曖昧さ回避
競走馬の83世代
1980年に生まれ、1983年に4歳(現3歳)を迎えた世代。
当時、日本では中央競馬初の古馬短距離GⅠとなる安田記念、マイルチャンピオンシップが整備された。
※メイン画像はミスターシービー。
代表的な競走馬
日本
19年ぶり史上3頭目の牡馬クラシック三冠馬で初の父内国産三冠馬ミスターシービー、日本馬として初のジャパンカップ制覇を果たしたカツラギエース、「マイルの皇帝」ことニホンピロウイナー、1985年の天皇賞(秋)でシンボリルドルフを破ったギャロップダイナ、優駿牝馬を勝ちエアグルーヴの母として知られるダイナカール、中央重賞6年連続制覇のドウカンヤシマ、競走中の事故で安楽死となった桜花賞馬シャダイソフィア、関西馬の大将格だったスズカコバン、1983年の有馬記念を勝ち八大競走最後の優勝馬となったリードホーユー、1983年のエリザベス女王杯を勝ったロンググレイスなどがいた。雑感になるが、この世代から日本競馬のレベルが一段上がったのではないかと思う。
地方では南関東三冠馬サンオーイや、南関東で3億を稼ぎあげたテツノカチドキがこの世代。
アメリカ
第1回BCクラシックの覇者ワイルドアゲイン、1985年のBCマイルを勝ち種牡馬としても成功したコジーン、アメリカ競馬殿堂入りのスルーオゴールド、ノーザンダンサーの仔で種牡馬として成功したディキシーランドバンド、スキーパラダイス等を産んだスキーゴーグルなどがいた。
カナダ
1983年のケンタッキーダービーを勝ち、カナダ競馬殿堂入りのサニーズヘイローなどがいた。
イギリス
ウインドインハーヘアの父アルザオ、アイリッシュダービーを勝ったシャリーフダンサー、引退後日本に輸入されマルゼンスキーの代替種牡馬として人気だったラシアンルーブルなどがいた。
アイルランド
ニジンスキーの仔で種牡馬として成功したカーリアンなどがいた。
フランス
凱旋門賞連覇の夢が降着で断たれたサガスを代表に、繋駕速歩競走で58勝を挙げフランスで最も知名度が高い馬であるウラジ、1982年のグランクリテリウムを勝ったサンシリアン、種牡馬として日本に輸出されアブクマポーロやマチカネフクキタルの父として知られるクリスタルグリッターズなどがいた。
ウマ娘プリティーダービーにて
以下の競走馬がウマ娘として登場している。83世代(ウマ娘)も参照。