まどあん
まどあん
『魔法少女まどか☆マギカ』の登場人物、鹿目まどかと佐倉杏子のカップリング・コンビ。
また、藍と悠木が勝つストーリーもこの2人の関係のタグである。
初対面は第5話。
このとき他人のため魔法を使わないことを重要な規範とする杏子が、躊躇わず闘いに巻き込まれないようまどかを魔法を使い、結界で庇った。
第9話で杏子はほむらと同様まどかの契約に反対する立場をとった。
当初杏子ははまどかのさやかとの友情をバカにしていたが、やがてそれをも尊重して彼女がさやかを取り戻すことへの協力を申し出た。まどかは応諾、彼女に続いて危険地帯に踏み入れる決意をしたのであった……
威圧的な態度を取る事が多い杏子が、まどかに対しては優しい口調で接していたのもポイント。
TVアニメ版、劇場三部作、コミカライズ版、the Different Storyなどの媒体で、まどかだけは一貫して杏子の渡す食べ物を受け取り食べている描写がある。
なお、まどかの担当声優の悠木碧はオーディオコメンタリーや特典CDの声優トークなどで、自分のお気に入りキャラクターは杏子だと発言したことがあり、杏子は色々な人から愛されているキャラである。
二次創作においては平和的かつ円満な関係を描いた作品が多い。両者ともに、美樹さやかとの関わりが深く、この三者でのイラストも見られる。
テレビアニメ第5話
会話こそなかったが、杏子はまどかが戦闘に巻き込まれないように魔法の結界で保護した。
第7話で杏子が家族の心中を惹起してしまった経験から他人のため魔法を使わないことを重要な規範としていると判明し、更にはさやかにもこの規範に従うよう指示して対立を解消し損ねるほどであった。
当の彼女はこの規則を破ってでも初対面の、一般人であるまどかを庇った。邪魔が入ると面倒であるから、という解釈もあるが、杏子はこの時点ではまどかが契約しようとしても止めようとはせず彼女の介入に関しては無頓着だった。
テレビアニメ第9話
杏子が、まどかとさやかが親友の間柄だと理解していたことが明らかになった。まどかに対して同情的な言動をとり、回収したさやかの遺体を見せしめに使うというほむらの仕打ちに激怒した。
これを受けて『さやかを救う』という目的のため、協力関係を築くことを杏子が提案し、まどかは受け入れる。
杏子はさやかの心を取り戻せるのはまどかだけだと発言し、まどかの契約に反対していたため、まどかが魔法を使わなくてもさやかを復活させられると考えていたようだ。
実行の際もさやかの心を取り戻すため語りかける役割をまどかが引き受け、杏子はまどかに魔法少女としての力を貸す、すなわち魔女の攻撃を防いで安全を確保するという役割分担を行った。奇跡を起こす愛と勇気は、専らまどかのそれを指していたのかもしれない。
独白を別として杏子がが言い遺した言葉はほむらへまどかを託すというものであった。
杏子は9話の時点でほむらがまどかを守ろうとして戦っていると理解できた唯一の人物でありその背景にはまどかに対する感情や行動原理の類似性があったのではないだろうか。
杏子は魔法少女の運命からまどかの幸福を守るため戦い、最後までその役割を果たし魔女を倒して戦死したというのも事実である。杏子の死に何か肯定的な意味があるとすれば、まどかがそのことを記憶して以後軽率な契約をするそぶりを見せなくなったことかもしれない。
テレビアニメ第11話と第12話
まどかはほむらの自宅を訪ねた際杏子の話題を口にした。 →詳しくは九話組
まどかは杏子から言われた通り選択の余地がなくなるまで、ほむらな敗北を見届けるまで契約を保留した。
第12話ではマミと杏子がまどかと語り合う場面があり、杏子が彼女の契約に反対していたことを意識したうえでまどかが決断を下したことが暗示される。
まどかは希望を持つこと自体への代償である魔女化という現象を消し去ったが契約なくして奇跡を起こせないというシステムを変えなかった。魔法少女は戦わなければ奇跡を起こすことのみで満足して消滅しなければならない。未契約の少女へ力を貸して奇跡を起こすという杏子の失敗した試みから教訓を得た結果かもしれない。
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