概要
マリオシリーズの中でも横スクロール・サイドビューのジャンプアクションゲームである『スーパーマリオブラザーズ』の流れを汲む「2Dマリオ」及び「王道マリオ」と呼ばれる作品の一つ。
Wii U本体と同時発売のローンチタイトルである。2011年6月に初めて発表された当時は『New スーパーマリオブラザーズ Mii』というタイトルだったが、Wii Uの最初のソフトになることから、「U」というタイトルに変更された。
Wii U GamePadのみでの1人プレイ(TVなし)も可能。Wii U PROコントローラーは当初非対応だったが、2013年6月19日のソフトウェア更新により対応した。『New スーパーマリオブラザーズ Wii』と同様にオンラインマルチプレイには非対応となっている。
Wiiリモコンを使用するプレイヤーはマリオ、ルイージ、あおキノピオ、きいろキノピオをそれぞれ操作する。ストーリーモード以外では、Miiを使用することも可能。
バディシステム
『NewスーパーマリオブラザーズWii』はWiiリモコンを4本使用して、4人までの同時プレイが可能だったが、本作では4人までのキャラクター操作にWii U GamePadによる「バディプレイ」を併用することで、シリーズ最多となる5人同時プレイが可能となる。
協力プレイにおいて、Wii U GamePadを操作するプレイヤーには、ほかのプレイヤーをサポートする特殊な役割が与えられる。
これはキャラクターを操作するのではなく、GamePadのタッチパネル画面をタッチすることで、そこにブロックを設置することができる、というものである。
これを足場として利用することで、通常では行けないところに行ったり、落下しそうなプレイヤーを助けることが可能。
ただし、このブロックはすぐに消えてしまうので、上手くプレイヤー同士が息を合わせる必要がある。
敵キャラクターにタッチすると、一時的に動きを止めることも可能。
協力プレイ時のWii U GamePadはバディプレイ専用となるため、Wiiリモコンの代わりにすることはできず、バディプレイでないキャラクター操作による協力プレイを行う場合は、WiiリモコンやWii U PROコントローラーをキャラクター操作の参加人数分を用意する必要がある。
なお、開発プログラマーがWiiリモコンとWii U GamePad(右手の中指でタッチ)を同時に使用して、ひとりでバディプレイを行う「ノーバディプレイ」を実現している。
追加コンテンツ『NewスーパールイージU』
2013年6月19日配信。
プレイヤーキャラがルイージになり一新されたコースがプレイできる追加コンテンツ。
さらにマリオの代わりにトッテンが追加された。トッテンはダメージを受けないがアイテムも取れないという特殊なキャラクター。
2013年7月13日には『New スーパールイージ U』だけが遊べるパッケージ版も販売された。
『NewスーパーマリオブラザーズUデラックス』
2019年1月11日発売。Nintendo Switchへの移植版。本編と『New スーパールイージ U』を一本に収録。バディプレイは廃止されている。
どちらのモードでもトッテンが使えるようになった他、新たなプレイヤーキャラクターとしてキノピコが追加された。キノピコは専用アイテムのスーパークラウンでピーチ姫に似たキノピーチに変身できる。
また、それに伴って、あおキノピオはきいろキノピオの色違いという扱いになり、マルチプレイの時はきいろ・あおを両方使用することが不可能になった。
ストーリー
前代未聞、クッパ達がピーチ城を占拠!!
その衝撃で城から遠く離れた平原に飛ばされたマリオ達。マリオ達はピーチ姫を助けるため、ピーチ城へ向かう。
ステージ
ドングリへいげん(ワールド1)
スーパードングリのなっている木がある草原のエリア。マップ上の敵はパックンフラワーで、マップアイテムはスーパードングリ。
- 1「はじまりのドングリへいげん」
最初のコース。基本操作を覚えるための簡単な作り。スーパードングリが簡単に手に入る。隠しエリアが多い。
- 2「いろいろななめなどうくつ」
コース名通り、土管や足場が斜めに配置されている。隠しコースに続く隠しゴールがあるが、発見難易度はかなり高め。
- 砦「ぐるぐるはぐるまのとりで」
回転する歯車を利用して上へ上へと昇っていくコース。アイスフラワーが初登場。最後にはブンブンとの初対決がある。
- 3「ドングリへいげんのヨッシー」
平原のコースで、ヨッシーが初登場する。
- 4「ふわふわキノコのアスレチック」
その名の通り、上下左右に揺れるキノコを足場にして進んでいくアスレチックコース。フウセンちびヨッシーがここで初登場する。
- 5「せりあがる大地のパックンフラワー」
ここも足場が上下左右に動いている箇所が多い。でかパックンフラワーが多数登場する。
- 城「レミーのゆらゆらブランコの城」
左右に揺れる足場を飛び移りながら進んでいくコース。ボスはレミー。
- ゲッソー「ひみつのゲッソーのそうくつ」
「ドングリへいげん-2」の隠しゴールから「ソーダジャングル」に続く隠しルートの途中にあるコース。水中面であちこちで水流が発生しており、ゲッソーが多数登場する。制限時間が短い。『NewスーパーマリオブラザーズWii』の1-4、『Newスーパーマリオブラザーズ2』の1-5のようなコース。
デザートさばく(ワールド2)
アイスクリームやケーキなどのデザートと、石像のキャラクター「イワヘム」が点在する、砂漠のエリア。全9コースで、マップ上の敵はクリボーとファイアブロス。流砂や噴き上がる砂など、砂に関連した仕掛けが多い。ここから、ミントしょとうかフローズンだいちのどちらかを選んで進むことになる。尚、デザートは砂漠を意味する。
- 1「キョロキョロ イワヘム地帯」
いたるところに設置されている人面岩のイワヘムを利用して進んでいくことになる。怪しげなドングリ持ちのズングリ・・・
- 2「サンボだらけのどうくつ」
サンボが行く手を阻む地下コース。ヨッシーに乗らないととれないスターコインが存在する。後半は真っ暗。
- 3「暗闇ファイアスネーク」
暗闇で視界が悪いコース。ヒカリちびヨッシーが初登場する。『NewスーパーマリオブラザーズWii』の2-3のようなコース。
- 砦「まいてのぼって石のとりで」
床のネジをスピンで回し、石のブロックを動かしながら進むことになる。スターコインは全てネジ絡み。
- 4「坂道ゴロゴロ ガボンのてっきゅう」
砂が吹き出る個所が点在する砂漠コース。坂道の上にガボンがおり、鉄球を転がしてくる。「ソーダジャングル」に続く隠しゴールがある。マメマリオかちびマリオでないと見つけにくいかも。
- 5「さばくに生えるキノコにガボン」
アスレチックタイプのコースで、トゲつき岩を落とすロックガボンが多数出現する。
- 6「はなさかジュゲムとまわる大地」
地面に落ちるとパックンフラワーになる「グーリンダイ」を投げるジュゲムが多く登場するコース。ジュゲムの雲を利用して行ける隠しエリアがいくつもある。
- 城「モートンのせまるブロックの城」
左右や上下に動く足場を伝っていくコース。マメマリオでしか行けない隠しエリアが複数存在する。ボスはモートン。
- 氷「パックンだらけの氷世界」
「デザートさばく-4」の隠しゴールから「ソーダジャングル」に続く隠しルートの途中にあるコース。ファイアパックンが多数登場する、後述の「フローズンだいち」のような氷のコースで、ファイアパックンの炎が氷を溶かすと上にある大きな氷が落ちてきて、それにつぶされるとミスになる。ハテナブロックに気を取られて大事なモノを取り逃してしまう・・・なんてことになるかも。
ミントしょとう(ワールド3)
海に浮かぶ多数の小島が舞台のエリア。巨大な沈没船も存在。ビーチや水中など、常に水を近くにした冒険となる。全9コースで、マップ上の敵はプクプク。
- 1「ふんすいビーチ」
間欠泉がいくつも噴き出している水辺のコース。
- 2「南の島の海中さんぽ」
水中コース。でかウニラが多く生息している。黄色い土管に近づいてみると・・・?
- 砦「きけん!トゲこんぼうのとりで」
トゲ棍棒がいたるところで出たり入ったりしている。
- 沈没船「テレサがひそむちんぼつせん」
名前通り沈没船の中を探索するコースで、進むべきルートが壁に隠されていることが多い。「ロックさんみゃく」に続く隠しゴールがあるが、これもかなり分かりづらい。
- 3「プクプクがとぶ海の上」
水中から次々とプクプクが飛び出してくる中を進むことになる。ヨッシーも登場するが、やはりプクプクは厄介。
- 4「とげとげウニラのいわば」
噴水からウニラが飛び出してくる箇所が多い。マメマリオが大活躍。
- 5「タツノンがすむかいていどうくつ」
タツノンが追いかけてくる水中コース。
- 城「ラリーのトーピードがせまる水の城」
火を噴くバーナーが多数しかれられた金網地帯と、トーピードが飛び交う水中エリアからなる。ボスはラリー。
- 葉「空にのびるきょだいマメの木」
「ミントしょとう-沈没船」の隠しゴールから「ロックさんみゃく」に続く隠しルートの途中にあるコース。マメの木の葉っぱを乗り継いで登っていく強制スクロール面。もちろん落ちれば即死。「ソーダジャングル」のマップに近いため、水があまりない。
フローズンだいち(ワールド4)
雪が降りしきる雪原のエリア。足場が滑りやすい氷だったり、上からツララが落ちてきたりするコースも多い。全9コースで、マップ上の敵はペンタロー。
- 1「夜空に光る ほしリフト」
乗ると回転する星型の足場が多数点在する。倒す手段が無いブラックパックンが本ゲームではここで初登場。
- 2「ペンタローがいっぱいのユキの地」
シンプルなレイアウトの雪原コースに、ペンタローが多数滑っている。
- 砦「雨アラレ ツララだらけのとりで」
天井から大小のつららが降ってくる。大きいつららは落ちた後は足場として乗ることができる。
- 3「パンパンはじけるイガクリボーの雪原」
トゲをまとったイガクリボーが多数出現する。
- 4「てんびんリフトで雪山のぼり」
キラー砲台やシーソーリフトが配置されている。
- 5「ツララずらずらのどうくつ」
氷の足場とリフトを乗り継いで進んでいく地下コースで、つららが降ってくる箇所がたくさんある。
- お化け屋敷「ゆれるオバケやしき」
いくつもの部屋が複雑につながったコース。各部屋はPスイッチでコインとブロックを入れ替えて、隠された扉を発見しながら進んでいくことになり、難易度はかなり高い。「ロックさんみゃく」に続く隠しゴールがある。
- 城「ウェンディのたちはだかるドッスンの城」
振り子のように回転する鉄骨を足場として利用しながら進んでいくコースで、ドッスンやコトンがたくさん配置されている。スターコインは全てドッスン絡み。ボスはウェンディ。
- セイドン「セイドンのいるみずうみ」
「フローズンだいち-お化け屋敷」の隠しゴールから「ロックさんみゃく」に続く隠しルートの途中にあるコース。雪玉を投げるセイドンや、水面に浮いたウキパックンがたくさんおり、水に浮いた木箱の足場を利用して進んでいく。
ソーダジャングル(ワールド5)
こんもりした森林の部分と、テレサが生息する不気味で薄暗い世界の2つで構成されるエリア。森林のパートでは巨大な敵が生息しているコースがあり、テレサの世界ではコース4とコース5のいずれかで隠しゴールにたどり着かなければ先に進めないようになっている。どちらのパートにも共通して、落ちるとミスになる毒の沼があることが多い。全12コースで、全ワールド中コースの数が最も多い。マップ上の敵はテレサ。
- 飛行船「大砲いっぱい きょだいせんかん」
「ミントしょとう」・「フローズンだいち」からこのワールドに来た場合はこのコースからスタートする。強制スクロールコース。敵や大砲の弾をよけながら進んでいくことになる。最後にボスとしてクッパJr.が待ち構える。
- 1「きょだいのジャングル」
「ドングリへいげん」・「デザートさばく」からこのワールドに来た場合はこのコースからスタートする。その名の通り敵やブロック、土管が通常の数倍以上の大きさのものが多い。
- 2「ドクドクぬまのクルクル丸太橋」
乗ると下に回転する丸太橋を渡って、毒沼を越えていく。隠しゴールがあり、クリアするとショートカットできるが、クリアするにはあの状態になっておかないといけない。
- 3「イバラムシのすむ森」
イバラムシが多くいるコース。近づくとブロックが出現し、そこをイバラムシが歩き出す場所もある。
- 砦「おおきなスネークブロックのとりで」
巨大なスネークブロックに乗って、ビリキューや鉄球をかわしながら進んでいく。前半部をショートカットできる土管が隠されている。隠しゴールではない。
- お化け屋敷「出口はどこ 暗やみやしき」
沢山の扉があり、暗闇の中を移動しながらゴールを目指すコース。「マシュマロうんかい」へと続く隠しゴールがある。ここの隠しゴールは分かりやすい方。
- 4「絵の中のオバケぬま」
コースの背景が絵本のような感じになっており足場の多くが傾いた土管で、下は毒沼、敵の多くはテレサという危険なコース。隠しゴールに行かないと先へ進めない。
- 5「しんかいにねむるいせき」
暗闇の水中を進むコース。イワヘムが多い。隠しゴールに行かないと先へ進めないが、ここは簡単に見つかるだろう。
- 6「どくぬまにうかぶシーソー丸太」
シーソー丸太を渡って、毒沼を越えていく。ウキパックンやハナチャンが多い。
- 7「ジャンプ ハナチャンのせなか」
でかハナチャンの背中に乗って、毒沼を越えていくコース。勿論毒沼に落ちれば即死。ムササビマリオならだいぶ楽になる。
- 城「イギーのようがんおしよせる城」
常に溶岩が波打っていて、さらに足場も上下するものが多い。ボスはイギー。
- パタメット「せまりくるパタメットのたいぐん」
「ソーダジャングル-お化け屋敷」の隠しゴールから「マシュマロうんかい」に続く隠しルートの途中にあるコース。パタメットやメガパタメットを乗り継いで、空中を進む強制スクロールコース。キングキラーも登場する。『スーパーマリオブラザーズ3』の5-6、『NewスーパーマリオブラザーズWii』の7-6のようなコース。スターコイン入手にはパタメットとメガパタメットの力を借りないといけない。
ロックさんみゃく(ワールド6)
険しく足場の悪い岩場や崖で構成されたエリア。道中にある赤と青のスイッチを押して、足場となるブロックを切り替えながら進むことになる。また、「フローズンだいち」・「マシュマロうんかい」との間をほねコースターで進める。全10コース。
- 1「ガケの上のチョロボン」
レール上をチョロボンが動き回っているアスレチックコース。ここでもヨッシーが登場。
- 2「いったりきたりフグマンネン」
フグマンネンが泳ぎ回っており、水中と水上を行き来して進んでいく。『NewスーパーマリオブラザーズWii』の6-5のようなコース。
- 砦(1つ目)「ごろごろゴローのとりで」
その名の通り、ゴローが多数転がっている中を上へ昇る。ボスのブンブンとはこのコースで最後の対決となる。ここまではっきりしている隠しゴールは他にはない。
- 3「ズングリのすみか」
ズングリやワンワンが多数登場する。上に登っていったと思えば、後半は下降していく。
- 4「やみのどうくつ 光る足場」
一定間隔で光を放つブロックを足場にして進んでいくことになる。後半はスイッチで足場を光らせる。
- 5「歩きはじめたパックンフラワー」
テクテクパックンが歩いているコース。ここにも隠しゴールがあるが、ショートカットタイプではない。
- 6「暗やみのほねコースター」
暗闇の中をコースターで進んでいく半強制スクロールコース。毒沼があるので厄介なコース。ちなみに複数人でやるとプレイヤーの投げ合いが発生し(下は毒沼、天井にはバサバサとトゲメット、そして暗いコースが重なって)、友情崩壊というケースも少なくはない…。
- 砦(2つ目)「まいてまいて ネジ式リフトのとりで」
ねじと連動して動く足場を利用して上る。K.K.が登場する唯一のコースでもある。ボスはK.K.がカメックの魔法で巨大化したボスK.K.。
- 7「きかいじかけ クロスリフトのどうくつ」
いたるところに設置されているクロスリフトを利用して進めていくコース。
- 城「ロイのコンベアパニックの城」
ベルトコンベアが多数設置されている。入り口が2か所あり、両方から入らないとすべてのスターコインが取れないが、どちらから入ってもロイのところまでたどり着ける。
マシュマロうんかい(ワールド7)
空に浮かぶ雲のエリア。空高く、少ない足場のなか進むコースが多い。全10コースで、マップ上の敵はチョロボン。
- 1「わきだすブロックいっぱい 空の上」
パックンフラワーやズングリを避けながら空中を高速雲リフトで進む。
- 2「どったんばったんシーソーキノコ」
シーソーキノコや伸縮するキノコが多数設置されたアスレチックコース。
- 3「すすんでもどるリフトのおか」
矢印リフトに乗って進んでいくコース。あちこちでキラーが飛び交っている。
- 砦「かいてんスライドリフトのとりで」
2つセットで四角形に動くリフトを乗り継いで塔を登っていくコース。ボスはカメックとの直接対決。
- お化け屋敷「とびらがいっぱいオバケやしき」
エントランスに多数の扉があり、扉の先の部屋を通ることでエントランスの構造を変えながらゴールを目指す。迷いやすいうえに制限時間が短く、難易度が高い。城への近道へと続く隠しゴールがある。
- 4「はねまくれ ぼよよん雲であそぶ空」
雲トランポリンが多数登場する。
- 5「空中みずで空中さんぽ」
空中に水が多数設置され、泳ぎながら進む。後半は水中にチョロボンがいる。
- 6「すすめスネークブロック きりの谷」
スネークブロックに乗って空中を進んでいく。道中でキリフキーが霧をふきかけ、視界を悪くしてくる。
- 城「ルドウィッグのレールブロックの城」
レールに沿って動くブロックを乗り継いで進む。途中でメガブロスが地響きで妨害してくることがある。ボスはルドウィッグ。
- 飛行船「せまりくる! きょだいせんかん」
強制スクロールのコースで、前半は上からの巨大な手(メカハンド)をよけながら進み、後半はリモコン線リフトで移動する。ボスはクッパJr.。
ピーチ城(ワールド8)
クッパによって変わり果てた姿のピーチ城。周囲のお堀にたたえられた水は溶岩に替えられてしまっており、城への道程は困難を極める。また、城の内部自体にも大きく手が加わっており、もはや元の面影はない。全6コースで、全ワールド中コースの数が最も少ない。
今作は乗っ取られたピーチ城が最後の舞台であるため、クッパ城は存在しない。
- 1「マグマとほのおで足もとグラグラ」
火山弾が降ってくる中で、マグマに浮き沈みする足場を乗り継いでいくコース。かなり難易度が高い。ロックさんみゃく-砦と同様、隠しゴールはハッキリわかるところにある。
- 2「パニックようがんクルーズ」
後ろから迫り来る毒ガスに当たらないよう、人数制限リフトで逃げていく。『NewスーパーマリオブラザーズWii』の5-4と8-1を足したようなコース。
- 3「ようがん波とネジ式リフト」
周期的にマグマの水位が上下しており、固定足場とこでかメットを利用して地底を進んでいく。『NewスーパーマリオブラザーズWii』の8-2によく似た雰囲気を持ち、BGMも8-2と同じである。
- 4「ほのおがふりしきるガケのはざま」
火山弾が降ってくるコース。途中で壁を上り下りできる個所もある。隠しコースでは唯一中間ポイントがある。
- ピーチ城(下層)「のっとられたピーチ城」
上昇するマグマに当たらないよう、人数制限リフトで上へ昇っていく。途中でクッパびりびりが行く手を阻む個所もあり、難易度はかなり高い。
- ピーチ城(上層)「けっせん! ピーチ城」
前半はクッパJr.が妨害してくる中を進み、後半はラストボスのクッパと2連戦で直接対決する。2回目の戦いではクッパJr.が一緒に襲ってくる。
スペシャルスター(ワールド9)
ピーチ城をクリアすると出現するスターに囲まれた世界。各ワールドのスターコインを全て集めることで、そのワールドに対応したコースがプレイできるようになる。このワールドは、ワープ土管を利用しないと行くことが出来ない。
- 1「そうかい! 青空ほねコースター」
「ドングリへいげん」のスターコインをすべて集めると開放される。ほねコースターに乗って、でかチョロボンを避けながら進んでいく。
- 2「はしって はしって はしりまくれ!」
「デザートさばく」のスターコインをすべて集めると開放される。Pスイッチでコインをレンガブロックに変えて進んでいく。通常コース最難関との声も多い。
- 3「にげきれ! 大ぐちのバクバク」
「ミントしょとう」のスターコインをすべて集めると開放される。後ろから迫るバクバクから逃げる水中コース。
- 4「ツルツル! 氷どうくつのぶらぶらハンマー」
「フローズンだいち」のスターコインをすべて集めると開放される。振り子のように動くぶらぶらハンマーが多く存在する。
- 5「きょうふ! かいてん足場のせかい」
「ソーダジャングル」のスターコインをすべて集めると開放される。回転足場を乗り継ぎながら、毒沼を渡っていく。
- 6「きょだい! ファイアバーのガケ」
「ロックさんみゃく」のスターコインをすべて集めると開放される。巨大なファイアバーが多く存在する。
- 7「ジュゲム! ジュゲム! ジュゲム!」
「マシュマロうんかい」のスターコインをすべて集めると開放される。ジュゲムが多く登場する。スライドリフトが多い。
- 8「足もと注意! てっきゅうのふりこ」
「ピーチ城」のスターコインをすべて集めると開放される。巨大な鉄球がコース全体に配置されている。主な足場はちくわブロック。
- 9「おいかけろ! だいじなコウラ」
「スペシャルスター」の他のコースのスターコインをすべて集めると開放される正真正銘の最後のコース。ノコノコのこうらを利用して、ブロックを壊してスターコインへの道を切り開いていく。
此処では、これまでの激ムズステージでかなり激減された機を増やすことができる、ボーナスステージのような場所である。
ひみつのしま
「ピーチ城」をクリアすると出現する小さな島。トッテンが住み着いている秘密の小屋で、これまで獲得したコインやアイテム、ゴールした回数などの様々な記録を確認できる。
登場キャラクター
プレイヤーキャラクター
ストーリーモードでの1人プレイはマリオのみ(おてほんプレイの途中で操作に切り替えた場合はルイージも操作可能)で、マルチプレイは1Pが自動的にマリオになり、2〜4Pはマリオ以外のキャラクターを選択してプレイする。
ストーリーモード以外のモードでは、1Pでもマリオ以外のキャラクターを選択してプレイでき、Miiをプレイヤーキャラクターとして選択することが出来る。
赤いぼうしのおなじみのヒーロー。スーパードングリでムササビマリオに変身。
緑のぼうしのおなじみの弟。『NewスーパールイージU』では兄を差し置いて大活躍?
『NewスーパーマリオブラザーズWii』に続いて、あおときいろのキノピオがプレイヤーキャラクターとして登場。能力はマリオやルイージと変わらない。『NewスーパーマリオブラザーズU デラックス』では通常カラーがきいろのみとなり、あおはきいろの色違いとされた。あおキノピオでプレイする場合、LまたはLRボタンを押しながら決定すると選択できる。
アイテムを盗んで去っていくドロボウ。一人プレイ時に特定のコースで出現する。時間内に捕まえると特殊なアイテム「Pドングリ(パワードングリ)」を入手できる。
『NewスーパールイージU』からはプレイアブルキャラクターとして登場。敵に触れてもダメージを受けないが、アイテムを取れない。
『NewスーパーマリオブラザーズU デラックス』の新規プレイヤーキャラ。新アイテムのスーパークラウンを取るとキノピーチに変身する。
ノンプレイヤーキャラクター
この項目ではプレイヤーが操作するキャラクターではない重要キャラクターについて記述する。
たびたびクッパにさらわれるキノコ王国のお姫様。今回はさらわれるのではなく、ピーチ城を乗っ取られたために、やはりマリオ達に助けを求める。
クッパ軍団のボス。ピーチ姫をさらう大魔王。しかし今回はピーチ姫をさらっていくのではなく手下と共にピーチ城を乗っ取る。
- クッパの手下(クッパ7人衆)
『New スーパーマリオブラザーズ 2』に引き続き登場。今回の戦う順番はレミー、モートン、ラリー、ウェンディ、イギー、ロイ、ルドウィッグ(ただし、ラリーとウェンディは順番が代わる可能性がある)。
クッパの息子。『New スーパーマリオブラザーズ Wii』以来の7人衆との共演。「ソーダジャングル」と「マシュマロうんかい」にある飛行船のボスで、クッパJr.クラウンに乗って登場する。今作では潜水艇仕様のものも登場する他、「ピーチ城」の上層では巨大化したクッパと共に現れて父を援護する。
サポートキャラクター
『NewスーパーマリオブラザーズWii』に続いて登場。特定のコースで協力してくれるのみで、ゴールすると別れてしまう。緑・黄色・ピンク・水色のヨッシーが登場した『NewスーパーマリオブラザーズWii』と異なりこちらでは緑のヨッシーのみ。
- ちびヨッシー
New スーパーマリオブラザーズシリーズとしては初登場。色によって能力の違う3種類が登場。
大きな敵以外は大抵は食べてしまえるが、『スーパーマリオワールド』とは違い、いくら敵を食べても大人になることはない。また、大人のヨッシーが苦手とするオバケも平気なようで、オバケ屋敷でも平然としており、テレサだろうと構わず食べてしまう。
持っていると水中の移動がしやすくなり、また水中スピンで速く移動することもできる。
下記のうち、アワちびヨッシーとフウセンちびヨッシーはワールドマップで出会い、連れ歩くことができる。ただし、砦や城、飛行船には連れていけない。ヒカリちびヨッシーだけは特定のコースでしか出会えず、ゴールすると別れてしまう。
風船のように膨らみ、上昇することができるピンクのちびヨッシー。一度に何回も上昇することができるが、上昇できる高さは回数を重ねるごとにだんだんと低くなっていき、やがてしぼんで落下する。
泡を吐く、青いちびヨッシー。泡に当たった敵は、コインや1UPキノコなどのアイテムに変わる。また、吐いた泡を踏んでジャンプすることも可能。
光ってライトの役割をする、黄色いちびヨッシー。暗闇を照らすだけでなく、一瞬だけ強く光って敵を驚かせることもできる。ヒカリちびヨッシーをゴールポールまで連れていくと、1UPできる。
関連動画
関連タグ
NewスーパールイージU NewスーパーマリオブラザーズUデラックス