駅(Y10)←当駅→江戸川橋駅(Y12)【新木場方面】
利用状況
2020年度の1日平均乗降人員は31,445人である。