概要
『DEATHNOTE』第1話に登場する犯罪者。無職の42歳。
2003年11月28日に新宿で6人を殺傷した通り魔事件の容疑者で、園児&保育士8人を人質に保育園で立て籠もり中に、初めてデスノートを拾った夜神月にモルモットにされ死亡。本作におけるデスノートの被害者一号である。
たまたまTV中継中に心臓麻痺で亡くなったため誰もが自然死と思っていたが、天才的な頭脳を持つLはこの後に続く全世界の死刑囚不審死事件との関連性を見抜いていた。そして、「キラ」の正体を暴くべく、ある一計を打つ事となる。
…そう、音原田の事件は発生してすぐに月により鎮圧されたため、音原田が立てこもっている真っ最中の映像は関東ローカルでしか放送されていなかったのだ…。
ドラマ版
演:田中啓三
上記の通り原作及びアニメでは単なるモブに毛が生えたような超脇役であったが、ドラマ版では設定が掘り下げられている。
作中では月が幼い頃に父・夜神総一郎により逮捕された犯罪者であったが、出所後にタクシー強盗を起こし、運転手を殺害。さらに警察官を殺して拳銃を奪い、民家に侵入して罪のない親子を人質に取り立て籠もった。
自分を逮捕した総一郎を逆恨みし、人質交換と称して射殺しようとしたが、月により殺害される。
なお本作ではこいつ以前に月は不良少年佐古田源武(本作に登場しないシブタクの代役と思われる)を殺しているので、犠牲者第2号である。
余談
実写映画版では音原田は登場しないが、その要素は複数のキャラクターに反映されている。
デスノートによる犠牲者第1号という点は公判中の殺人犯・顔沼陽介、立てこもり中に殺害されたという点は消費者金融に立てこもった井間泉弘道、保育園で凶行に及んだという点は渋井丸拓男(実写映画版では幼稚園に侵入し、園児5名を殺害している。)に引き継がれている。
顔沼と井間泉は原作に登場しない実写映画版オリジナルキャラクターであり、渋井丸は原作に登場こそしているがそのキャラクターは大幅に変更されている。
関連タグ
恐田奇一郎:同じくデスノートのモルモットにされた凶悪犯