概要
『SDガンダム外伝』第一作「ジークジオン編」の第1章ラクロアの勇者に登場するジオン族。
側近である騎士サザビーを除けば、当時のジオン族最強の騎士。足がある。
HPは460で、大剣を振り回して襲い掛かってくる。
窮地に立たされると後述のジャイアントジオングに変身する(メディアミックス作品では横井版などを除き変身後の姿での登場が多い)
ゲーム版では基本変身後以外は雑魚敵として登場。
ジャイアントジオング
騎士ジオングが変身した姿。体がゴツゴツとした恐ろしい姿となり、武器も使わなくなる。その割にはHPは480と、あまり変わっていない。
ファミコン版、スーファミ版ではより強力なグレートジオング、アゼールジオングも登場する(グレートジオングについてはネオバトルカードダスにも参戦)
下記の通り、OVAならびにほしの竜一の漫画では最初からジャイアントジオングの姿で登場する。
OVA
ジオンブラック城内部に出現したモンスター。騎士アムロと天馬ホワイトベースを巨体と怪力で苦しめたが、騎士セイラに背中を刺されて怯み、逃げ腰になった所に現れた騎士シャアにより額を貫かれて倒された。
ほしの隆一漫画版
あまりに凶暴なため、魔王サタンガンダムから疎まれ地下牢に閉じ込められていた巨獣。ねじれ山に隠された三種の神器の一つ「炎の剣」を奪うため、サタンガンダムが解き放つ。
両手からバルカンを放つ、腕を飛ばすなど、原作のジオングとよく似た攻撃手段を持つが、空は飛べず素手で崖に腕をめり込ませながらサタンガンダムを載せて登坂した。
山頂にお目当ての炎の剣がない事に苛立ち、火の鳥の雛を投げ捨てる暴挙に出たが、実はその火の鳥一家こそが炎の剣の化身であり、火の鳥一家を助けたことで炎の剣を得た騎士ガンダムに山頂ごと胴体を断ち割られ、奈落の底に落ちていった。
第二章「伝説の巨人」ではサタンガンダムの息子・ドラゴンベビーの魔力で復活。下半身が無くなったため原作に近い姿となった他、角をブーメランにして投げる能力を得た。ドラゴンベビーと共に騎士ガンダムを襲うが、突如訪れたサイコゴーレムに踏み潰されてペチャンコになった。
ドラゴンベビーが火口に落ちそうになると「ドラゴン族に殺される!」と泣き叫ぶなど、かなりヘタレになってしまっている。
横井孝二漫画版
サタンガンダムの命でシャアの動向を見張りつつ炎の剣を奪取しにきたアムロ達と鉢合わせする。
ゲーム作品
ラクロアンヒーローズでも炎の剣を作る材料の火炎鉱石を探す騎士ガンダム達を襲ってくる(本作ではデビルジオング名義)など炎の剣と縁がある。
ファミコン版ではギャロップの塔にある力の盾を奪おうとするが訪れた騎士ガンダム達に逆に倒され(その後なぜか盗賊に棒立ちで盗まれ本拠地で取り返す)、SFC大いなる遺産では町を襲撃するボスとして神器と無関係とされこの2作ではいずれも黒い三連星に神器に関する役を奪われている。
前述した通りゲーム作品では変身前と変身後は別の個体扱いである事が多く、キュベレイ、ビグザムや円卓の騎士編のザクロードとは扱われ方が違う。
後年の作品でネオ・ジオン族によってアンデッドジオングとして復活する事になる。