ULTRAMAN:RISING
うるとらまんらいじんぐ
Netflixが製作・配信する、ウルトラマンのCG長編アニメ映画。2024年6月14日全世界配信。
円谷プロダクションと米国のVFX映像会社インダストリアル・ライト&マジック(ILM)の共同制作。
監督は、シャノン・ティンドルとジョン・アオシマが共同で務める。ティンドルは脚本家として映画『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』やNetflixオリジナル作品『オリー』で高い評価を得たクリエイターであり、これが監督デビュー作となる。
なお両名とも「ツブコン」にプライベートで来場するほどのウルトラシリーズファンである。本作はもともとウルトラマンに着想を得て彼らが企画したオリジナル作品であり、登場するのはあくまでウルトラマン“風”の巨大ヒーローである予定だったが、円谷プロともかかわりのあるNetflixが「せっかくだからパロディではなく本物のウルトラマンで作ってみたらどうか」と両者を引き合わせたことにより、本当にウルトラマン作品として実現したという。
Netflixで配信されるウルトラシリーズはULTRAMANに続いて2作目である。
ティンドル監督は三部作を目指しているとコメントしている。
野球界のスター選手、サトウ・ケンのもう一つの姿、それは地球を守るスーパーヒーロー「ウルトラマン」。その役割を担うべく、ケンは帰国して日本球界の一員として、試合に臨む。しかし、突如出現した強大な怪獣ジャイガントロンによって平和な日常は破られるのだった。
ケンはウルトラマンとなって戦いに挑むが、迫りくる怪獣の攻撃は激化する。そんな中、ケンは、「宿敵」の子である“赤ちゃん怪獣”の世話を任せられるという、思いもよらない事態に陥る。そして、新米パパとして奮闘しながら、疎遠になっていた父親のとの関係や「ウルトラマン」であることの本当の意味と向き合うことになるのだった…。
当記事ではCVはキャスト欄と分けている。
主人公。野球界のスター選手にして、ウルトラマンへと変身して怪獣と戦うヒーロー。アメリカで活躍していたが父にある理由で呼び戻され日本に帰国、ジャイアンツに在籍する。エゴイスティックなところがあり、「俺がチームを優勝させますよ」と豪語していたが………
ケンが変身するウルトラマン。体の模様や形状は初代ウルトラマンによく似たシンプルなデザインだが、たくましく広がった胸板に細いチキンレッグという、いかにもカートゥーン然とした体型。またウルトラマンパワードと同じく青色の目をしている。
予告編では変身アイテムは登場しておらず、ケンが光に包まれてそのまま姿を変えている。
ケンの父親。ケンとは疎遠になっていたが、ある理由で日本に呼び戻す。
ケンを取材するジャーナリスト。シングルマザーでもあり、ケンからエミの育児について相談を受ける。
怪獣防衛隊に所属する科学者。怪獣に対し並ならぬ憎悪を向けており、エミを研究対象としてアオシマら部下に捕獲を命じる。
ウルトラマンであるケンをサポートするAI。
オンダの部下である怪獣防衛隊の隊員。娘と息子がいる。
エミの親たる翼竜タイプの巨大怪獣。
自身の子であった卵を怪獣防衛隊から奪還するが…………
ケン=ウルトラマンが世話をする事になってしまった赤ちゃん怪獣。あくまで怪獣なので、ウルトラマンから見れば赤ちゃんサイズだが、人間にとっては十分に巨大生物である。
烏天狗を思わせるくちばしやトサカが特徴で、初代ウルトラマンの没デザイン・企画である「科学特捜隊ベムラー」時代のベムラーに似ているとも言われる。
メインキャスト
原語版のその他キャスト
キャラクター名 | キャスト |
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イトウ | フランソワ・チャウ |
オンダの妻 | ブリタニー・イシバシ |
監督 | シャノン・ティンドル |
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共同監督 | ジョン・アオシマ |
脚本 | シャノン・ティンドル、マーク・ヘイムズ |
プロデューサー | トム・ノット、リサ・プール |
制作会社 | 円谷プロダクション、インダストリアル・ライト&マジック (ILM) |
著作権表記 | ©円谷プロ |