※同作の主人公については「ベヨネッタ」を参照のこと。
スペック
機種 | Xbox360/PlayStation 3 |
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ジャンル | クライマックスアクション |
発売日 | 2009年10月29日 |
価格(税込) | 7,980円/3,990円(廉価版) |
販売元 | セガ |
開発 | プラチナゲームズ ※PlayStation3版はネクスエンタテインメントによる外注開発 |
CERO | D(17歳以上対象) |
移植版
機種 | Wii U | Steam | Nintendo Switch | PlayStation4/XboxOne |
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発売日 | 2014年9月20日 | 2017年4月11日 | 2018年2月17日 | 2020年5月28日 |
価格(税抜) | 7,700円 | 2,190円 | 3,480円 | 3,990円 |
販売元 | 任天堂 | セガ | 任天堂 | セガ |
備考 | 『BAYONETTA2』とのセット | VANQUISHとのバンドル版もある | 初発売時はダウンロード版のみだったが、2022年9月30日にパッケージ版が発売 | VANQUISHとのセット。Xbox版は国内未発売 |
概要
BAYONETTAシリーズの第1作。発売元はセガ(WiiU版・Switch版は任天堂)。
神谷英樹ディレクターが過去に製作したデビルメイクライ同様、ダイナミックなアクションを特徴とするゲームである。また神谷は、3Dアクションゲームを「更なる次元に引き上げる」ことを目指して本作の制作を行っていると公式ホームページで明言している。
数多くのパロディがちりばめられており、『ファンタジーゾーン』や『スペースハリアー』等のセガ製品のほか、『デビルメイクライ』や『大神』といった過去に開発に携わった製品のみならず、『HALO』といった他社製品もさりげなくネタにされている。
WiiU移植版は任天堂が発売元を担当しているためか、コスチュームに任天堂キャラクターの要素が追加されている。
Xbox360版は下位互換機能で、XboxOne及びXboxSeriesX/Sに対応。OneXやSeriesX/SではXbox One X Enhanced非対応ではあるが60fpsと画質の向上を実現している。
ストーリー
20年前に泉の底に沈む棺から蘇った魔女ベヨネッタ。
自身が魔女であること以外は殆ど思い出せないまま天使を狩る日々を送るが、突如舞い込んだ情報に導かれヨーロッパの辺境「ヴィグリッド」へとたどり着く。そこには彼女の行く手を阻むおぞましい姿の天使たちが迫っていた…。
登場人物
記憶を失った魔女。
両手両足に装備した四丁一組の銃『スカボロウフェア』を駆使した格闘術「バレットアーツ」の使い手。
銃以外にも様々な拷問器具や刀、ムチなどを操るほか、自身の長い黒髪を依り代に魔神や魔獣を召喚する「ウィケッドウィーブ」によって敵を一掃する。初期コスチュームの黒いボディスーツは彼女の髪の毛で、ウィケッドウィーブ使用時や魔獣召喚時には肌が露になる。
トーチャーアタックや大魔獣召喚などは全てエノク語のセリフで召喚しており、天使も全員エノク語を使っている。
エノク語とは、16世紀にイギリスの王位の宗教顧問「ジョン・ディー」が研究していた、天使が喋るとされた言語。神がバベルの塔を破壊し、人類にそれぞれ異なる言語を話させるようにする前に使われていた世界共通言語でもある。
ベヨネッタと同じ「バレットアーツ」の使い手で両手両足に装備した四丁一組の銃『オール・フォー・ワン』を使用する。
天使と行動を共にしており、ベヨネッタの行く先々で現れ彼女を挑発する。ベヨネッタとは対照的に銀髪で赤いボディースーツを身に纏っている。ベヨネッタの過去を知っているようだがその思惑は不明。
なお、難易度ノーマルで全チャプターのリザルトをプラチナアワード以上にするか裏技(ヘイロウを消費)で使用可能キャラとして登場する。
フリーのジャーナリスト。20年前にベヨネッタの目覚めと同時に父が四肢を引き裂かれ死亡する様を目撃して以来彼女を父の仇とし、その正体を暴くことを目的にベヨネッタを追い続ける。
レザースーツの袖にフックショットを仕込んでおり、危険な場所にも臆する事無く飛び込んでいく。直情的な性格でベヨネッタに「チェシャ猫」とからかわれる事が多いが、時には彼女を出し抜く活躍を見せる事もある。フルネームはルカ・レッドグレイブ。
スラム街でバー「The Gates of Hell」を営むバーテンダー。
裏では武器の製造と販売を請け負う闇商人の顔があり、その筋では“魔界のガンスミス”と呼ばれている。物静かな性格だが巨体から滲み出る威圧感は相当なもので、店での抗争はご法度と言われるほど無法者達から一目置かれている。
ベヨネッタの名付け親でもある。「スカボロウフェア」を初めベヨネッタに様々な武器や道具を提供するが、その理由は不明。「天使の歌声」と呼ばれるレコードと引き換えに武器を調達してくるが、調達は命がけらしく、いつも血まみれになって武器を持ってくる。
街のゴロツキから悪魔狩人のなんでも屋まで、相手を選ばず商売をする裏社会の情報屋。したたかで抜け目ない性格と危険を嗅ぎ分ける嗅覚を駆使して裏社会を渡り歩いてきており、豊富な人脈と情報網を持つ。ベヨネッタとは腐れ縁で、様々な情報を斡旋する代わりに多額の報酬を要求するが、彼女が関わるたびに何かと散々な目にあっているらしい。愛妻家で子煩悩。
とあるきっかけからベヨネッタ、ルカと行動を共にするようになる少女。
天使を見ることができ、彼女自身も天使に追われている(主にビラブドとか)。
大事に抱えているぬいぐるみの名前はチェシャ。
劇場版アニメ
2013年11月23日から2週間の限定で長編アニメ『BAYONETTA Bloody Fate(ベヨネッタ ブラッディフェイト)』が公開された。
制作は『ストライクウィッチーズ』などでおなじみのGONZO、監督は『アフロサムライ』の木﨑文智が務める。
主人公「ベヨネッタ」には、ゲーム発売時にもTV-CMや特番等で吹替えを担当した田中敦子。
その他、園崎未恵・玄田哲章・高木渉・浪川大輔・沢城みゆき・若本規夫と豪華声優陣が声を当てている。
本作のキャスティングは後のゲームにて、続編『2』『3』やWiiU、Steam、PS4移植版の『1』にも引き継がれている。これらのゲームでは英語音声(日本語翻訳字幕付き)と自由に切り替えができる。
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PlayStation 3 PlayStation 4 Xbox360 XboxOne(下位互換機能により対応)