ザラ隊

ざらたい

『機動戦士ガンダムSEED』に登場するザフト内の分隊の一つ。

概要

アスラン・ザラ率いるザフトの分隊(もしくは小隊)。

元々はクルーゼ隊であったが、地球降下の際にバラバラになってしまい、23話目にて再結集した際にアスランをリーダーとした4人で結成される運びとなった(ザフトには階級制度が無いので「一番階級が上だから○○を隊長とする」という事は基本行われず、推薦・協議か格上からの命令でリーダーを決定する事となる)。

メンバーの4人は士官学校卒業時BEST10の証である赤服であり、同期の桜。

劇中での動向

オーブ連合首長国近海で地球連合軍・アークエンジェルと交戦、撃沈寸前まで追い詰めるもオーブの領海を侵犯しかけたために撤退。その後、モルゲンレーテ社の職員を装ってオーブへ潜入する。この際、キラ・ヤマトと邂逅している。

キラがいたことからアスランはアークエンジェルが未だオーブにいると確信、イザーク・ジュールらの反対を押し切って領海外で網を張る。待ち伏せには成功しストライクとの交戦に入るが、最終的にブリッツを撃破されニコル・アマルフィが戦死。

怒りに燃える3人は再度アークエンジェルおよびストライクと交戦、アスランのイージスがストライクに組みつき自爆することで撃破に成功した。一方、バスターはスカイグラスパーとの戦闘の末墜落して行動不能になり、ディアッカ・エルスマンは投降。ディアッカは捕虜となり、バスターも奪還された。

アスランは一時MIAとなるものの復帰。ストライクを討った功績が評価され国防委員会直属の特務隊へ転属となったため、ザラ隊は解散となる。残ったイザークはクルーゼ隊に戻った。

所属人物/機体

• アスラン・ザラ / GAT-X303 イージス
• イザーク・ジュール / GAT-X102 デュエル
• ディアッカ・エルスマン / GAT-X103 バスター
• ニコル・アマルフィ / GAT-X207 ブリッツ

いずれも機体は初期GAT-Xシリーズ…即ち全て連合からの鹵獲機であり、ザフトの一部隊であるにもかかわらず機体にザフト製のMSが1機も無い。デュエルのみ独自開発された専用の強化外装を纏っている。

余談

続編『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』において、アスランの率いる少数精鋭チームはミネルバ隊でありザラ隊の名称は使用されていない。ただしアスランが任されているのはMS隊の指揮のみで、ミネルバ隊の隊長はタリア・グラディスであることに留意。

関連イラスト

【ガンダムseed】by阿夜夜ザフトレッドby貼るカイロ

関連項目

機動戦士ガンダムSEED　ザフト　アスラン・ザラ　クルーゼ隊

ガンダムチーム　四人組/四人衆