曖昧さ回避
一例として漫画家を挙げても青山剛昌(名探偵コナン等)、高田裕三(3×3EYES等)、萩原一至(BASTARD!!-暗黒の破壊神-等)、吉住渉(ママレード・ボーイ等)、吉田戦車(伝染るんです。等)と、一般にも知名度の高い作品の著者が並ぶ。
また、角界においては北勝海と双葉黒の2横綱を輩出し、他にも小錦(現・KONISHIKI)等がいることから「花のサンパチ組」(昭和38年)と呼ばれた。
1963年クラシック世代
1960年に生まれ、1963年に4歳(現3歳)を迎えた世代。
皐月賞、東京優駿をレコードで制し三冠確実と言われながら菊花賞に泣いたメイズイと、その同厩舎のライバルでクラシック戦線で鎬を削り合った菊花賞馬グレートヨルカを代表とする世代である。
この二頭の対戦はMG対決とも呼ばれ、同じ尾形藤吉厩舎なのもあり当時のクラシック戦線を大いに盛り上げた。
そのほか、天皇賞(秋)と有馬記念を連勝したヤマトキヨウダイ、現5歳に覚醒し7連勝で天皇賞(春)を制覇した「晩成の大器」アサホコ、一つ下のクラシック三冠馬シンザンに有馬記念で奇策を仕掛けたミハルカス、八大競走制覇にあと一歩届かなかったパスポート、「走れコウタロー」のモデルになった阪神3歳ステークス勝ち馬コウタローなどがこの世代。
海外馬は前年世代に引き続き繫殖成績が好調であり、現在も続く世界的名牝系の祖としてグーフド(子孫にリファール、シーキングザパール、トーセンラーなど)、ソアリング(子孫にシングスピール、グラスワンダー、ハルーワスウィートなど)の2頭がいるほか、サクラ軍団の基幹牝馬スワンズウッドグローヴ、メジロ牧場の基幹牝馬アマゾンウォリアー、日本でリーディングサイアーになったパーソロン、世界的大種牡馬ネヴァーベンド、日本で大ブームを巻き起こしたネヴァービートなどがいる。
代表的な競走馬
太字は八大競走。
馬名 | 性別 | 主な勝利レース |
---|---|---|
メイズイ | 牡 | 皐月賞、東京優駿 |
グレートヨルカ | 牡 | 朝日杯3歳ステークス、菊花賞 |
ミハルカス | 牡 | ダイヤモンドステークス、オールカマー |
ヤマトキヨウダイ | 牡 | 天皇賞(秋)、有馬記念 |
アサホコ | 牡 | 天皇賞(春) |
コウタロー | 牡 | 阪神3歳ステークス |
コウライオー | 牡 | 神戸盃、京都盃など重賞4勝 |
ミスマサコ | 牝 | 桜花賞 |
アイテイオー | 牝 | 優駿牝馬 |
パスポート | 牝 | 毎日杯、朝日チャレンジカップなど重賞4勝 |
オリオンホース | 牡 | 東京大賞典 |
余談
1963年は年度代表馬が2頭選出された史上唯一の年である。(メイズイ、リユウフオーレル)
外部リンク
1963年菊花賞の様子はYouTubeに動画があるので興味のある方は是非一度視聴してほしい。
メイズイの大逃げはツインターボを彷彿とさせる見どころのあるレースである。