概要
アメリカのAirtight Gamesとスクウェア・エニックスの共同開発で制作された、ステルス、アクションアドベンチャーゲーム。
セイラム魔女裁判を題材としており、殺害され幽霊となった男が壁抜け、ポルタ―ガイストや憑依といった能力を駆使して証拠を少しずつ集めながら連続殺人犯「ベル・キラー」を追っていくという物語である。
あらすじ
俺を殺したのは誰だ?
セイラム市警の刑事ロナン・オコナ―
彼の人生はある現場で遭遇した冷酷な殺人犯の手によって終わった。
気が付いた時、彼はゴーストになっていた。
横たわる自分の死体を見付け茫然とするロナン。
そして、自分の魂が霊界と現世の狭間の世界ダスクに囚われている事を知る。
ダスクから抜け出すには事件の真相、そして犯人を突き止めなければならない。
自分を殺した殺人犯ベル・キラーの正体と事件の真相を解き明かす為、
ロナンはゴーストの身体のまま自分自身の殺人事件の捜査を開始する。(公式サイトより)
登場人物
ロナン・オコナー
cv:山寺宏一
本作の主人公。セイラムという町で連続殺人犯「ベル・キラー」を追っていた刑事。追い詰めたところでベル・キラーに殺害され、幽霊となってしまう。
本人の回想から家庭環境に恵まれず、警察官になるまでに荒れた生活を送っていた様子である。上半身が刺青で覆われており、止めを刺される際に七回も銃撃された事で出来た七つの傷が特徴。喫煙者で死んだ後も煙草を銜えている。
外見が演者が同じ、日本の歓楽街で金貸しをしている男性に似ている。
ジョイ・フォスター
cv:伊瀬茉莉也
ロナンが命と引き換えに助けた少女。15歳。下唇にピアスを着けており、高校中退、複数の軽犯罪歴ありと所謂、不良少女である。霊能力を持っており、死んだロナンの姿を見る事が出来る。勝気で反抗的だが、恩人であるロナンと協力し合う様になる。霊能者として活動している母親『カサンドラ』がおり、連絡が取れなくなった母親を探している。
レックス
cv:大川透
ロナンの亡き妻『ジュリア』の兄である刑事。階級は警部補。とある人物曰く「この街で最も評価され、怖れられている警官」である。
ジュリア
cv:小林沙苗
ロナンの妻でレックスの妹。物語が始まった時点で既に死亡しており、あの世でロナンがダスクから抜け出すのを待っている。
バクスター
cv:谷昌樹
警察官。スキンヘッドで太目の体躯をした中年男性。横柄で排他的な性格でロナンと折り合いが悪く、その性悪さから他の同遼にも人望が無い。その為、ベル・キラーではないか?と疑われている。
カサンドラ
ジョイの母親。42歳。プロの霊能捜査官としてセイラム市警に協力していた。
アビゲイル・ウィリアムズ
cv:沢城みゆき
死んだ直後のロナンと出会い、ダスクの事を説明してくれる謎の少女。
用語
セイラム
ロナン達の住む町でニューイングランド地方沿岸部に位置する地方都市。世界一怪奇現象が多い街と言われており、観光客を誘致する目的で自らも「アメリカ随一のホーンテッドシティ」を名乗っている。
ダスク
現世と重なる形で存在する異世界。生者が直接立ち入ることは困難である一方、ダスクに存在する幽霊達が生者に直接干渉することも困難である。ダスクに存在する幽霊は生前の特技が力を増し、それが生者への憑依や思考を操作するといった能力となる。
関連タグ
TheLastofUs…本作が発売された前年である2013年に発売されたアクションアドベンチャーゲーム。演者が同じであり、相棒が10代の少女(ジョイよりも一つ下)、種類は違うも同じホラー、共演者に大川透氏と谷昌樹氏が存在すると共通点が多い。