曖昧さ回避
- 1970年に生まれ、1973年に4歳を迎えた競走馬の世代。1973年クラシック世代。本項で記述する。
- 1973年/年度生まれ、あるいは1973年/年度にデビューなどした人間の世代。プロ野球界では、イチロー(鈴木一朗)がこの年に生まれており、「昭和48年会」と呼ばれるグループがある。
1973年クラシック世代
1970年に生まれ、1973年に4歳(現3歳)を迎えた世代。
第1次競馬ブームの立役者ハイセイコー世代。史上初の国民的アイドルホースであったハイセイコー、そのライバルであったタケホープ、ダービーでハイセイコーに先着し春の天皇賞を制したイチフジイサミ、二冠牝馬で有馬記念でも2着に連対したニットウチドリなどが有名。
海外にも名馬が多く、とくにアメリカはここから数年が一つの黄金期とされるほどの圧巻の顔ぶれが並ぶ。この世代ではベルモントSで2着馬につけた着差「31馬身差」は今でも語り草になっている三冠馬セクレタリアト、年度代表馬を3度受賞したせん馬フォアゴー、同じせん馬でも西海岸の方で活躍したエンシェントタイトル、牝馬ではリアルシャダイの母としても知られるデザートヴィクスン、そして競走馬としては大成しなかったが、種牡馬としては現在でも直系が繁栄しているミスタープロスペクターがいる。欧州ではシーバードとの凱旋門賞親子制覇を達成したアレフランスとキングジョージ2連覇など世界を股にかけてG1競走10勝を挙げたダリアの名牝らが有名。
ちなみにアメリカでグレード制が導入されたのはこの年である。
ウイニングポスト10においてはこの世代がクラシックを戦う1973年が最古のスタート年になる。
代表的な競走馬
国内
海外
馬 | 性別 | 主な勝利レース |
---|---|---|
セクレタリアト(USA) | 牡 | ベルモントSなど多数 |
ミスタープロスペクター | 牡 | 特になし |
フォアゴー | セ | ウッドワードS4連覇など多数 |
アレフランス | 牝 | 凱旋門賞などG18勝 |
ダリア | 牝 | キングジョージ6世&クイーンエリザベスS連覇 |
スターアピール | 牡 | 凱旋門賞 |